ひろしま美術館(広島市)で開催中の「宮廷画家ルドゥーテの美花選展」を観てきました。
新春から、花の絵画の鑑賞・・・もうすぐ春です。
このひろしま美術館。
第一地銀の広島銀行によって広島市中心部に設置された美術館。
創業百年を記念して昭和53年に開館しました。
ゴッホの庭園の絵、ルノワールなどの西洋絵画のコレクションで知られています。
ルドゥーテは、宮廷画家。
ナポレオンの妃ジョセフィーヌや王妃マリー・アントワネットも愛した「花のラファエロ」「バラのレンブラント」と言われています。
バランスのとれた構図、精緻な描写・・・本物の花より花らしい作品が続きます。
ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテ(1759年-1840年)
現在のベルギー南部サンチュヴェールに生まれ、フランスで活躍した植物画家。
フランス革命を前後して、フランスのセレブに好まれた宮廷画家でした。
マリー・アントワネットの蒐集室付画家を経て、ジョゼフィーヌの庇護のもとマルメゾン城館に集められた植物を克明に記録する仕事に携わりました。
期間中、美術館内のカフェ・ジャルダンでは、バロック風のスィーツ、本館ホールではチェンバロのコンサートが開催されます。
この「宮廷画家ルドゥーテの美花選展」・・・なかなか素敵な企画展です。
2月5日まで広島市のひろしま美術館で開催されています。