仕事の道楽化

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年齢を言い訳にして、挑戦するのをあきらめそうになったら、長岡三重子氏を見習おう

2021年03月09日 | 健康・病気
 長岡三重子氏の訃報が新聞に載っていた。

 106歳でなくなられたそうである。

 長岡氏は、女性最高齢のマスターズ記録保持者である。

 長岡氏は、80歳で膝を痛め、長年続けた能楽(観世流)を続けたい一心で、リハビリのためにプールに通い始める。

 85歳で、マスターズ水泳大会で日本記録を樹立。

 90歳で、世界大会で3つの銀メダルを獲得。

 銀メダルを3つ獲得したことで、本格的に水泳に打ち込むことにした。

 その時の長岡氏の言葉がこれ。

 「3つ取れても銀じゃからね。銀じゃダメじゃ、金じゃなくちゃ。みんな金メダルの北島康介は知っとる。でも、銀が誰かはあまり知らん。エベレストや富士山もみんな知っとるが、2番目に高い山はどこね?殆ど知らんでしょう。やっぱり一番でないとダメじゃ。徹底的にやろうと思いました。」


 「私は、100歳 世界最高の現役スイマー」 光文社 p.87

 90歳の人の言葉である。すごい。

 自分も90歳になったときに、こんな言葉が言えるものだろうか?


 このあと91歳になってから、コーチについて本格的に練習するようになった。

 95歳で世界記録29個を達成。


 100歳だった2015年には、女子1500m自由形の世界記録を作る。

 100~104歳の部で世界初の完泳である。

 時間は 75分54秒39

 1時間以上を泳ぎ続けたのである。  



 「人生100年時代」の象徴的存在の方だった。

 亡くなる4日前まで、プールでの水中歩行の運動をされていた。 

 私が目指している「ピンピンコロリ」の生き方そのものである。

 これから先、「もう年だから」と言ってチャレンジするのをあきらめそうになったら、長岡三重子氏の生き方を思い出すことだろう。

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