こんばんわ、眠いです、笑
でもバナー押して下さる方いらしゃるので続きUPします、楽しんでもらえてたら嬉しいんですけど。
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚108
7月連休最終日、横浜に向かう電車でメールがきた
From:御曹司クン
本文:徹夜明けデートって元気だなーなんか悔しいから俺も夜出かけるもんね、そっちも楽しんできて(顔文字笑顔)
悔しいんだ?笑
こんなこと言ってくるの可笑しかった、
こういう御曹司クンだって職場の皆が知ったらどうなんだろう?
そんなギャップが可笑しいまんま横浜駅に着いて、待ち合わせの花屋に行った。
で、久しぶりの友達は綺麗になってた、
「久しぶりハル、先輩となんかあった?笑」
多分そういうコトだろう?
そんな推定にハルは明るい泣き笑いした、
「なんもかんもあらへんわぁ、ちょっと聴いてエな、」
こんな素の喋りな時は混乱気味、笑
両親が河内×京都だからハルの言葉はどっちも交ざる、
で、ソレが出てるなら混乱=やっぱりなんかあったんだろう?それでも明るい笑顔で言った、
「あんなあ、ほんまようワカランねん、あかんたれやね私、」
あかんたれ=駄目なヤツってカンジの意味らしく、
で、そんな自主認定しちゃった笑顔にとりあえず提案した、
「まず美味しいもん食べよっか、元町に予約したから行こ?笑」
「当日でよく予約とれたなぁ、ありがとおな?」
まだ素の言葉なまま笑ってくれる、
それだけ今は気を抜きたい?そんな半年ぶりの再会をハルは笑った。
「ほんま久しぶりやねえ、近いのにメールやら葉書やらばっかりで、」
「クリスマス前のとき以来だね?笑」
なんて何気なく言ったらハルが唸った、
「うぅ、くーりーすーまーすぅぅー、」
どうしちゃったんだろ?笑
こんなふう唸るなんて何かあったに決まってる、
そんな通りしかめた顔につい笑った、
「クリスマスに先輩となんかあったんだ?笑」
ソレ以外ちょっと考えられないな?笑
なんて推測に電車内、ハルは白状した。
「あんなあ、イヴ当日にヌキウチごはん誘われて断ったんよ、」
ハルらしい、笑
って聴いた瞬間から可笑しかった、
こんな不器用の理由いくつか考えながら訊いてみた、
「なんで断ったの?せっかくのクリスマスイヴなのに、笑」
「まずそっから聴いてほしいねん、」
話すこと沢山ありすぎる、
そんな目をした色白の顔が淡々話し出した、
「あんときも泊まり込みの撮影明けでな、ダンボール雑魚寝ってわかっとったからオーバーオール着てたんよ、それで夜6時頃あがれたからな、
カメラの中古屋に寄って前から欲しかったん見つけてん、あのレンズええわー見てたら門田さん来てなあ、イイトコで会ったな飯いこう言われたん、」
なんて言った顔は、この世の終わりだってカンジで、
その顔が可笑しくてつい笑った、
「好きなひとに誘われて何そんな絶望顔してんの?笑」
「うぅートモには解らへんっ、」
また唸って白い頬膨らませながら黒い綺麗な髪かきあげて、
悄気ながら怒り半分に教えてくれた、
「泊まり込み明けのオーバーオールやで?化粧も髪もヨレヨレやんか、そんなんでクリスマスイヴとか無いわっ、凹」
女の子の事情ってやつだよね?
こういう発想なんだか可愛くて笑って訊いた、
「それでゴハンどう断ったの?笑」
「そら決まってるやん、」
当たり前だって顔した化粧はあっさり綺麗で、
服も綺麗なブラウスにパンツ着たカッコ可愛い今日のハルは凹みながら笑った、
「すみませんー言うてダッシュで逃げたわ、凹×笑」
ダッシュで逃げるって、笑
何もそこまでしなくっても大丈夫だろうに?
っていうか逃げるとか可笑しくって笑った、笑
「敵前逃亡って、笑」
「そら逃げるわっ、メイクも服もヨレヨレなんよ、ミットモナイやんか見てほしないっ、凹」
ほんとに困ったんだから?
そんな貌に笑いながら電車を降りて、歩きながら言ってみた、
「だったら30分後に待ち合わせって言えばよかったじゃん、服買って着替えてメイク直して再登場ってされたらカッコいいよ?笑」
社会人だったらソレくらい簡単だろうに?笑
っていう提案に大きな目ひとつ瞬いてため息吐いた、
「はーー…そんなんちぃとも思いつかんかったわ、ほんまに私あかんたれやんなあ、凹笑」
確かにちょっと「あかんたれ」かも?笑
なんて思ったけどストレートに言うのも悪くて、だけど可笑しくって笑いながら言った、
「そういうとこハルの可愛いトコだって想うけどさ、その次の日って先輩とドウだったわけ?笑」
「謝りに行ったらな、ダッシュで逃げなくても良いのにって笑われたわ、はあ、凹笑」
溜息まじり凹んで笑ってる、その言葉にやっぱりな思った、
こんな反応してくれるなら脈ないワケが無い、そう思ったまんま言ってみた、
「先輩、相当ハルのこと気に入ってると思うけど?いいかげん告白してみたら良いのに、笑」
「なんでそう思うん?」
訊きながら大きな目こっち見てくれる。
その質問顔に思ったまま言ってみた、
「綺麗なカッコしてないのにイヴの夕飯を誘うなんてさ、本人自体をよっぽど気に入って無かったら誘わないよね?あとは孤独過ぎる寂しがり屋だろ、笑」
化粧、服、髪型、そんな付加価値で女の子を評価するトコってある。
ソレ全部とっぱらった姿の相手をイヴの晩ゴハン誘うなんて、好きor暇過ぎ寂し過ぎのドッチかだろう?
そんな率直な感想にハルは首傾げながら笑った、
「どっちもかもしれんなあ、門田さん、」
どっちも、
そう言ったハルの貌はいつも通り明るくて、けど寂しそうだった、
こんな貌するなんて何かある、その憂いが陰影になってハルは綺麗になったのかもしれない?
だからハルも本気なんだな?
そんなこと思いながら店に着いて、
予約しといた明るいテーブルに向きあい笑った。
「遅くなったけどハルの誕生日祝しよ?だからオゴらせて、笑」
とりあえずココで一旦切りますけどまだ続きます、気が向いたら続篇また。
Favonius「少年時譚12」光一@大学構内、読み直し校正またします。
第76話「総設2」草稿UPしました、加筆校正VERまた載せます。
深夜に取り急ぎ、
智
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悔しいんだ?笑
こんなこと言ってくるの可笑しかった、
こういう御曹司クンだって職場の皆が知ったらどうなんだろう?
そんなギャップが可笑しいまんま横浜駅に着いて、待ち合わせの花屋に行った。
で、久しぶりの友達は綺麗になってた、
「久しぶりハル、先輩となんかあった?笑」
多分そういうコトだろう?
そんな推定にハルは明るい泣き笑いした、
「なんもかんもあらへんわぁ、ちょっと聴いてエな、」
こんな素の喋りな時は混乱気味、笑
両親が河内×京都だからハルの言葉はどっちも交ざる、
で、ソレが出てるなら混乱=やっぱりなんかあったんだろう?それでも明るい笑顔で言った、
「あんなあ、ほんまようワカランねん、あかんたれやね私、」
あかんたれ=駄目なヤツってカンジの意味らしく、
で、そんな自主認定しちゃった笑顔にとりあえず提案した、
「まず美味しいもん食べよっか、元町に予約したから行こ?笑」
「当日でよく予約とれたなぁ、ありがとおな?」
まだ素の言葉なまま笑ってくれる、
それだけ今は気を抜きたい?そんな半年ぶりの再会をハルは笑った。
「ほんま久しぶりやねえ、近いのにメールやら葉書やらばっかりで、」
「クリスマス前のとき以来だね?笑」
なんて何気なく言ったらハルが唸った、
「うぅ、くーりーすーまーすぅぅー、」
どうしちゃったんだろ?笑
こんなふう唸るなんて何かあったに決まってる、
そんな通りしかめた顔につい笑った、
「クリスマスに先輩となんかあったんだ?笑」
ソレ以外ちょっと考えられないな?笑
なんて推測に電車内、ハルは白状した。
「あんなあ、イヴ当日にヌキウチごはん誘われて断ったんよ、」
ハルらしい、笑
って聴いた瞬間から可笑しかった、
こんな不器用の理由いくつか考えながら訊いてみた、
「なんで断ったの?せっかくのクリスマスイヴなのに、笑」
「まずそっから聴いてほしいねん、」
話すこと沢山ありすぎる、
そんな目をした色白の顔が淡々話し出した、
「あんときも泊まり込みの撮影明けでな、ダンボール雑魚寝ってわかっとったからオーバーオール着てたんよ、それで夜6時頃あがれたからな、
カメラの中古屋に寄って前から欲しかったん見つけてん、あのレンズええわー見てたら門田さん来てなあ、イイトコで会ったな飯いこう言われたん、」
なんて言った顔は、この世の終わりだってカンジで、
その顔が可笑しくてつい笑った、
「好きなひとに誘われて何そんな絶望顔してんの?笑」
「うぅートモには解らへんっ、」
また唸って白い頬膨らませながら黒い綺麗な髪かきあげて、
悄気ながら怒り半分に教えてくれた、
「泊まり込み明けのオーバーオールやで?化粧も髪もヨレヨレやんか、そんなんでクリスマスイヴとか無いわっ、凹」
女の子の事情ってやつだよね?
こういう発想なんだか可愛くて笑って訊いた、
「それでゴハンどう断ったの?笑」
「そら決まってるやん、」
当たり前だって顔した化粧はあっさり綺麗で、
服も綺麗なブラウスにパンツ着たカッコ可愛い今日のハルは凹みながら笑った、
「すみませんー言うてダッシュで逃げたわ、凹×笑」
ダッシュで逃げるって、笑
何もそこまでしなくっても大丈夫だろうに?
っていうか逃げるとか可笑しくって笑った、笑
「敵前逃亡って、笑」
「そら逃げるわっ、メイクも服もヨレヨレなんよ、ミットモナイやんか見てほしないっ、凹」
ほんとに困ったんだから?
そんな貌に笑いながら電車を降りて、歩きながら言ってみた、
「だったら30分後に待ち合わせって言えばよかったじゃん、服買って着替えてメイク直して再登場ってされたらカッコいいよ?笑」
社会人だったらソレくらい簡単だろうに?笑
っていう提案に大きな目ひとつ瞬いてため息吐いた、
「はーー…そんなんちぃとも思いつかんかったわ、ほんまに私あかんたれやんなあ、凹笑」
確かにちょっと「あかんたれ」かも?笑
なんて思ったけどストレートに言うのも悪くて、だけど可笑しくって笑いながら言った、
「そういうとこハルの可愛いトコだって想うけどさ、その次の日って先輩とドウだったわけ?笑」
「謝りに行ったらな、ダッシュで逃げなくても良いのにって笑われたわ、はあ、凹笑」
溜息まじり凹んで笑ってる、その言葉にやっぱりな思った、
こんな反応してくれるなら脈ないワケが無い、そう思ったまんま言ってみた、
「先輩、相当ハルのこと気に入ってると思うけど?いいかげん告白してみたら良いのに、笑」
「なんでそう思うん?」
訊きながら大きな目こっち見てくれる。
その質問顔に思ったまま言ってみた、
「綺麗なカッコしてないのにイヴの夕飯を誘うなんてさ、本人自体をよっぽど気に入って無かったら誘わないよね?あとは孤独過ぎる寂しがり屋だろ、笑」
化粧、服、髪型、そんな付加価値で女の子を評価するトコってある。
ソレ全部とっぱらった姿の相手をイヴの晩ゴハン誘うなんて、好きor暇過ぎ寂し過ぎのドッチかだろう?
そんな率直な感想にハルは首傾げながら笑った、
「どっちもかもしれんなあ、門田さん、」
どっちも、
そう言ったハルの貌はいつも通り明るくて、けど寂しそうだった、
こんな貌するなんて何かある、その憂いが陰影になってハルは綺麗になったのかもしれない?
だからハルも本気なんだな?
そんなこと思いながら店に着いて、
予約しといた明るいテーブルに向きあい笑った。
「遅くなったけどハルの誕生日祝しよ?だからオゴらせて、笑」
とりあえずココで一旦切りますけどまだ続きます、気が向いたら続篇また。
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