よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

今年も焼くぞ!とうがらし!

2011年08月06日 | 

猛暑猛暑。

畑のとうがらし。
手が回らずに草ボーボー。
が、生育は順調に来て今日が初の本格収穫開始。


日光とうがらし、激辛の二種類を採り炭で焼く。

うちでは毎年収穫後に選別、洗浄、そして炭火で火を通して漬け込んでいく。

地震でいつもの作業場もかなり傷めつけられてしまい、
その片付けを終えてからになってしまって、ちょうど気温が一番高い時間に「焼き」に入る。

炭窯がコテンパンにやられてしまったので、買った炭。

遠赤外線効果は素晴らしく身体をあっためてくれて、
おまけに上からもジリジリと焦がされるような太陽光。
水分補給だとお茶をガブガブ飲みながらでも、それ以上の勢いで汗が出る。

しんどかったぁ~。


今年もこれからどこまで暑くなるのか。
豊作であって欲しい。

一方で。
最近ニュースでは今年の米が大丈夫かと話題になっているように、
なんだか作物の出来不出来だけを素朴に考えられない不安要素。

見えないだけにタチが悪い。

半減期間、そして廃棄に決めても何百年もそっと見守らなくてはならない危険なものは、
どうかんがえてもやめるべきだ。

新聞バックなら、破れたら捨てればイイ。
シンプルに、土に還る。

ものを考える時の根っこは、そうあるべきだと思う。





曽木さんに頂いた花がどんどん大きく育っている。
そこの下にちょこんと座った姿を撮ろうとしたのに
こっちに歩いてきてしまう可愛いメル。


新じゃが大豊作!

2011年08月05日 | 


また暑さがぶり返し、比例して一時消えていたハエがまた増えてきた。
今年はハエが多いらしい。

数年前「ハエ取り線香」なるものが広く出回った気がしたけれど、
今見ないな~。今年こそ必要な気が。効かないのかな。


このところとにかく加工場が忙しくて中々畑に出れずにいたが、
雨の合間を見計らい、家族総出でジャガイモ掘りを!



周りでは今年、小粒で不作な人が多い中、ウチは大豊作。大きさもデカイのがゴロゴロで、味もいい!
作付けは昨年より減らしてるものの、収量は昨年以上だ!

スコップでもっこりと盛り上げて、カミさんと親父が一つ一つひたすら拾い上げ。。

何度かにわか雨に襲われるものの、強くなる前ギリギリで終えることが出来た。



めでたしめでたし。

海山事務所発足!?

2011年08月04日 | Weblog


昨夜、道の駅のK取締役による放射能基礎知識の講習があった。

併せて、震災、原発を経ての今後に対しての舵取りをどうかんがえるのか、
そのあたりのお話も。

よっちゃん農場の活動趣旨もおんなじだけれど、
海山の活動をすることで、一層人との繋がりに大きな可能性を感じている。

ここ数年風潮はあったけれど、今回の事が起きて決定的。
これからは大量に作って市場勝負はもう博打で、
また、大きなトコが企画してドド~ン!とヒット!
というのも一過性。

地味ではあるけれど、
作る人、発信する人がどういう人で、どういうモノで、というのを含めた
素朴な繋がり方に付加価値を見出す事が生き抜くポイントのような気がする。

海山も、復興プロジェクトという反面、
いざ繋がった人たちとの深まりの中で進んでくると、
そんな「今後の価値づくり」の活動でもある。
震災以前から、そんな話をGAIA清水社長とよくしているな~。

つまりは、これからが自分らの時代だ!!

ということで、今日海山ネットの事務所開き!

場所は秘密。
別荘として使われている古民家
持ち主の方がまだ数年、忙しくて中々来れないので、
最低限、風を通したり簡単な面倒を見てくれれば、ということで貸して頂けることに。




ええ雰囲気で、主がDIYで改造。
DIYな味わいが随所に出ていて、それがまたいい。

これまでメンバー各自で荷物を預かってきたけれど、
一箇所に出来るだけでも大助かり。
時間を気にせず会議も出来るし、飯も食える。


一歩前進。



再会。

2011年08月03日 | 復興プロジェクト

9月の泉マルシェ、今年も出ます。
よっちゃんブースともう一つ、当然海の手山の手ネットワークで。

で、この泉マルシェは本当に雰囲気作りに気を使っていて、
アコーディオンを引いてる人がぴったりとマッチする雰囲気があります。

で、マルシェといえばエコバック。
 
エコバックといえば新聞…ニュースペーパー…海山エコバック!

ということで、特別に英字新聞を使いたいと思っています。特別バージョンです。

もし、このブログを見てくれている方でツテがある方がおりましたら、
●外国の新聞で、今回の日本の震災を扱っている記事が載る誌面
が欲しいので、お力をお貸しください!

で、そんな話をしていて、曽木さんが南三陸新聞の及川さんに連絡をしたら
なんと古川で開催中の「古川まつり~復興祭~」で、ミニギャラリーを開いていると聞き、
さっそく会いに行きました。



久しぶりでした。
仮設に入った当初は元気がなくなって…と聞いてましたが、前向きオーラ全開でホッとしました。
高齢のご両親もいらっしゃり、今は仙台のご兄妹にご両親を託し、不便を抱えつつ南三陸の仮設に
お一人で暮らしているそうです。









当時お勤めだった南三陸新聞記者として、震災時に撮っていた写真の数々。
今回はプリンター出力とはいえ、迫力がある写真ばかりで圧倒されます。
海山ネットのスタート、梅見の会の時の集合写真も飾っていただいてます。

夢は、ふるさとの南三陸に、今回の出来事を忘れないためにギャラリーを作りたい。
と語っていた及川さん。
間違いなく前に進んでいます。
今後、海山としても協力しながら、イベントなどでもこの写真展を開催すると思います。


会えて良かった。





唐辛子の夏も間近。
収量もふえてきて、夜は初の生出荷準備。


膨らむアイデア。

2011年08月02日 | Weblog


宮城に帰ってから毎日梅雨空。
寒々としたスタート。

午前中、宮城県産業技術総合センター、、、というなが~い名前の場所から3人来訪。

三陸直伝菊栽培に取り組み始めた頃からの縁で
菊苗の手配からお世話になっていた、件普及センターIさんからのご紹介。

デザインする

という事がとっても大事だと思い始め、会う人会う人にそれを話しており、
Iさんにも話したところ、県職員でありながら、旦那様が前の部署で産業デザインの部署に
居られたということで繋いで頂きました。

「相談するだけなら、そしてちょ~~~っとアイデアもらう程度なら、もちろんタダだから!」

と、旦那さまを通じて後輩の方々をご紹介いただいたのです。

県にデザインの部署があること自体が驚きだったのですが、
来てくれた3人とも、なんとなく普通の「県職員です」という人たちとは一線をかす、
ほんのりとセンスを感じさせる面々でした。

短い時間でしたが、新聞バックを見て頂き、色々とアドバイスをもらいました。
また、持ち帰って宿題にもして頂き非常にありがたい。。。

視点が違うというのはおもしろいっす。

海の手山の手ネットとしてもですが、よっちゃん農場としても
お力をお借りしたいと思います。




さらに、今日はうれしいプレゼントをもらいました。
午後、河北の畠山さんに頼まれていた新聞バックを送るべく、エースさおりちゃんの宿に。
すると、

かっちょええ!
市川でも一番人気だったB'z広告の新聞バック。

実は新聞バックを少しでも拡散すべく、外出時は使い倒して持ち歩いている今日この頃。
市川での雨天時、ことさら荷物大盛りで持ち歩いていたのもあり「ビリリ」と破れちゃった
それを見ていたさおりちゃんが、私の為にと折ってくれたのです
しかも、アレンジしてくれて、両面B'z仕様です

大事に飾るべきか、使い倒すべきか…

 使い倒してまた折ってもらおうと思います