春ふる雨、花見の山
山岳点景:春山雨情
山は桜の季節、薄墨色の空にも雨光る花。
紅濃やかなのは彼岸桜の一種、
あわい薄紅は里桜といえばの染井吉野ソメイヨシノ、
寒冷地の春は梅桃桜が一斉に花開きます、
山も今、梅光る春雨のとき。
山ふところの集落、雨ほころびだす枝垂れ桃。
雨中雨後の山は滑りやすい+崩れやすいので要注意、そんなおかげで足もとの花に気づけます。
そんな森の雨足もと純白の滴きらめく菫スミレ、葉が落葉に埋もれて種類ちょっと判別できないんですけど、笑
地味めだけど個性的な花は一人静ヒトリシズカ。
古名は吉野静、源義経の愛妾・静御前になぞらえた花です。
スミレが咲く森は春植物をよく見ます、
スプリング・エフェメラル=春の妖精と呼ばれる春植物といえば片栗カタクリ、
最初の発芽から7~8年経て花ひらく片栗、
長い時間たんたん過ごして咲いて、空あおぐ雫にまぶしい紅藤色。
山の春、桜あおぐ足もとも万朶の春です。
休憩あいま山の花見@写真でも、笑
撮影地:森@山梨県、神奈川県
山歩きは装備きちんとで・低山でも危険は変わりません。
○登山靴×パンツ×重心を崩しにくい服装・装備にて、足元要注意で歩いてください。
○降雨・雨後の山は水分で土が緩み、滑りやすく崩れやすいため危険です。
○春の山は冬眠明け、空腹×身軽な動物たちに追われたら命に関わります。熊鈴+周囲への注意を怠らず遭遇を避けてください。
○山野草の盗掘は窃盗罪+条例違反の罰則にふれます、研究目的であっても関係各所に無許可の採取は犯罪です。
○自生地は三脚禁止がアタリマエ、落葉や地中の芽をつぶす危険があるため三脚使用禁止が常識です。
※斜面での三脚使用は不安定→転滑落事故につながります、自身の安全のためにも使用NGで。
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