よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

形ではなく「うまい!」を残したい。

2018年05月03日 | 農家ブランド

今朝は雨の中の筍掘りから始まり。

うちは斜面なので滑るのが怖い。竹の切り株に膝を痛打するほど痛いことはない。



生出荷はこんな感じ。



消しゴムはんこの師匠・オカザワさんが作ってくれたハンコ。とてもいい。

お礼に筍送ります。






今日は遠くから助っ人が。

震災後、喜則くんに誘われて行った気仙沼・大島で知り合った杉本さんが寄ってくれました。

お会いするのは数年ぶり3回目。


昨日は岩手の岩泉のボランティアに参加し今日はうちに。

ちょうど(う〜む・・・きついぞ・・)と思ってたところにご連絡を頂きナイスタイミングで、

大いに助けられました。






野田くんにも来てもらい、大量収穫。朝からのトータルで220キロ掘りました。すげー量だ!

もっと掘れたけれど釜に入らないので。

下処理から釜入れまでお手伝い頂きました。ありがたい!




収穫量もあがってきて瓶詰めも少しずつ作り始めました。

収穫して一度茹で、瓶詰めして再度火を入れて作る、手間の掛る水煮。



中身は掘りたての筍と、その筍が生える竹山から湧く水 のみです。

商売抜きでたけのこが好きなので、どうやったら美味しさをキープできるのかと色々やりましたが、

塩蔵は風味が、冷凍は食感が変わって美味しくない。

そんな時、全国のセブンイレブンで唯一、よっちゃんなんばん販売してくれている岩出山の店長に

「よっちゃん!瓶詰めしてみらいんっ! やり方教えっから!」

とやってみたら初回は大火傷で右手がボッコリ水膨れしたのは良い思い出。

これが実に美味い! 旬の時期独特のアクの混じった香りは多少抜けますが、

風味、味は掘りたてそのもののまま1年以上保存できます。

それ以来毎年作ってます。


このメニューにはこれが入ってないと!と体裁整える形の保存よりも、

やっぱり「おおお!美味い!」と言ってもらえる実感を保存したいと考えています。


今年もいっぱい作ります。

近々道の駅にも登場します。





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