「思ってることと言葉と行動が一致してるヒトは信頼できるでしょ?そういう当たり前が優しいって嬉しいよ、嘘がないって安心ができる、」
「花サンも話したらいいじゃん、思ってること御曹司クンに話しなよ?もし信じてほしいなら自分からだろ?笑」
「そうだけど、ね―…」
なんて会話を花サンとしていた7月日曜@自宅飲み、
携帯電話が鳴って、着信番号は御曹司クンだった、
「電話?遠慮なく出て良いよ?」
と、花サンは言ってくれたけれど出て良いもんだか?
って思ったから正直に言ってみた、
「御曹司クンなんだけど、出て良いって想う?笑」
今、出たらどうなるんだろ?
そんな好奇心半分に花サンは困ったよう笑った、
「ダメっていう理由も権利もないよね?ホント遠慮なくでて、」
「じゃ、とりあえず出るね?笑」
ソウイウ意味で「出て良い」じゃないんだけどな?
って思いながらも通話を繋いでその場そのまま出た、
「なに?笑」
訊いて、一拍おいて返ってきた、
「…なにって、さー…マジでラストみたいな言い方されたから、怖いじゃん?俺…、」
昨夜の電話のこと言ってるんだ?
そう解かるけど何もしてあげられない、っていうかしないことが出来る最後だろう?
そんな判断しながらもホントは痛いなって想ってた、だってホント言うと楽しかったから。
初対面から2年半、職場で外でいろんなこと話していた、
そういう全てが愉しかったわけじゃない、メンドクサカッタ事の方が多いかもしれない?
それでも嬉しいって想ったことがあったのも事実だった、そういうアレコレ考えてる電話ごし泣かれた、
「なー…黙ってないでナンカ言えよ?俺だけ喋ってるみたいの辛いじゃん、そんなに俺のこと無視すんなよ?辞めるのだって他の奴から聞いたのって俺…」
言いながら泣いている、そう解かるから哀しかった。
こんなふう泣かせたかったんじゃない、なのに結局いつも泣かせてばっかりいる、
だから改めて思った、
↓
こんなことずっと続けるわけにいかないな?
↓
だったらこのまま終わろうか?
なんて考えて口開きかけた時、隣から花サンが言った、
「ねえ、明日ちょっと会って話したら?電話じゃどうしようもないってカンジじゃない、そんな黙りこくってるってトモさんらしくないし?」
結局やっぱり気を遣わせたな?
それも申し訳なくて送話口を抑えこんで笑いかけた、
「花サンは明日、会って話す方が良いって想う?笑」
「電話3時間より会って30分のほうが早いでしょ?っていうか今も私ひとりツマンナイじゃない、早くケリつけて?」
って言って笑ってくれる、
こんなふう彼女こそ結局は優しい、その言葉すなおに笑って送話口の手をどけた、
「明日、15時に横浜でいい?笑」
言って、電話むこう涙すすった気配が頷いた。
「ん…田中さんにありがとって言っといて、じぶんでもめーるするけど、」
「伝言代きっちり高いよ?笑」
そんな会話で電話を切って、そしたら花サンがワイン注いで笑った、
「明日はデートだね?がんばれー、」
「ソレどんな冗談?笑」
笑って返しながらコップワイン手にとって、それからは映画DVD×飲みは楽しかった、
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「花サンも話したらいいじゃん、思ってること御曹司クンに話しなよ?もし信じてほしいなら自分からだろ?笑」
「そうだけど、ね―…」
なんて会話を花サンとしていた7月日曜@自宅飲み、
携帯電話が鳴って、着信番号は御曹司クンだった、
「電話?遠慮なく出て良いよ?」
と、花サンは言ってくれたけれど出て良いもんだか?
って思ったから正直に言ってみた、
「御曹司クンなんだけど、出て良いって想う?笑」
今、出たらどうなるんだろ?
そんな好奇心半分に花サンは困ったよう笑った、
「ダメっていう理由も権利もないよね?ホント遠慮なくでて、」
「じゃ、とりあえず出るね?笑」
ソウイウ意味で「出て良い」じゃないんだけどな?
って思いながらも通話を繋いでその場そのまま出た、
「なに?笑」
訊いて、一拍おいて返ってきた、
「…なにって、さー…マジでラストみたいな言い方されたから、怖いじゃん?俺…、」
昨夜の電話のこと言ってるんだ?
そう解かるけど何もしてあげられない、っていうかしないことが出来る最後だろう?
そんな判断しながらもホントは痛いなって想ってた、だってホント言うと楽しかったから。
初対面から2年半、職場で外でいろんなこと話していた、
そういう全てが愉しかったわけじゃない、メンドクサカッタ事の方が多いかもしれない?
それでも嬉しいって想ったことがあったのも事実だった、そういうアレコレ考えてる電話ごし泣かれた、
「なー…黙ってないでナンカ言えよ?俺だけ喋ってるみたいの辛いじゃん、そんなに俺のこと無視すんなよ?辞めるのだって他の奴から聞いたのって俺…」
言いながら泣いている、そう解かるから哀しかった。
こんなふう泣かせたかったんじゃない、なのに結局いつも泣かせてばっかりいる、
だから改めて思った、
↓
こんなことずっと続けるわけにいかないな?
↓
だったらこのまま終わろうか?
なんて考えて口開きかけた時、隣から花サンが言った、
「ねえ、明日ちょっと会って話したら?電話じゃどうしようもないってカンジじゃない、そんな黙りこくってるってトモさんらしくないし?」
結局やっぱり気を遣わせたな?
それも申し訳なくて送話口を抑えこんで笑いかけた、
「花サンは明日、会って話す方が良いって想う?笑」
「電話3時間より会って30分のほうが早いでしょ?っていうか今も私ひとりツマンナイじゃない、早くケリつけて?」
って言って笑ってくれる、
こんなふう彼女こそ結局は優しい、その言葉すなおに笑って送話口の手をどけた、
「明日、15時に横浜でいい?笑」
言って、電話むこう涙すすった気配が頷いた。
「ん…田中さんにありがとって言っといて、じぶんでもめーるするけど、」
「伝言代きっちり高いよ?笑」
そんな会話で電話を切って、そしたら花サンがワイン注いで笑った、
「明日はデートだね?がんばれー、」
「ソレどんな冗談?笑」
笑って返しながらコップワイン手にとって、それからは映画DVD×飲みは楽しかった、
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