ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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5月14日編(二日目)

2009-05-22 08:42:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日の続きです。

京都の朝は、やはり5時起き。

同室の白人青年は、眠りこけておりました。

起こさぬようにソッと部屋を出て、誰もいないロビーで写経。

その後、6時には、勝手にチェックアウトいたしました。

ユースホステルは、好きな時間に出かけられるのが良いですよ。

外に出てみれば、京都の朝はドピーカン。

大変気持ちよく、本日は倉敷へと向かいます。

今回のツーリングを計画するに当たり、一日の移動距離はおおよそ200km、そして、行く先にめぼしい神社があることが条件となっております。

ついでに、行ったことのないところなら尚よろしい。

倉敷の選定に当たりましては、行ったことがない上に、なんとなく若い女性にオサレな町といわれていそうな雰囲気が決め手になりましたね。

京都南から名神を通って、大阪から山陽自動車道に乗り換え、やがて岡山へ。

ここで降りて、まずは、吉備津彦神社へお参りします。



平らな地に建つ、大きなお社です。

桃太郎にちなむ神社も、どうやらここのようですよ。
(よくわからずしゃべっています)

ただ、大きくて立派なお社なのですが、なにげにすすけた風情です。

お参りをしてご朱印を頂き、次はすぐそばにある吉備津神社へと移動。

吉備津彦神社と吉備津神社は、似た様な名前ですぐ近くにあるのです。

どうやら、昔の話で、今立っているそれぞれの場所は、国が違っていたらしい。

国境が神社の間にあるらしいのね。

だから、たとえ近くても、もとを辿れば、それぞれの地域の神社として建てられたということのようです。

なるほど・・・(でも、よくわかっておりません)

さて、こちら吉備津神社は、山の中に立てられたお社でありました。



先ほどの吉備津彦神社と比べると、なんとなく威勢の良い神社であります。

きっと、観光客がたくさん来るのは、こちらの吉備津神社のほうなのでしょう。

イワレを知りませんが、雰囲気でなんとなくわかるものもあるのでした。

何かが国宝であると書いてあったのですが、それが何か忘れました。

結局あたしは、お参りすればそれで良く、文化財的なものにはあまり興味がないのでした。

この神社の周りには回廊がありまして、途中途中には、いろいろな神様の分社があって祀られておりました。

まだ朝の10時ごろのことですので、山の中のアップダウンの激しいその回廊も、ひとしきり見てまわりお参りさせて頂きました。

結構疲れるよ・・・

さて、ご朱印もいただいて、ここも後にいたしまして、倉敷の町へと入ります。

ここでのお目当てはただ一つ、大原美術館であります。

早速見つけて館内へ。

大原さんのコレクションはさすがでありましたよ。

と言うものの、あたしは絵の価値が良くわからんのであります。

有名なエル・グレコの受胎告知も拝見しましたが、やはりよくわからんなぁ・・・

そんな中、あたしが大変感動したのが、河井寛次郎や濱田庄司の民芸芸術の作品が多数あったこと。

壁にある説明を読むと、大原さんはこういった芸術家のパトロンとしても活躍されていたらしい。

京都の河井寛次朗記念館は随分前に行ったことがありますが、あそこよりも数段良い作品が並べられておりました。

昔の富豪は、目も利いたのだね。

くまなく見て、やがてお昼。

ちょうど敷地内の庭の手入れをしているおばさんと話している地元の人らしい女性を発見。

「このあたりに、おいしいおそば屋さんはありませぬか?」

と尋ねると、

「あら、あたしは蕎麦屋です」

と言われます。

「ご縁でしたネェ~」

といいながら、その人に連れて行って頂きました。

石泉」という名前のおそば屋さんで、とてもおいしかったです。(大当たり)


(食べてから写真を撮るのに気がついたので、器がほとんど空ですね)

おいしいお蕎麦には、冷酒は欠かせませんね。

地元のおいしいお酒を、少しだけ頂きました。

ホロリとして、倉敷の町をブラブラしてみます。

確かに小奇麗でオサレなのかもしれませんが、何とはなく観光用に作られた町みたいで、あたしはあまり好みではありませんでした。

それでも、時間はたっぷり残っていましたので、町の裏まで歩きまして時間つぶしをしてみました。



やがて夕方。

本日の宿となります倉敷ユースホステルに着。

町からはすぐでした。



当夜の泊まりはあたし一人とのこと。

のんびりできますから、それはそれでよいですね。

来る途中で買ってきたお酒とツマミを前にして、ゴロゴロとしておりまして、やがて夜。

と・・・

宿泊客はあたし一人だったはずが、なぜか外からドヤドヤと来訪者が・・・

ん?と思っていましたら、それはどうやら地元の方々が、この場所を借りて、バンドの練習をされるらしい。

宿の奥さんが、「音楽は好きですか?」とおっしゃいますので、エェ好きですよと答えたら、「では、ビールでも飲みながら聞いてみてください」と勧めてくださいまして、ロビーにビール片手に座っておりましたのね。

やがて・・・そこに現われたのは、アラウンド60(=還暦)の皆様5人ほど。

エレキベースやギターを取り出して、さて何が始まるのであろうかと待ち構えておりましたら、そこに流れてきたのはド演歌!

「じゃ、新潟の女から・・・」

とリーダーらしい人が言いますと、紅一点の女性ボーカリストが、その「新潟の女」を歌われ始めたのでございます。

う~~~む・・・

どう考えても、カラオケ同好会の延長です。

それの生オケバージョン。

はじめこそ、観客よろしく拍手なんぞしていましたが、

「じゃ、次はね」

とかなんとか、延々と続くものですから、やがてあたしはフェードアウトしたのでありました。


(紅一点の女性ボーカリストと記念撮影)

ということで、倉敷の夜は、アヤシイ演歌とともに過ぎて行きますた。

・・・続く

ぴか、行きま~っす!5月13日編

2009-05-21 15:28:00 | ツーリング
こんにちは。

九州バイクツーリングを無事終えて、昨夜は慣れ親しんだニホヒのこもった布団と枕で熟睡。

精気満タンで今朝を迎えました。

では、日記代わりにこれまでを振り返ってみます。

5月13日(水)

前日の天気予報では、朝方早いうちは雨ながら、やがて収まるということで、5時には目覚めておりましたが、7時まで待っていよいよ出発。

大ぶりのバックに、道中に必要なものだけを詰め込んで、つるちゃんの小さな荷台にくくりつけてイグニッション・ONであります。

さてさて、30年ぶりのツーリングはいかがなことになるのであろうか?と不安も多少はありながら、生来の楽天的なあたしですよ。

その胸のうち98パーセントは、期待でふくらんでいたのであります。

今回の旅の目的は、まず第一に、天孫降臨の地「高天原」というところを是非一度見てみたかった。そして、八百万の神々が集まると言う出雲大社に一度行ってみたかった。その二つが主眼でありました。

それにしても、バイクでちょっと行ってくるという距離ではありませんし、せっかくのツーリングですので、行けるところは立ち寄ってみたいのが人情。

何でか知りませんが、このごろ神社とかお寺とかに興味が湧いておりますので、コレ幸いとそれぞれの地域でめぼしい神社を回ってみようと思ったのですね。

出掛けにKさんから、「巡礼の旅を楽しんできてください」と言われ、「あぁ、これもまた巡礼なのであろう」と思いがけずその意義を感じたのでありました。

さて、7時。

低い雲ながら、雨は収まっている中をつるちゃんにまたがりまして、いよいよ出発いたしました。

名古屋から伊勢湾岸道路を経由して、新名神をドンドコと走りますとやがて京都。

京都東を下りて、今日はここ京都で一泊です。

先は長いので、ユルユルと様子を見ながらと計画を立てておりますのよ。

京都もお仕事柄来ることは多かったのですが、では、どこか行ったのか?と言われると、案外どこにも行っていないのですね。

今回は神社がメインの旅ですので、とりあえず京都東の降り口に近い平安神宮へお参り。

たまたま最初にお参りするのに、京都に降り立った所から一番近いというだけの理由でしたが、これからの旅を思うにつけ、「平安である」と言うのはなかなか良いではないかと思ったのです。

まぁ、難しいことを考えての旅ではありませんので、こんな調子でこれから行くのでありますよ。



今回初の写真で、慣れていないせいか、顔があらぬほうを向いております。

だんだん慣れるから・・・

さてその次は、またまた近い所の八坂神社であります。

京都の人は、茅の縄の先に火をつけて、蘇民将来の神様にすがっておりますのが有名ですね。

つるちゃんを歩道の脇に止めて、参拝。

バイクはこういうところが大変便利です。

その後、下賀茂神社、上賀茂神社を巡りまして、ちょっと足を伸ばして、鞍馬と呼ばれるあたりになるのでしょうか?貴船神社へお参り。

初夏には、川床と呼ばれる清流の上に座敷をしつらえた所で、鮎料理なんぞをいただくのが有名ですが、あたしは行ったことがありませんでした。

山の奥で、ちょっと遠いのよ。

今回は、そんな所へも軽々といけるのが良いですよ。

山道をしばらく走って、やがて貴船神社です。



大変こじんまりとした、それでもキレイなお社でありました。

お参りを済ませるとちょうどお昼。

季節が合えば鮎料理といきたいところですが、鮎にはまだ早いですね。

それでも、何か食べるものはあるであろうとそばのお店に入りますと、「鮎そば」というメニューがありますよ。

時期ではないけど、それもまた趣であろうと注文。

で、これ ↓



ニシンそばのニシンが鮎でした。

うまいか?といわれると、ん?という感じです。

でも、貴船というところらしいということでOKです。

さて、お腹もふくらんで、次は曼殊院というお寺へ参ります。

実はこのお寺、あたしのオバサンの実家です。

むかしむかし、一度訪ねた記憶がありますよ。

地図を辿って到着。

観光名所ともなっていますので、窓口で拝観料を払って、ご朱印をお願いして、ついでに「実は愛知県の新美と申します」と言いましたら、窓口の方はわかってくださったようで、やがて奥からお庫裏さんが来てくださいました。



少しの間、お話をさせて頂きました。

ほのぼのとした所で、まだ日は高いです。

さてどうしよう?と思案しがてら地図を見ていましたら、「ラジウムが日本で2番目」という温泉宿発見。

早速に行ってみました。



ラジウムが何かは知りませんが、温泉というのが良いではありませんか。

湯治場みたいな宿で、のんびりと温泉に入ってきました。

やがて夕方・・・

本日はこれまでと、宿となります東山ユースホステルに到着。

さすがに都会のユースは小奇麗ですね。

二段ベッドの下を寝床と決めて、今日はこのままのんびりといたします。

10人ほどは入る部屋でしたが、同室はどこかの白人一人。

話すのも面倒なので、一言も話さぬまま食事をして寝ました。

ちなみに、当夜のメニュー ↓



ご飯を3杯食べました。

タダだとたくさん食べるイヤシイあたしでありました。

9時には就寝。

満足の一日は過ぎました。

では、翌日の出来事は、また明日・・・

満願成就!

2009-05-20 18:04:00 | ツーリング
こんばんは。

P、無事に帰ってまいりました。

13日から本日までの出来事は、明日からオイオイ書いてまいります。

出立に向けてのはなむけのお電話やメール、また、道中でのハゲ増しと無事を願っていただいたメールなど、ありがとうございました。

この場をお借りしまして、心からお礼申し上げます。

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」(奥の細道)

・・・旅は良い!

あらためてそう思った8日間でした。



母の日・・・だったのね

2009-05-11 08:20:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日は母の日でした。

毎朝のように、バアちゃんの顔を見に行った時には気がつかず、店に戻ってニュースで「今日は、母の日でつ・・・」と言われて気がつきました。

言葉だけでもかけてあげればよかったと思いましたが、後悔先に立たず、覆水盆に還らず。
(去年も忘れていた気がする・・・)

一日過ぎましたが、今朝はただいまからご機嫌伺いに出かけますので、何事か、喜んでいただけることをして差し上げたいと思います。


乳の恩に 生かされて来し 命かな
(ちのおんに いかされてこし いのちかな)


・・・

気の利かない息子ですが、許してチョ。