賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

「ツリバナ」の実

2022年10月26日 | 植物

ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木「ツリバナ(吊り花)」。


北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の落葉広葉樹林中の谷筋に多く生育する。8月末の果実の様子。


葉は対生し、長さは3.5~10cm。卵形や長楕円形と、やや変異が大きい。葉柄は短く、長さ3~10mm。



果実は長い果柄にぶら下がって稔る。球形で直径1cmほど。9月の終わり頃には赤く熟す。


5つに割れて中から朱色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す。なかなか果皮から離れず、鳥に食べられる。


2009年4月末に撮影していた花。樹高1~4m、花径7~8mm、花期4~6月。花言葉は「片思い」など。



この画像をクリックするとダリア「夢芝居」を主にした秋田国際ダリア園で撮影したダリアのスライドショーが見られます。


「ガマズミ」の実

2022年10月25日 | 植物

レンプクソウ科ガマズミ属の落葉広葉樹の低木「ガマズミ」。


日本の北海道南西部、本州、四国、九州に分布、山地や丘陵地の明るい林や草原に自生する。


晩夏から秋にかけ3~5mm程の果実をつけ、赤く熟して表面に白っぽい粉をふく晩秋頃が美味になる。


食用のほか、焼酎に漬けて果実酒にも利用できる。枝は柔らかで折れにくく、何かを束ねる時に使った。


樹高2~3m、花は撮影してないが、5~6月に白い小さな花が咲くらしい。花言葉は「結合」など。



この画像をクリックするとダリア「夢芝居」を主にした秋田国際ダリア園で撮影したダリアのスライドショーが見られます。

コブシの実

2022年10月19日 | 植物

モクレン科モクレン属属の落葉高木「コブシ(辛夷)」の実。


果実はやや扁平な球形で長さ5~15cmの集合果。未熟果は緑色。


秋に熟すと自然に裂け、中から赤い「仮種皮」に包まれた種子が白い糸を引きながら垂れ落ちる。


コブシの名前は、ゴツゴツした果実の形を握り拳に見立てたとか、つぼみの形あるいはつぼみの開花する様子が握り拳に似るからとの説がある。


蕾や果実は噛むと特有の香りと辛みがある。食用にはならず、染料として使われる。


2009年3月末に撮影していた花。樹高5~20m、花径6~10㎝、花期3~4月。花言葉は「歓迎」「友情」。


この画像をクリックするとダリア「夢芝居」を主にした秋田国際ダリア園で撮影したダリアのスライドショーが見られます。

ベンケイソウ

2016年12月21日 | 植物

撮りためていた画像から、

2011年に撮っていた「マザーリーフ」。


ベンケイソウ科カランコエ属。セイロンベンケイソウとも呼ぶ。


ここからの2枚は2015年12月に撮影したもの。


葉っぱの縁から新しい芽が生えてくる多肉植物。

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そして「コダカラソウ」の名札がついたのもありました。
園芸名では「シコロベンケイ」と呼ぶ、と注釈がついていました。


「シコロベンケイ」の名札がついたのもありましたヨ。

「けいとう」と「葉げいとう」

2016年10月27日 | 植物
25日の「神奈川県立フラワーセンター大船植物園」から、
昨日は帰りしなに撮ったコスモスでしたが、今日は入園して最初に撮った


「けいとう」と「葉げいとう」を。


これは「けいとう」の羽毛咲き種“センチュリーミックス”。




赤い葉げいとうは“アーリースプレンダー”カラフルなのは“トリカラーパーフェクタ”というようです。


上の葉は鮮紅色と黄色の複色で、下の葉が緑の三色でトリカラーなんでしょうね。

春の七草

2016年01月07日 | 植物

1月7日は七草粥ということで、私も小さな土鍋で作りました。
材料は手軽な乾燥野菜の春の七草を利用しましたがね (*^_^*)


こちらは今日の午前に撮影した春の七草の寄せ植え。
せりなずな、 ごぎょうはこべらほとけのざ、 すずなすずしろ、春の七草
隠れている名札は、右端がセリ、後ろの大きい葉っぱがスズナ(カブ)とスズシロ(ダイコン)
左端にナだけ見えているのがナズナでしょう。


13年新春のは趣のある名札がついていました。

「マンリョウ(万両)」

2016年01月01日 | 植物
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2015年は「千両」で締めたので

2016年は「マンリョウ(万両)」で始めます。


「マンリョウ」はヤブコウジ科でブログに画像を載せるのは初めてのこと。
名前が縁起良く、色味の少ない冬場につく鮮やかな赤い色の果実が好まれ、正月の飾りに使われる。


果実は11月頃に熟し、春先まで枝に残る。


庭木や鉢植えとしても人気があり、黄色や白い実をつける品種もある。

「センリョウ(千両)」

2015年12月31日 | 植物
今年も今日1日だけになりました。
ブログの締めは何にしようかと考えた末に、
正月飾りに欠かせない縁起木のひとつで、冬に色づく赤や黄色の実を鑑賞する、

センリョウ科の「センリョウ(千両)」にしました。


ブログに「センリョウ」を直接載せたことはなく「ヒャクリョウ(百両)」と呼ばれる
「カラタチバナ」を紹介したときにふれただけでした。
マンリョウ(万両:ヤブコウジ科)、センリョウ(千両:センリョウ科)、カラタチバナが百両で、十両がヤブコウジ(ヤブコウジ科)、そして一両がアリドウシ(アカネ科)と、縁起木について記していました。


葉は濃い緑色で表面にはツヤがある。
長さ10cmほどの長楕円形でフチには、のこぎりのようなギザギザがある。


家の庭にも赤い実をつけるものがあって、


百均の飾りに付け加え、ちょっと見栄えをアップさせて新年を迎えます。

皆様どうぞ良いお年を。

多肉植物

2015年12月10日 | 植物
多肉植物をアレンジしたものがあったので撮ってきました。


品種名とか付いていれば書き加えられるのですが、


トンと疎いもので、


漠然と撮ってきたものをトリミングして


今日のアップはお気楽に終了。

でも、多肉植物の好きな人はこんな写真だけでも品種が分かっちゃうんでしょうね。

もこもこコキアの紅葉

2015年10月13日 | 植物
今日は平塚市の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」へ。
突然思い出してホームページを閲覧したら、秋のバラが見ごろとあったので衝動的に…。


最初の1枚は、1時過ぎにおにぎりを食べた後に撮った丹沢の山並み。
で、さっそくバラといきたいところですが、ローズフェスティバルのチラシに、


“もこもこコキアの紅葉”と載っていた植物をプロローグにと何となく決めて撮ってきました。


なかなかうまい具合には撮れなかったのですがね。それでもブログアップを準備して
コキアをネット検索したら、とんでもないことが判明しました(私が無知だっただけなんですが)


コキアはアカザ科ホウキギ属の一年草。南ヨーロッパ原産で日本へは中国より渡来。
和名をホウキグサといい、昔は茎を乾燥させてほうきを作っていました。
実(み)は“とんぶり”といい「畑のキャビア」として食用されています。
って、故郷の名産じゃないですか。
横文字になるとイメージが全く違っちゃいますね。


緑と赤のグラデーション状態の一画もありました。
こんな風に紅葉するんだなんてちっとも知らなかった。
“ホウキグサ” “とんぶり” “畑のキャビア”と、故郷自慢でよく口にしていたのにね。

コキアで検索すると茨城県の国営ひたち海浜公園が真っ先にヒットします。
圧倒的なスケールですので是非ご覧ください。
とんぶりのイメージしかなかった私は“どでん”してしまいました。
“どでん”は故郷ではよく使ってましたが、語源は“動転”でしょうね。

ハナミズキの果実

2015年09月23日 | 植物

昨日のツバキの実生苗を撮影していた時、そばに落ちていた赤い果実。


見上げたところにあるのはハナミズキ。果実らしいのは見えません。
目に入ったのは鳥の巣のあと。ちょっと粗いようですが、無事巣立ったんでしょうか。


ハッと気が付いて2階のベランダへ。ハナミズキの葉の上に、たくさんの実がついていました。
毎年、紅葉後の落葉の片づけにうんざりしていましたが、果実には無頓着でした。
今年の春のベニバナファナミズキ開花の様子はこちら


最後に果実のアップ。左上と下に見えるぷっくらとしたのは冬芽になるんでしょうか。

「パラグアイオニバス」

2015年07月24日 | 植物
22日の神代植物公園から。
前回は「ショクダイオオコンニャク」の開花展示を載せましたが、2012年9月21日に神代植物公園の
「ショクダイオオコンニャク」をブログで紹介したときは「パラグアイオニバス」がメーンでした。

その「パラグアイオニバス」が大温室の改修・増築工事のため、つつじ園横の池に仮住まい。


なかには強風のためか、ひっくり返って普段は見られない葉の裏を見せたものも。


葉の裏アップ。
網の目状に広がった太い葉脈はスポンジ状で空気を含み、葉脈の間にも空気がたまって強い浮力を持つ。
葉の裏には鋭いトゲがあるんですねぇ。


見慣れない鯉が泳ぐ池に置かれてオニバスもとまどっていますかね。
鯉は鯉で、円盤でも不時着したかと思っているかもしれません。

おうごんまさき と 黄金(おうごん)もち

2015年06月20日 | 植物
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から。


「おうごんまさき」
園のプレートから引用すると、
昭和48年頃に熊本県内牧温泉近くの農家にあったものを、元神奈川県職員が穂木で入手し、

自宅で挿し木した苗を大船植物園で譲り受け、増殖し普及しました。


新芽の黄金色が冴え、後に緑色になります。


こちらは、緑色の葉の部分を撮ってきたもの。
「マサキ(正木)」はニシキギ科ニシキギ属で、日本、朝鮮半島、中国原産。
以前は生垣によく使われたが、最近は斑入りの品種が観賞用に植えられることが多い。
花期は6~7月で小さな緑白色の花を多数咲かせる。
(無数に見えている小さな球体がもうすぐ花を咲かせるんでしょうね)
果実は11~1月に熟すと裂開し、赤い仮種皮に包まれた種子を出す。
園のプレートはひらがな表記だけでしたが、漢字だと「黄金正木」ですね。



近くに植えられていたのが「黄金(おうごん)もち」。(これも園の表記どおり)
プレートから引用すると、
もちのきの園芸種で、本種は相模原市内の植木生産者が実生したもののなかから新芽が黄色い固体を発見、増殖した系統で、当時の県園芸試験場相模原分場が有望種として普及を図りました。
この株は、当園で普通のモチノキに高接ぎして育成したものです。

春の新芽が黄金色で輝くように見えて、その後、緑色に変化していきます。
生垣やシンボルツリー、景観樹に適しています。


こちらは緑色の葉を写したものをトリミングしたものですが、赤い果実らしいものが見えました。

で、最初の全体写真を調べたら何個かありました。
モチノキは11~12月に赤く熟した1センチほどの果実が何個か固まってたくさんつくようなんですが…。
モチノキの花期は4月で、前年枝の葉の腋に黄緑色の花を多数咲かせる。
雌雄別株で、雄花は枝に密につき、雌花は緑色の子房が目立つ。