愛犬ベンが亡くなりました。
ここ最近、老いのため、明らかに元気はなかった。
けども、毎朝私がカゴとト鍬を持つと元気よく吠え、
「さあ、今日もタップリ掘るべ~」
と先頭を切って歩き出していたベン。
昨年までは、山と車を往復するうちに飽きてしまい、
途中で帰って犬小屋で寝ている、というパターンだったのに、
今年は一昨日だったか、10往復してもへこたれず、私を鼓舞
するように最後までついてきていた。
今日もいつも通りに過ごしていて、
午前中、私が用足しから戻ると日陰のコンクリで寝そべっていた。
「ベン元気!?」
と声をかけると振り向いて、今日は暑いからへばっているなぁ~
とは思っていたが。。。
明後日、友達がタケノコ掘りに来る事になり、
(ベンが吠えなければいいなぁ)
と気になりながら電話を切り、ベンに声をかけると、返事もなく、
顔を上げる事もあげない。
「ベン!? ベン!?」
と何度声をかけても応える事はなかった。。。
本当に、今にも起き上がりそうな顔をしながら、眠るように
亡くなってました。
ここ数日、犬小屋につなごうとしても、いつもは素直に
従うのに拒否し、休んでれば良いのに、いつもあちこち歩き回り、
今思えば、まるで、自分が暮らしてきた景色を目に焼き付けとこう
と必死だったようにも思えます。
カミさんと二人、亡骸を撫でながら泣きました。
これを書いてても涙が出ます。
本当に、今までありがとう!
そんな気持ちです。
残念です。