今日は町最大のお祭「第48回政宗公まつり」。
早朝から直売所グリーンアップへ行き出店の準備。
ここ数年は、
交通指導隊の一人として、
または、
商工会青年部の一人として、どちらかといえば運営側に居た。
役割は色々あるのだけれど、年始から決まっていた直売所の地元出店当番。
このところ、役割に疲れてもきたので、わがままと言われようとなんだろうと、
今年は直売所のメンバーとこの日を過ごした。
我町の祭、「動」か「静」かといえば明らかに「静」。
近づくほどに血が騒ぐ「動」が祭の醍醐味だ、という声もあるし、
そんな要素も「武将が主役ならなおさら」あってもいいなと私も思っていた。
けれど、若き頃この町に居城していた伊達政宗公を称える大名行列を数年ぶりに見ると、
単純に
「これもお祭。いいものだ」
とシミジミ思った。
今年で48回。
街のいろいろな人達が世代を継いで続けてきた威厳というのか、
そんな重みも感じた時間だった。
戦国バサラの武将隊も、いい形で盛り上げてくれていた。
見て良かった。
ウチの直売所、こんなお祭りの日はもちろん大張り切りで、
今日は
カレーライス、
味噌おにぎり、
焼きそば、
ウインナー焼き、
つきたてお餅(納豆、ずんだ)
を見事な連携で準備し、我々男衆もそれに追従するという、
祭りの風景とは対照的、時代を象徴するような雰囲気があった。
見事に昼過ぎに全て完売!
昨日のブログの話に当てて書けば、
およそ「事業をしています」というのとはかけ離れた雰囲気で動いている店。
規模は小さいが母ちゃんたちがすこぶる元気よく活躍し、
時にはぶつかり合いもするが、ここぞというときの団結力、爆発力は随一だと思う。
それが とてもいい。
田舎の良さの一つ。大きな魅力だと思う。
伊達武将隊が来た時の暴発力も、ヨン様でも来たのか!というくらいだった。。。
そして同じく今日。
3.11から半年の節目の日でもあった。
祭りと同様、世代を超えて作られ育ってきた宮城の沿岸部がメチャメチャになって半年。
復興という言葉を、聞くし、また私も口にするけれど、
それが元に戻るには何十年かかることか。
倒れたビルを片付けるのとは全く違うということ。
壊れてなくなったのが、モノや人だけではないということ。
そんな事が起こってしまった、ということを、もっと自分も感じなければならないし、
この国に暮らす全ての人にもまだまだまだまだ、感じて欲しい。