よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

東北村催事。/ 秋。

2015年09月14日 | Weblog

今日もお弁当からスタート。



食欲の秋到来ということで、旬を取り入れました。

昨日久しぶりにむきむきした栗を使っておふかしを。



そして海の秋はサンマでしょう!

かみさん得意の南蛮漬けにし、これがメインディッシュ!






今日もめいっぱいの自信作!



昼からはずっと仙台。

海山で新聞ばっぐの為の材料となる英字新聞を頂きにウェスティン仙台へ。

こちらはホテルの雰囲気同様、いつもキレイな状態の英字新聞をたくさんご準備頂いております。

リサイクルの概念もあるとはいえ、やはりキレイな状態ほど折手の方も作業がしやすいので助かります。


それとお弁当の容器を仕入れに。

商品を作るとき容器はやっぱり考えますが、弁当を始めるとどんなのがいいか、いろいろと考えるので。


本日のメインは東北村会議。

震災翌年から、東北各県のモノづくり仲間と立ち上げた団体。

2012年の新宿・高島屋以来、久しぶりに勢揃いする企画の中身会議でした。

県をまたいでいることもありなかなか生産者同士の集まる機会も無かったのですが、

ご縁を頂いて11月に泉のセルバに集結し催事を打ちます。

通常の販売会だけやっても仕方がないので「村祭り」と称して楽しくやる予定です。

詳しくはまた案内いたします。









ぬくもり弁当 

2015年09月13日 | 農家ブランド

晴れるなら一回ピシっと晴れて欲しい。トドメの雨は怖い。


そんな雨にふられる前に朝から午後までぶっ続けでなんばん焼き。100キロ位。

昨日のMr.Children野外ライブもあり、もうコタコタ疲れきっています。






お盆前からずっと休んでいたお弁当。

昨日から再開。まだ道の駅には出せる余裕はないです。


「ぬくもり弁当」というコンセプトでいこうと決定。

プロの料理人ではないし、一流食材とかにこだわるつもりもない。

もちろんそういう料理もすごいけれど、

家庭で自分も含めて食べてきた味を提供するプロもいいんじゃないかと。

んで自分たちが作るものは?と考えた時に、よっちゃん商品もいっしょだけれど、





与えられた自分ちや周りの環境の中で一生懸命育てた食材、仲間の食材、

それを美味しく食べてくれたらうれしいな~と精一杯手をかける、

その想いや温度を感じてくれたら嬉しいということで決めました。

「ぬくもり」というのはこれまであんまり使いたくない言葉だったんだけど、それしかないという結論に。



今月はありがたいことにすでにけっこう予約を頂いていそがしい。



ぬか床が新たに加わったのは大きいな。



今月は怒涛。

畑もクライマックス、稲刈り準備に気持ちも焦る。

やりぬくど!



ご心配ありがとうございます!

2015年09月11日 | Weblog

いやいやぁ~、

前日に茨城の様子を見ていてまさか翌日あの光景がここに来るとは、という気持ち。

昨夜はもの凄い豪雨にほとんど眠れずでした。

真夜中に避難勧告発令で、まんず気をもんだ夜でした。


震災の時は家、建物がいっぱいやられました。

今朝は朝いちでグルっと一周りすると、いたるところが増水、氾濫で崩落。

畑、田んぼ周りはこっぴどくやられてしまいました。





10数年前に家の前に、やっぱり雨で小川が大規模崩落して起きたら家の前一面が湖という事がありました。

そうなったらどうしよう、、、というのが一番でした。

今回もここが一番。

くるみちゃん畑は間一髪。ぎりぎり。





向かいの山へ渡る橋は落ちてしまい、

春に甥っ子タッツと人力補修した田んぼ道は、100メートルくらい落ちてしまって車も機械も通れないほど。。。降り出し。




朝は集落から出る道もあっちもこっちも崩落土砂だったのですが、重機持ってるひとや市の尽力で夕方には出れるように。

昼ちょっと車で出たら、大きなヒビ割れ道路をおっかなびっくり走ってたら路肩が緩んでズルズルとハマり、

昼休み中だったご近所大工さんに1時間助っ人してもらってなんとか脱出、というカッコ悪い事態もありました。




夕方街へ出たら江合川が異様な水量で驚いた。

テレビにも出ましたが平場の街は堤防が壊れてすごいことになってました。

知り合いの人は腰上まで水が上がってなんとか逃げたというくらいだったので、相当なもんだったはず。


自然はおっかない。


そんな中、朝から電話、メールで取引先、友人、知人、遠くのお客さんからまで、

ほんとに沢山の方々からご心配の連絡を頂きました。

本当にお気持ちに感謝致します。

ありがとうございました。



しっかり水がひいてどうするか、、、考えなくちゃなんないことが多すぎですが、

明日からは晴れそうなので前向いていこうと思います。





秋の味覚。

カミさんがいちぢくを煮始めました。

2015年09月10日 | Weblog

この一ヶ月、ほぼ雨。

ここに来て集落の稲も大分倒れたものも多く、今夜から明日まで更に豪雨予報なので心配だ。

やっぱり商売抜きにしてもこれだけ天気が悪いと「さー出かけるぞ」という気分にはならない。



鬼怒川決壊の映像は強烈。

どんなに色んなモノが発達しても、自然の脅威には敵わない。

安保の渦中の自衛隊も今回も決死の捜索・救出活動をしている。

災難が起こる度、鍛えた体と技術を活かしての活動は凄いとアタマが下がるばかりだ。


経済社会をいかに生き抜くか、が第一の今の時代だけれど、

こういう災害がある度、

なんかあったときに役に立つ知恵、つながりを作っておくほうが大切だよなと痛感させられる。




ぬか漬けにカブが仲間入り。





Wワークショップな一日。

2015年09月09日 | Weblog

なかなかの雨天が続く中、大豆・くるみちゃんに電線張り進行中。

台風が心配。

天気は年々おかしくなって、被害の大きさもデカくなってる気がする。



一昨日はめずらしく昼も夜もワークショップ。



最初は海山メンバーで。

来年、岩出山で富良野グループ公演「屋根」が決まっています。

きっかけは新聞ばっぐ。それを倉本聰さんに繋いでくれたのが写真の吉田さんでした。

初めて岩出山を訪問してくれて、会議に参加頂いて、せっかくの機会だからと「伝えること」について、

勉強させていただきました。

勉強、というよりも「素直に学んでしまったなー」というくらいに、ざっくばらんに柔らかく、楽しく教えていただきました。

ひとりでも、団体でも、それまでの経験と場の空気と、足し算と、、、という具合で「取り繕う」ことを考えてしまいがちですが、

「そもそも、なんなの?」

と、あらゆるものを分解して積み直していくことの大事さを自然に考えられました。

面白すぎて時間が足りなすぎ。また近々お願いしたい。






一方夜は、街のタウンミーティング。

以前にヒアリングされていたのですが、今度岩出山地域の活性化を大学を入れて話し合いながら方針を出していく、

という考えのもと、各方面でご活躍の若手を中心に20名くらい集まりました。

参考事例としてフットパスという手法も紹介頂いて、自己紹介、今の活動とこれからの活動とをグループワークという流れ。

こっちも濃密な3時間。


私の考え方として、なにをやるのか、を考える為の時間だとすれば、

せっかく多方面から人が集まっているのにもったいないと思ってます。

それぞれが、商売であったり賑わいを生み出すためだったり、小さくとも行動してすでに動いているから。

それをつなぐ場がここだとすれば、その繋がりを活かして「何をやるのか」という大黒柱が見つかれば、大きなムーブメントになるはず。

途中、そんな話をドーンとぶち込んでみたのですが、予定調和と違うのか、

また、ピンと来ちゃった!!ままだった私の話し方も悪かったところもあり

イマイチな空気もあったり、同じくピンと来た人は「それしかないね!」と言ってくれたり。


まんず、次回が楽しみになりました。



一日中アタマを使ってしまったので、夜中まで寝れないほどでした。たまにはいいかも。