萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚350

2015-03-21 01:30:07 | 雑談寓話
秋、いきなり城戸さん(仮名)と駅で再会した。

「軽く呑もうよ?久しぶりに話したいな、」

って訊かれて、
まだ19時前だし断る積極的な理由は特にない、
で、呑むことになり差し向かいの席で城戸さんは言った、

「お互いもう転職したんだしさ、気楽なぶっちゃけ話しようよ?」

そんな気楽しちゃって大丈夫?笑
なんて心配ごと話を振ってみた、

「カワダちゃんには話、聴いてんの?笑」

どうせ聴いていないんだろうな?
そう想ったまんまソツない笑顔は言った、

「お互い話すことはたくさんあるけど、」
「じゃ、同期に話した日のことは訊いた?笑」

たぶん半分しか聞いていないだろう。
もしかして25%も無いかもしれない、そんな推測どおり言われた、

「皆に話すの恥ずかしかったーって言ってたよ、俺もあの職場には話してないし、」

これは気づいていないんだろうか、それとも解ってスルーだろうか?
こんな返事に訊いてみた、

「カワダちゃん孤立しちゃってるよ、どうせ辞めるからって気にしないんならソレでいいだろうけどさ?」
「え、孤立?」

訊きかえしてくる貌は解ってない顔で、
そんな貌に可笑しくて言ってやった、

「気づいてないんだ?御曹司クンのことは小さいこと空気シッカリ読んでたのにさ、婚約者のことは読めないんだな、」

結局は自己保身だ?

城戸さん=花サンの同期と結婚予定、かつ御曹司クンとXXX的あれこれあった人

だから自己保身のために「空気シッカリ読んで」は大事なんだろう?
そんなこと思い出しながら久しぶりにその話題へ入った、


ちょっと書いたのでUPします、
コレや小説ほか楽しんでもらえてたらコメント&バナーお願いします、

取り急ぎ、



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