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人口ピラミッドの変化

2011年12月07日 | 人生観

 算数で「資料の調べ方」という単元がある。

 人口ピラミッドの変化を学習する時間もある。

 60年前、30年前、現在と比較すると、少子高齢化がはっきりと分かるグラフが載っている。

少子化も高齢化も不安だが、1つ「素晴らしい」と感じたことがある。

 それは、彼岸の墓参りを思い出したからである。

 墓には、個人の名前だけでなく、亡くなったときの年齢もかいてある。

 昔の記録として書いてある年齢の多くは、20才以下、それも5才以下が多かった。

 親として、何が辛いかというと、わが子が先になくなることだろう。

 昔は、それが多かったわけである。今よりもっとわが子を亡くす悲しみがあったはずである。

 人口ピラミッドを見ると、ここ数十年の子供達は、その殆どが成人し、中年になっている。昔よりも若くして亡くなる人の割合がとても少ない。

 「若い人が亡くなる割合が昔よりも少ない」

 これが、人口ピラミッドを見て、「素晴らしい」と感じたことである。

 ちなみに、今から30年後、このままの人口が推移すれば、人口ピラミッドは、逆三角形のピラミッドになるようである。

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