よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

愛犬ベン・・・

2010年05月06日 | お友達


我が家には現在犬が2匹。
写真のベン(♀)とその甥っ子チョコ。

ベンはかれこれ20年近く我が家にいる。
番犬として、友達としての付き合いは相当長く、
リードなしでも平気で、ちゃんど応えてくれる賢さを持ってる犬。


そのベンも高齢で歯がなくなってきて、加えて、今年の冬の寒さは
よほどキツかったらしく、ぐったりと弱り寝たきりも続き、
歩くのもフラフラで気の毒なほどだった。

『ああ、このままダメなのかぁ…今年は一緒に山に行けないかも』

と、家族一同覚悟もしていた。

けれども
ドックフードをちょっと高級な「介護食」というのに代え、
あったかい古毛布でベットを作ってやったら見事に元気を取り戻し、
今年もタケノコ掘りのパートナーとして大活躍中!!


今日もあったかく、カミさんとカゴとクワを担ぎ、ベンを先導役に出発。

いつものように山へ入ると、ベンを呼び、タケノコの皮の匂いをかがせて

「ベン、この匂いだど~、見つけでけろよ、頼むど!!」

と声をかける。
するとベンは一目散に走り出し、落ち葉をそっと持ち上げ頭を出したタケノコ
を見つけ、こちらに向かって
『お~い!!ここだ! ここ掘れワンワン!!』

と、教えてくれる…


…はずはもちろんない
(スミマセン)


ベンの役目は「ヘビ退治」!

私は死ぬほどヘビが嫌いで、そして、怖い。。。

春もあったかくなってくると山にも田んぼにも道路にもヘビが出はじめる。
特に山では見つけにくいので、タケノコ探しに夢中になってるうちに
ニョロニョロ…ガブっ!
と来られたらと思うと夜も眠れない。

昨年もタケノコ掘りの帰り、前方の草むらにいたマムシをベンが見つけ、
5分の格闘の末退治してくれて命拾い。


だから、ベンは大事なパートナー!
介護食の缶詰が高えぇ~、なんて、たいした問題じゃないのだ。