「私は他人事ジャなかったよ、自分も言われるんだなーって…」
と、花サンがため息ついた夜@某所ダイニングバー、
そんな台詞から見える状況に訊いてみた、
「御曹司クンと結婚の話もしてる?笑」
お互い社会人、それなら結婚話も当たり前。
しかも「御曹司」ならなおさらだ、そんな現状に花さんは言った、
「なんにも彼は言わないよ、私は意識してないって言えば嘘だけど、」
なんだか微妙な答だな?そんな感想に笑った、
「花サンは意識してるから、カワダちゃんに対する同期の反応も意識しちゃうんだろね、」
自身と重ねるから意識する、そんなこと当たり前にあるだろう。
だから訊いたら花さんはため息ついた、
「そうよーだから御曹司サンの無反応が悔しいのよ、」
ふたり見解まったく違うんだ?
そんな発言に重ねて訊いた、
「結婚に対する温度差があるんだ?」
「あるね、でも私だってホントに彼と結婚したいのかは解んない、」
解んない、
そう言ったトーンは投げ出すみたいで、
放り出すホンネが解るようで訊いた、
「カワダちゃんと城戸さんの結婚について、御曹司クン無反応なんだ?笑」
無反応、だからこそ本音が透ける。
そんな状況がわかる気がした酒のテーブル、花サンは言った、
「前はね、城戸さんのコトすごい話題にしてたんだよ?それが結婚については無反応って怪しいじゃない、自白されてるようなもんだよ、」
こんなふうに秘密は綻びる、
こんな破綻に困りながら少し笑った、
「城戸さんが結婚することにショックなんだ?御曹司クン、笑」
「うーん、城戸さんが、じゃないかも?」
なんて言った花サンの視線こっち見てしまう、
その言いたげな言葉も敢えて気づかないフリで冷酒を注いだ。
第75回 昔書いたブログも読んで欲しいブログトーナメント
出先ですけど少し書いたのでUPします、
コレや小説ほか楽しんでもらえてたらコメント&バナーお願いします、
取り急ぎ、
智
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自身と重ねるから意識する、そんなこと当たり前にあるだろう。
だから訊いたら花さんはため息ついた、
「そうよーだから御曹司サンの無反応が悔しいのよ、」
ふたり見解まったく違うんだ?
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「結婚に対する温度差があるんだ?」
「あるね、でも私だってホントに彼と結婚したいのかは解んない、」
解んない、
そう言ったトーンは投げ出すみたいで、
放り出すホンネが解るようで訊いた、
「カワダちゃんと城戸さんの結婚について、御曹司クン無反応なんだ?笑」
無反応、だからこそ本音が透ける。
そんな状況がわかる気がした酒のテーブル、花サンは言った、
「前はね、城戸さんのコトすごい話題にしてたんだよ?それが結婚については無反応って怪しいじゃない、自白されてるようなもんだよ、」
こんなふうに秘密は綻びる、
こんな破綻に困りながら少し笑った、
「城戸さんが結婚することにショックなんだ?御曹司クン、笑」
「うーん、城戸さんが、じゃないかも?」
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