仕事の道楽化

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月刊誌「致知」4月号「稲盛和夫に学ぶ人間学」からの学び・・・特に心に残る言葉

2021年03月12日 | 修養
 稲盛和夫氏の言葉には、実践をくぐらせて得た教訓がたくさんある。

 実践を通しての学びであるため、言葉に力がある。

 例えば、特集リード文に書いてあった次の言葉

「災難や苦難に遭ったら、嘆かず、腐らず、恨まず、愚痴をこぼさず、ひたすら前向きに明るく努力を続けていく。これから将来、よいことが起きるためにこの苦難があるのだと耐え、与えられた苦難に感謝すること。よいことが起きれば、騎らず、偉ぶらず、謙虚さを失わず、自分がこんなよい機会に恵まれていいのだろうか、自分にはもったいないことだと感謝する。これが索晴らしい人生を生きるための絶対の条件です」


 この考え方で生きることができれば、逆境は存在しない。

 すべてよいことの前兆となる。

 また、よいことが起きても、そこで天狗になることなく、常に成長する人となるだろう。




 次は、母校である玉龍高校で講演したときの言葉。

 講演テーマは、「君の思いは必ず実現する」

 この言葉通り、「思い」の力の素晴らしさを語る講演となった。


 綺麗な美しい心で生きていく人は、素晴らしい人間性、人柄、人格になると同時に、その人の周囲にも、その人間性、人柄、人格に合ったような素晴らしい出来事が起こってきます。仕事も順調にいき、会社も繁栄し、豊かで平和な家庭が築けるといったように、素晴らしい環境が周囲にできてくるわけです。心に抱く「思い」というものは、それほど偉大な力を持っているのです。 

「思い」を実現させるためには、寝ても覚めても思い続けるくらいの強烈な「思い」でなければなりません。           p.17

 人間の持つ「思い」は必ず実現することを信じるべきです。「こんなことを思っても高望みではないか」「どうせ実現しないだろう」などとは、決して思ってはいけません。できるだけ高邁な「思い」、崇高な志を持って、その高い目標に向かって必死の努力をしさえすれば、必ずその「思い」は実現していくはずです。同時に、それが「世のため人のために尽くす」といった純粋で美しい「思い」であれば、自分の能力を超えて、周囲の人々、さらには自然の力をも得て、実現していく可能性は高まっていきます。p.23



 他には、次の言葉も心に残った。

 謙虚である限り失敗することはないし、悪い人間も寄ってこない。「謙虚さは魔除けだ」

謙虚=「魔除け」   確かにそういう面がある。

コメント
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