よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

農家の形。

2018年01月10日 | 農家の風景。


またもどっさり雪。しかも重い。がすぐ溶けそうなので心配ないか。


昨夜は久しぶりに佐藤農場宗一さんと野田くんとお好み焼きを食いながら長話。

中心は「直売とはなんだろうか論」

売ること と 売れる ことは違うんだろう。

まだまだ不足する事は多々あるとはいえ、うちのような小さな農家で食べていられるのは

商品や作りての自分たちやどんな場所でどんなことを考えながらやってるんだ、

と何年も何回も外へ外へと伝えてきて、それで知って頂く、買って頂く、食べて頂く、もう一回、

という小さな輪が広がってきたからなんだろう。

扱ってくれるお店や人も少しずつ増え、ようやく、ようやくもう一度生産現場にこもって底上げをしようかとも

考えられる形にもなってきた。


目標である佐藤農場も同じような経緯があって今の佐藤農場がある。

まだそんな年ではないけれど「あの頃はねぇ〜」という共有感覚が後輩としてはうれしいところでもあるのだ。


直売所、という新しい流通が出来て農家が直接経営するか道の駅のような形だったり様々あるけれど、

周辺地域の産物が集まる施設で、農家として、生産するということのほか、そういう「伝える」という要素はやっぱり

必要な部分なのではないかなぁと今でも感じる。


経営である以上数字が全面に出るのは当たり前にしても、一方ではお客さんと繋がる場 でもあり

訪れる人達にとって地域を感じる空間でもある。そこをどう評価しつつ作り上げるのか。


生産、ものを育て作ることに専念したいのが農家の本音ではありながらも、

自ら商品の周りの余白も育てなくてはなんないんだよなーという話。でした。





今シーズンの竹間伐。本格突入初日。





基本斜面なので身体はキツい。動けば動くほどにご飯がうまいけれど、今シーズンこそちょっと身体を絞りたい。

昨日は3時間ほど。倒した竹や雑木は20本程度だが、以前と以後で少しずつ変わっていく風景はヤル気をくれる。




白菜漬けの2回目も底をつき始めた。

雪が多いせいでもないだろうけれど、今年はうまくてすぐ無くなる。

久しぶりに親父が漬けている大根の糠漬けもうまい。






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