今日は涙がじんわり、なほど、言葉が響いた時間でした。
明けて、
朝イチからプロジェクト会議二日目。
四万十とは一味違った、ジモト ツツム シゴト に繋がる新聞バックコンクールをどこでやるか。
昨日、海の手インストラクターK條さんが言いました。
「来年の311、は区切りの日ではある。そしてシゴトをツクルという意味もわかる。
それでもその近辺でコンクールは難しいのではないか」
そこから、日時を改めるのか、東京でやるか、、色々とアイデアが出されました。
要所要所に梅原さんが場を整理するためにモノゴトを整理し、組み立てる筋道のコトバを挟んでいく・・・。
エコから生まれた四万十の新聞バック。
震災を機に仕事づくりとして生まれた東北新聞バック。
今、両地域で共通する価値は、日本のオリガミ文化、手仕事手わざのすばらしさの共感。
感じたものは、それこそ、普遍的な、地域を超えたオールジャパンの価値観じゃないか!
その継続の為にどこを軸にしてモノゴトを考え、発信したら良いのだろうか・・・・
と詰めて詰めて行き着いたのは・・・・・
え!? ニューヨーク!?
ってなことに、なりそうです!(笑)
次回、もっともっと詰めます!
この過程での畦地さん、梅原先生のコトバがとってもうれしかった。
「一本の電話から始まった縁がこのプロジェクト。
こうやってこの場があるのは偶然じゃない。みんなの意思があってここまで継続してる。
明日がどうなるか、というそれぞれの立場ではなく、このメンバーで何の為に、何をやりたいのか!?
それを成すだけのチカラはある!
ならば、このメンバーでやりたい事を、成すためにチカラを合わせようじゃないか!?」
このまま、初めて聞いてもうれしいと思う。
けれど、それとはちょっと、いやかなり違う。
昨日も書いたけれど、やっぱり正直昨年は「・・・とは言ってもな~」という感でいっぱいっぱいだった。
それでも、得た機会だから、では断じて無く、自分の感性が機会を逃すな!と言ってるからやってきた。
今日は今年一緒にプロジェクトに合流した陸前高田、気仙沼のH部さん、ミチタくんも合流した。
会議後に話したミチタくんの表現がしっくりきた。
「どうしても、自分たちも一杯一杯な中で外と繋がってるから、
サッカーで言えば、外と内をつなぐボランチの役割”つなぎ役”だと感じてしまう。
自分たちが日頃関わってる人たちと、外でチカラを貸してくれる人たちの間で、
全体でバランスを取ろう取ろうと考えちゃうから、どう伝えよう、、と、スパっといけない。割り切れないところがずっとある。」
すごくわかった。
それがあったからこそ、ニューヨーク!と昨日出てきて、よっくどみんなで咀嚼してその意味を考えた時に、
初めて一体感が生まれた気がした。それは、なんだか今年のプロジェクトがスタートした前回から、漂っていた気がする。
梅原さんのようにわかりやすく表現できないところがもどかしいのだけれど、
我々海山も、そこに関わる地域も、始まりの四万十も、全国に居るインストラクターも、
初めて”内包された”感覚があった。から、あやうく泣きそうになった。
次回が楽しみだ。
また、妄想が始まる・・・。