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ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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蓼科合宿 その2

2009-07-09 15:05:00 | ノンジャンル
2発目。

500円のユカタが飛ぶように売れています。

けれども、なぜか、1枚だけ残りました・・・

これもある意味、遠慮のカタマリなのでせうか?

(売れば売るほど損をするという、不思議な商売をしています。感謝の気持ちを価格に代えて・・・店主 拝)


さて、続きです。

お昼を食べ終わって2時近く。

ここ下諏訪から蓼科までは遠くありませんが、あたしの癖として、初めてのところは宿をまず確認して、その後あらためて余った時間をどう過ごすかという算段をするのでありますね。

ということで、とりあえず宿泊地となります蓼科グランドホテルへ直行いたしました。

知らぬ土地では、道がなかなか複雑なのでありますね。

だから、途中何度か、道に迷いましたよ。

大まかな方向は合っていても、一点を目指す時、往々にしてこういうことはあるのです。

ナビがあると、こういうことはないのかもしれませんが、ナビを頼りに走ると、道の途中の思い出が作れない気がしています。

右か左か?と迷った所で、空を見上げて、太陽の方向から東西南北を考える時、あたしはその地点を思い出として記憶できるのであります。

そして、そんなところに旅のおもしろさを感じているのです。

フラフラとしながらも、しばらく走って、それでもやがて到着いたしました。

それでもまだ3時前。

玄関脇に亀太郎を止めますと、ホテルから男の人が出て来ました。

「チェックインは3時からなんです・・・」

少し早すぎるようですね。

あぁ、そうですか・・・とお返事をして、そこからしばらく時間つぶしの計画を立てることにいたしました。

そのホテルのそばには、蓼科湖と白樺湖があります。

めぼしい所は良くわかりませんが、蓼科湖畔には、美術館らしきものもあるようです。

そこで、あらためて亀太郎と発進いたしました。

まずは、白樺湖へ行ってみます。

う~ん・・・湖がありました。(当たり前)

気の向くところが見つけられず、では次は蓼科湖です。

・・・蓼科湖到着。

駐車場に亀太郎を止めますと、何か聞こえてきましたよ。

「ボクと一緒に、遊ぼうよ!」

それは、あたしの子供たちが小さな頃に聞いた覚えがあります、アンパンマンの声ですた。

声のする方へと向かってみますと・・・

アァァァァ! いたっ!



な、な、なつかすぃ~!!!

アンパンマン、バイキンマン、カレーパンマン、そしてドキンちゃんが、そこにたたずんでおられますた。

フッと、子供たちが小さな頃の思い出が甦りましたね。

そして、相変わらず、テープレコーダーなのか、アンパンマンは例の言葉を繰り返すのでありました。

「ボクと一緒に、遊ぼうよ!」

平日の蓼科湖畔に人影はなく、その声はむなしく響いておりました。

それでも、こういう時こそ、あたしの妄想はめまぐるしく働いたりいたします。

「アンパンマンよ。その声は、少しばかり早すぎるのだ。夏休みまであと20日・・・いや、せめて次の週末まで待つが良い。その時こそ、キミの声は、無垢な子供たちの歓声とともに受け入れられるであろう。それまで・・・辛抱してね。」

その後も、アンパンマンは、けなげに同じことを繰り返しておりました。

そんな情景に、あたしは人生の無常を感じていたのでございます。




さて、まだまだ時間はありますもので、そのそばにあります美術館へと参りました。

こちら ↓



マリー・ローランサンさんの作品が展示されているようです。

見たことがある気がしますが、よくわかりません。

そして、受付のオバサンは、あたしが時間をもてあましているのを見透かしたかのようにこうおっしゃるのでした。

「ついでに、彫刻の庭はいかがですか?」

アンパンマンの声には従いませんでしたが、オバサンの声には従ってみました。

で、彫刻の庭。↓



湖畔のそばの森の中に、北村西望を中心として、多くの彫刻が置かれておりました。

(広いのですが、たぶんあたしはその敷地を独り占めしていたと思います)

キレイな裸婦の皆様が、あたしを迎えてくださいまして、ちょっとうれし・・・

そうして時は過ぎ、ホテルのチェックインには充分な時間となりました。

ということで、その2はここまで。

・・・つづく

蓼科合宿 その1

2009-07-09 09:37:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日は10時間寝ました。

疲れていないつもりでしたが、やはり体は正直です。

では、再び絶好調になったところで二日間を振り返ります。


7月7日。

・・・嬉しくて嬉しくて4時半起床。(小さな子供並み)

外が白んでおりました。

天気が心配な所ですが、パラパラと小雨模様で、このままの状態ならありがたいのだがと祈りながらいそいそと旅支度を整えまして、6時いよいよ出発。

本日は、つい4日前に納車をされましたつるちゃんの後継機、亀太郎(かめたろうと命名)にいきなりまたがってのツーリングでありますよ。

慣らし運転をかねまして、ユルユルと目的地の蓼科グランドホテルを目指すのでありました。

知多半島道路から湾岸道路で土岐へ。

そこから中央自動車道で松川という所まで参ります。

途中恵那で休憩。



8時ごろだと思いますが、やはり雲が低いです。

でも、それがまた山にかかると、なんとも玄妙な風景になったりして良いのですね。

さて、今回蓼科へ行く途中では、二つ寄り道をいたします。

その一つが分杭峠(ぶんぐいとうげ)。

そこへ行くために、まずは松川で降りて、152号線へ入ります。

この152号線沿いが、俗にいうところの南北の構造線に辺り、東西の構造線と交わるところが分杭峠みたいです。(あまり良くわかっておりませんので、違うかもしれません)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E6%9D%AD%E5%B3%A0

・・・まぁ、パワースポットと呼ばれて、その道の方々にはかなり有名な所のようですよ。

と言いながら、実はあたくし、こういうモノや話はあってもよいのでありますが、頭から信じるということがありません。

ただ、懐疑的ではありますが、実際に行ってみて、何かを感じるかもしれないし、感じたら感じたでおもろいなぁと興味はあるのであります。

神社をお参りすると、なんか気持ちがよい・・・というのと同じですね。

そんな思いで、今回はその分杭峠へ来たのでありました。

途中、雨によるガケ崩れなどありまして、少しばかり迂回を余儀なくされましたが、なんとか152号線へと合流。

そこからは細い山道がず~ッと続きました。

ゼロ磁場と呼ばれる場所を、ポツポツと降る雨をシールドに受けながら、亀太郎と進むというのも、なかなか趣がありました。

途中、苔むした小さな祠を見つけまして、パチリ。


(亀太郎、初登場であります)

そこからまた、杉の連なる山道をドンドコと進みますと、やがて山の頂に到着。

ここが分杭峠なのでありました。



しばらく気を静めてみます・・・

・・・

・・・

な~んも感じません。

やはりあたしは、不感症なのだね。

ということで、来てみてそれがわかっただけ良かったのだ。

さて、分杭峠からは、山を下って諏訪に入ります。

ここで二つ目の目的地、諏訪神社をお参りします。

上社と下社がありますが(というか、ほんとは4つあるのだね)、近い所から行くとなるとまずは上社本宮です。

ということで、ドン!



着きますた。

さすがに立派な境内です。

そして、お社も立派でありました。



この頃覚えた祝詞を上げましたよ。(お賽銭は100円)

お札とご朱印をいただいて充分に堪能して、次は下社秋宮へと参りました。

諏訪湖畔をしばらく走って下諏訪へ入りますと、やがて到着。

ドン!



こちらもさすがの構えでした。



100円のお賽銭と祝詞、お札にご朱印と、いつもどおりの手順を済ませ、こちらも後にいたします。

また一つ、念願が果たせて嬉しいPでありました。

さて、お昼時となりまして、せっかくですので信州のおそばを食べようと思ったのですが、これまた観光地でもありますので、おそば屋さんがとても多い。

そこで、禰宜さんをつかまえて、どこがおいしいか聞いてみました。

そして、教えてもらったのがこちら ↓



苔泉亭 千ひろ (たいせんてい ちひろ)というおそば屋さんです。

おいしいおそばを食べる時の作法として、日本酒を頂くのが礼儀ですね。

ということで、ドン!



左から、小ワカサギの南蛮、もずく、大根のお漬物で、大変おいしくお酒をいただきました。

やがてお酒が終わる頃におそばを頼みまして、もりそばを2枚いただきました・・・あぁ、おいしかった。

ここはどこからかのお屋敷を移築したみたいな造りで、中庭もとてもきれいでした。



場末のそば屋もよいですが、今回はこちらでよかったです。

さて、お腹も落ち着きましたので、いよいよ蓼科グランドホテルへと参りますが、まだまだチェックインには早すぎますね。

ということで、この後もうちょっと楽しみますが、それはまたこの次。

・・・つづく