311から3年。
午後、お誘いを受けた会社の会議の席上で皆で黙祷。
沿岸部で津波を目の当たりにした社長さんの話をキッカケに、それぞれの"当時"を振り返りました。
どんな3年だったろうか?
帰りの車中でカミさんと振り返りました。
素直に言えば、ある程度生活も便利になり豊かだと思っていたものを根こそぎ奪った震災。
そこで人の集合で作る世の中へのがっかりも沢山感じたし、一方可能性も感じた3年だった。
先日まで行ったニューヨーク。
グランドセントラル駅の構内で、ちょうど311の写真展を開催していて、みんなで見ました。
久しぶりに生々しい当時を目の当たりにし、みんなで泣きました。やっぱりグッと来る。
忘れないで。
現代の世の中に埋もれつつある記憶を風化させぬように、叫びにも近い声がある。
しかし、離れた場所で、人にも地にも縁がなかった人たちにはなかなか実感を伴っては届かないコトバだとも、思う。
だからこそ、縁も縁もあり、なおさら現地で接した自分たちは、忘れてはならないと思う。
それは、どんなに大変だったかではなくって、そこから何を思い再出発したか、を入り口にしたほうが伝わるのかなとも感じる3年。
いやでも時間は過ぎていく。
だからこそ、起こった後に感じたモノを大事に振り返りたい。