昨日は忘年会だった。
とてもうれしいことがあった。二次会でのことである。
お店から出て行くおじさんが握手をしに来てくれたのである。
理由は、私がおじさんが歌うときに盛り上げたからである。ほめたからである。
離れた席でおじさんが歌っているとき、自分たちも手拍子をして盛り上げた。
そして特に、自分は、間奏で「うまい!」「声がいい!」「凄い!」と声をかけた。
おじさんも気持ちよさそうに歌っていた。その姿を見て、こちらも気持ちよく聴けた。
きっとうれしかったのだろう。お店を出るときに、わざわざ自分たちの席に来て握手をしてくれた。
一緒に盛り上げた同僚は、自分が算数の授業で丸を付けて子供達をほめているのを知っている。
私が「最高!」などとほめているときに、同僚たちは、
「酒の席でも丸付け法をしている」
と言ってテーブルに丸付けのジェスチャーをしていた。