道の駅の10周年記念講演で、徳島の㈱いろどり 横石社長の講演を聞く。
先日四万十の方々にもお聞きしていたとおり、とても貴重な話だった。
葉っぱビジネスといえば、今や全国的に有名だけど、
葉っぱをどうやって売るかはあまり興味もなかった。
が、周りを巻き込んでいく動き方がとても参考に。
徳島でも昭和56年に大冷害に襲われ、取り巻く環境は厳しかったが
逆にそれが地元の意識を変える機会にもなったという。
311の震災後に感じた感覚と全くおんなじで、
大きな動きが出来るとすれば今しかないと、後押しされたようだ。
終了後、数少ない仲間のトマト農家Yと話し
「面白いごとすっぺ!今しかねぇ~」と意気投合。
何を考えるにせよ、私は地元に育ち、地元に価値を見出したからここにいる。
自分と地域は切っても切り離せないもの。
だからこそ、俺らしか出来ないことがある。
よっちゃん農場も年を追うごとに少しずつ、
唐辛子を栽培してくれる農家を増やして来た。
そこに「何を」添加するか?
ポイントはそこだろうなー。
支援できる事を模索しに、1週間滞在していた九州の社長Dさんが帰られた。
見送りに行けなかったのでお電話でお別れを。
ごくごく短時間ではあったけれど、うちにも寄って頂きアドバイスを下さった。
これまでよっちゃんと海山について色々とごちゃまぜになってきたものに、
大きなヒントを下さった。
先を見ればキリがなく、振り回されて悩むこともある。
やはり私のベースはよっちゃん農場だ。
軸足の位置さえしっかりと意識して、その上で先を見据えて動くこと。
4月に考えていたことだ。
結局思考は原点に還るんだなー。