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高野山 パート2

2012-04-28 16:40:00 | ノンジャンル
こんにちは。

ゴールデンウィーク突入です。

お陰様で、商いをさせていただいております。

そんな中での、高野山パート2ですよ。


さて、明けて二日目。

6時半から、朝のお勤めがありますと言われて、全員本堂へ。

ここでお経を上げていただきます。

それは・・・

母方の先祖が眠りますこの普門院ですが、高野山は遠くて、はこれまでお参りができなかったといいます。

それが何十年ぶりに訪れることができまして、念願の供養ができたのでした。

ご本尊の前で、方丈さまが過去帳にあります数々の戒名を唱えて供養していただいている間、母はずっと泣いておりました。

それだけでも十分に価値のある高野詣ででしたね。

無事に供養を済ませて、朝食。

その後、9時から、すぐ近くにあります大師会館というところで「お授戒」というものを受けてまいりました。

この「お授戒」とは、前夜方丈さまとのお話で、たまたまあたしが「あたしは戒名を釈輝人にしようと思いますが、ええのでしょうか?」と尋ねますと、名前は結構ですが、仏さまとご縁を結ぶというのなら「お授戒」を受けるがよろしいと申されたのでありますね。

僧籍にあるものは「灌頂」という儀式があるのですが、凡人にはそれにあたるものとして「授戒」というものがあるらしい。

それを家族5人で受けてまいりました。



広いお堂に50人くらいいたでしょうか?

やがて時間が参りまして、お堂の入口が閉められますと中は真っ暗。

正面にお大師様のお姿とお灯明だけがはっきりと浮かび上がっておりました。

そこに、阿闍梨様登場。

でも、暗くてお姿は定かではありません。

阿闍梨様の後に続いて真言を唱えて、しばらくは阿闍梨様のお経を聞きながら、手を合わせておりました。

どうやら儀式は終わったようで、最後に阿闍梨様から、御札のようなものをいただきました。



授戒の証明書みたいなものでしょうか?

こうして、あたしたち親子は、晴れて仏様とご縁を結ぶこととなったのでありました。

なんだかちょっとだけ気持ちが軽くなったような気がしましたよ。

その後、あとは帰るだけとなりまして、お土産屋さんに立ち寄ってお土産を買って、一路帰宅となりました。

来た時と違って、少し遠回りでしたが、大阪から高速に乗って午後3時帰宅。

体力のない父と、不自由な体の母でしたが、姉達の支えもあって、よくぞ行けたと思っています。

お参りができて、本当に良かった。

ありがたかったです。

以上、高野詣での二日間でした。