ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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初月忌

2016-03-10 13:28:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今日は少し寒いです。

あたしは寒がって背を丸めてももちゃんと散歩に出ますと、ももちゃんはいつも勢いよくあたしを引っ張ってワシワシと前に突き進んでいきます。

気になるところでは、いくらあたしが引っ張ってもそこから離れようとはしません。

そこで納得をしてオシッコをするまで、彼女はその意思を通します。

・・・

生きるとは、こういうことなのだな・・・


が亡くなりまして明日で一か月となります。

仏事としては初月忌というらしい。

俗にいう、初めての月命日ということです。

父の葬儀からもう一か月も経つのか?と思いながら、七日ごとの法要を過ごしてみれば、それまでのアレヤコレヤで忙しかったことも懐かしく、あらためてじいちゃんの遺影を眺めつつ、

「じいちゃん、こっちは大丈夫だよ」

と報告をしております。


昨日は4七日(四回目の七日参り)で、いつもながらに姉たちが参列してのお参りがありました。

おっ様の読経に合わせて、経本を見ながらいっしょに経文を唱えます。

漢字が並ぶ経本の下には、意訳が書かれています。

お経を唱えながら、それを見る余裕もできました。

そこには死者への弔いの言葉が並んでいます。

それは大まかに言えば、「こちらで何があったか知らんけど、あちらでは安心できるからね、大丈夫だよ」と、諭すように書かれておりました。

・・・だから、じいちゃん、大丈夫。


さて、こうしてあちらでは大丈夫そうだと目途はつきましたP.

では、今のあたしはどうするか?

・・・

それを、今朝のももちゃんが見せてくれたような気がしています。


イイも悪いも、好きも嫌いもあるんだが、だからどう進むかを決めるのは・・・あたししかいないんだな。

ずっとそう思ってきましたが、今改めて、本気の本気のところのあたしを試されている気がします。


「暮らしが祈りです」

この頃に亡くなった佐藤初女さん

https://www.ntt-f.co.jp/fusion/no27/tokusyu/tokusyu.htm

ガイアシンフォニー(第2番)という映画で知ったこの女性のこの言葉は、同じ映画に出ていたダライラマに劣らず、あたしには胸に迫ってきました。

でも、あの当時受けた印象と、それから20年経った今では随分と意味が違ったような気がしています。

ももちゃんに祈りがあるかどうかはわからないけれど、ももちゃんによこしまさはない。

そんな風に生きていきたいと、じいちゃん没後の今、ももちゃんを見て感じていました。


自分でハードル上げて困るんですが、そうしたいあたしなんだからしょうがない。

そこに向かって、P、参ります。

(大そうなことはできるはずもないですが、あらぬ方向に向かっていたら、教えてください。・・・頼みます。)