よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

展望。

2011年09月13日 | 自営業

朝から加工場、そして午後はず~~っと来客でしゃべり通し。

来月から農商工連携セミナープログラムによっちゃん農場が二回登場します。
今日は下打ち合わせ。
各回1時間ほど、ウチの畑で、
よっちゃん農場と、復興プロジェクト海山についてもお話させて頂きます。

農商工連携とはいえ、小さくとも全てをやっているのがウチの強みでもある。
流れの中で自然とそうなってきているんだけれども。
逆に、分業になってしまうとイメージしたものから離れる気がして、そっちの方が私は違和感がある。

海山メンバー曽木さんもよく言う。
「材料育てて、加工して、容器も調達、ラベルも作って販売までやることはすごい事よ~!」
言われるとそうかなぁとも思う。確かにしんどい時もある。
が、他人の評価は別にしてそこまで関われる環境にあることに感謝。

んでも肉は肉屋じゃないけれど、それが当たり前なんじゃないかと思っています。
その集合体が商店街で、のようなイメージ。

そんな感覚を取り戻す必要が、今こそあると思います。

最近、大きな会社の「お問い合わせ」が全部電子音声案内。
一番押して…二番押して…とやっているうちにイヤンなります。
そして繋がった肉声がなんの頼りにもならないと、誰が、誰に責任もって商売してんだよ!
と思ってしまう。
それじゃあねぇ。。




このところ、よっちゃんの事、海山の在り方を想像して頭が支配されています。
自分がすっきりした段階で、次に一歩を踏み出す予定。



もうすぐ海山のHPが完成します!

今日はとりとめなくてゴメンナサイ!

慌ただしすぎる一日。

2011年09月12日 | 自営業

途中、車の温度計では外気温38度。嘘みたいな暑さ。

早朝から午後まで、病院→容器屋→車屋と、グル~っと用足しで時間が過ぎた。
今週、来週が予定てんこ盛りで、合間合間で電話が鳴りまくりで落ち着かず。

これから10月までが忙々MAX。
身体も資本、車も資本。メンテが大事。とりわけ健康が大事と思う年になってきた。

午後に家に戻り、あとはヒタスラ加工場でじっくりと仕事。
そして夜は会議。

帰って夕飯。
気づけば頭痛で頭が割れそうにガンガン。

時節に合わない猛暑のせいで、頭が疲労しまくった一日。

第48回政宗公まつりの日。あれから半年の日。

2011年09月11日 | 自営業

今日は町最大のお祭「第48回政宗公まつり」。


早朝から直売所グリーンアップへ行き出店の準備。


ここ数年は、
交通指導隊の一人として、
または、
商工会青年部の一人として、どちらかといえば運営側に居た。

役割は色々あるのだけれど、年始から決まっていた直売所の地元出店当番。
このところ、役割に疲れてもきたので、わがままと言われようとなんだろうと、
今年は直売所のメンバーとこの日を過ごした。




我町の祭、「動」か「静」かといえば明らかに「静」。
近づくほどに血が騒ぐ「動」が祭の醍醐味だ、という声もあるし、
そんな要素も「武将が主役ならなおさら」あってもいいなと私も思っていた。

けれど、若き頃この町に居城していた伊達政宗公を称える大名行列を数年ぶりに見ると、
単純に
「これもお祭。いいものだ」
とシミジミ思った。

今年で48回。
街のいろいろな人達が世代を継いで続けてきた威厳というのか、
そんな重みも感じた時間だった。

戦国バサラの武将隊も、いい形で盛り上げてくれていた。

見て良かった。


ウチの直売所、こんなお祭りの日はもちろん大張り切りで、
今日は
カレーライス、
味噌おにぎり、
焼きそば、
ウインナー焼き、
つきたてお餅(納豆、ずんだ)
を見事な連携で準備し、我々男衆もそれに追従するという、
祭りの風景とは対照的、時代を象徴するような雰囲気があった。

見事に昼過ぎに全て完売!

昨日のブログの話に当てて書けば、
およそ「事業をしています」というのとはかけ離れた雰囲気で動いている店。
規模は小さいが母ちゃんたちがすこぶる元気よく活躍し、
時にはぶつかり合いもするが、ここぞというときの団結力、爆発力は随一だと思う。
それが とてもいい。
田舎の良さの一つ。大きな魅力だと思う。

伊達武将隊が来た時の暴発力も、ヨン様でも来たのか!というくらいだった。。。







そして同じく今日。
3.11から半年の節目の日でもあった。
祭りと同様、世代を超えて作られ育ってきた宮城の沿岸部がメチャメチャになって半年。

復興という言葉を、聞くし、また私も口にするけれど、
それが元に戻るには何十年かかることか。

倒れたビルを片付けるのとは全く違うということ。
壊れてなくなったのが、モノや人だけではないということ。

そんな事が起こってしまった、ということを、もっと自分も感じなければならないし、
この国に暮らす全ての人にもまだまだまだまだ、感じて欲しい。





よっちゃん法人化!?

2011年09月10日 | 自営業

朝から昨夜お会いした某社長が来訪。

こと、よっちゃん商品に関して生業として10年ちょっとやってきた。
ありがたいことに、県内外を問わずかなりネットワーク、繋がりを作ることも出来
そしてお客さんともつながっていることがなおさらありがたい。
それはそれで、常に目指してきた通りに事が運んできた訳で、大感謝。
とっても満足。


が、今年の年頭を振り返ると、
では
「その次は!?」
というのがずっと頭の片隅にあった。
恥ずかしいことでもあるけれど、よっちゃん農場は事業として考えたことがなかった。
いや、数字を全く関係なくというのとは違い、自分が農家の跡取りとして「こうありたいなぁ」
というのを一番にやってきたのみ。という意味で。

が、言葉は知っているつもりでも、また「事業」というのは今までのやり方とは
別のアプローチなんだと、このところ深く深く考える。

これから先。
例えば何かを誰かと組んで、というようなコト。

そして今回の震災を機に、これまたギュ~~っと密な時間が流れて
びっくりするくらい沢山の人と会い、話し、刺激を受けて来た。
そして自分の中にあるものを、形にしようとした場合、
資金も含めたところを考えると、法人化も重要な選択肢。

個人と法人。
物事は単純でなくて、どっちがいいとも悪いともいえない。
正直この瞬間、ワカナライ。

う~む。

しゃべくりな一日。

2011年09月09日 | 自営業

久しぶりに激暑な一日。

午前中、道の駅にて部会。

直売所イベント「採ったばり市」、
昨年大好評過ぎて、倒れこむ生産者も出た「新米まつり」今年もやります!

現状に対して大いなる批判心を抱えています。正直なところ。
が、それが伝わらなければしょうもないので、出来ることを目一杯。
会員とはいえ、かなりのご先輩方を前に精一杯、
「震災、放射能と刻々と状況が変化する今年だけれど。
 やはり皆さんにとって大きなお米、その価値を訴えて、
 美味さ、そして自分たちの生業である農業をPRして下さい!」
と話す。

お手伝いに沢山手を上げてくれて一安心、
その反面、お手伝いに偏ることに納得がいかない。
が、良しとする。



昼過ぎ、
ベガルタ仙台ホームゲームでの物産販売のお話を頂き、打合せ。新潟戦です!
ベガルタもよっちゃん農場もおんなじ。
精一杯のプレーをし、ファンを増やしていく!

そんな日々の話から、担当のHさんと妙にウマが合い、近頃の煎餅にうまいのがない!
なんだか消費者目線ばっかりで、作り手のクセのある商品がない!
などなど脱線して盛り上がってしまう。
とはいえ、当日はベガルタ初観戦の予定!
満席間近なので取れれば、だけど…


夜、鳴子にて某社社長と懇談。
私からみればとてつもない規模で事業をしている方。
復興に関して、感じている事はおんなじ。
けれど「次」、そこが全くわからなくなってしまった。
レベルが違うのか、
現地と外の違いか、
私が馬鹿なのか、
まったくわからない。

感じている事はいっしょなんだけど。

しゃべりつくした一日。