よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

ブログの意味・・・

2006年01月23日 | Weblog
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~催亊情報~

2/3(金)~2/8(水)
全国駅弁大会&うまいもの市@藤崎本館7F催事場
      宮城県から唯一出展します!
~紙面掲載~
1/27(金)~1/27(土)
河北新報 特集記事「ニッポン開墾」
        ブログ版はこちら
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


久しぶりに雪。
夕方には強風も重なり、窯仕事はしんどいしんどい。
今回は一転、材料が竹のみ。
炭化行程では風が吹かない事を願いつつ、
今日も引き続き、薪を焼べ、徐々に温度を上げて行く。

炭焼きは、大きく分けて
 ・着火ー炭化行程に入るまで、温度上昇がスムーズ
     になるように、煙突口は塞いだまま、焚き口
     で薪を燃やす。
     だいたい3~4日。
 ・やっつけ(本づけ)
    ー温まった頃を見計らい、いよいよ煙突口を開
     け、空気を通し、一気に炭材に着火する温度
     までガンガン薪を燃やす!
 ・炭化ーその後、炭材の上の「載せ木」に着火すると、
     焚き口、煙突ともに最低限の隙を開け窯を閉
     じる。あとは自動的に炭化していく。
 ・精錬-材料によって違うけれど、3日くらいたった
     炭化終盤、徐々に煙突口、通風口を再び大きく
     開けて空気を入れていき、窯の温度を目一杯
     上げる。
     これが巧くいくと、固くしまった良い炭になる。
     (やり方は炭材、季節などにより若干違う)
 ・窯止めー終わると窯の口を全て閉じ、冷やす。 
      2~3日で取り出せる。

ざっとこんな行程で行われる。約2週間弱。

炭焼きを始めた当初、今の土窯も無かった始まりは
本屋で買って来た何冊もの教本を片手にドラム缶で焼く毎日。
その当時(5,6年前かあ・・)も上とまったく同じ事がどの本
にも書いてあったし、温度計が何度になったら、という目安も
あったのに何故かうまく焼けない、というのが多くあった。
なぜ本と同じにしてるのにうまく焼けないんだろう・・・と。

今、温度計が無くても、煙の色やにおいで、
「あ、今窯の中はこうなってるんだなぁ・・・」
と、何となく分かってしまう。

経験。というのはこういうのをいうんだなぁと、思う。
こういうのを伝えるのって難しいなぁと、最近思う。

何かを作る為の材料があって、
それを使って出来た「商品」がある。
「レシピ」があれば「同じに見える商品」は誰でも作れる
と思う。


ブランド作りの一助になれば、と始めたブログ。
どうでも良い事書いてる日も多いなぁーとも思うけれど、
全部ひっくるめて よっちゃん農場 を作る私の日常。

ここを通じ 何か が伝われば、と今日もプラインドタッチ・・・