仕事の道楽化

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「苦手なこと(外遊び、体育)から逃げる子がいる」という親へのアドバイス

2021年03月20日 | 家庭教育
 以前、他校の保護者から相談を受けた事がある。

 「うちの子は、運動が苦手で、外遊びも嫌いです。体育の時間は何かと理由を付けてサボろうとしているようです。どうしたらよいでしょうか?」

 まず、保護者の言い分を十分に聞いた。遮ることなく。

 話し終えてからの自分の答えが、だいたい次の通り。



(学級担任との連携)

 学級担任は、そのことを知っていますか?(知らない?)

 まず、学級担任にそのことを伝えて下さい。

 必ずAさんに合わせて、指導をするはずです。

 ときどき、体育や外遊びでどんな遊びをしたかを聴いて下さい。
 



(家庭でできること・・・親子での外遊び)

 それから、家庭でもできることとして、近くの公園に家族で一緒に遊びに行くといいと思います。

 まだ3年生ならば、お母さんと一緒に出かけるのは嬉しいと思いますよ。(お出かけは好きとのことだった)

 おにぎりなんかを持って行って、一緒に食べるのもいいですね。

 遊具が好きならば、遊具の充実した公園が県内には結構あるので、公園巡りをするのもいいと思いますよ。

 公園で家族と一緒に遊ぶ楽しさをたくさん味わったり、遊具で遊んで体の動かすことを楽しむのもいいと思います。




(苦手なことも体験させる)

 そもそも、小学校では、「食わず嫌い」で、体験したくないからさせないというのはもったいないです。

 国語でも算数でも体育でも、「嫌いだからしない」というのはもったいないです。

 大人になったら、嫌いなことを仕事にする必要はありませんけど。

 子供のうちは、次の2つの点で、少々嫌なことでも体験させた方がいいと思います。

 1つめは、自分の可能性を知るためです。

 やる前は、苦手だと思っていたけど、面白かった、才能があった、と言うこともあります。

 2つめは、自分の得意なこと、不得意なことを知るためです。

 いろいろな体験をまんべんなくさせて、「自分が苦手なことは何か?」を確かめるのも勉強です。

 心理的、身体的にできないことをする必要はありませんが、できることには挑戦させることをオススメします。



 とまあ、こんな感じでアドバイスをした。

 納得してもらえたような表情をされていたけれども、これでよかったのかなあ。


コメント
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