仕事の道楽化

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究極の働き方改革、それは2割の人が次のような状態になること

2021年03月02日 | 修養
 究極の働き方改革とは、働いている人が、次のような状態になることだと考えている。

 「仕事が楽しくてたまらない。」という状態である。

 そういう人は、「もっと仕事をしたい。」「仕事をしているのか、遊んでいるのか分からない。」という気持ちになるだろう。

 もともと日本人の勤労観というのは、「働くこと=善」である。

 仕事を通して社会に貢献するという勤労観が日本人の普通の感覚だったと思う。

 最近は違っている。

 西洋流の、キリスト教的な勤労観が広がっている。

 キリスト教では、アダムとイブに、罰として労働を与えたことになっている。

 日本では、神様である天照大神が機織りの仕事をしている。

 日本では、仕事というのは神事でもあるのだ。

 


 とはいえ、みんなが「仕事が楽しくてたまらない。」という状態にならないといけないわけではない。

 現実的には無理がある。

 しかし、2割の人はそうなってほしい。

 残りの6割くらいの人は、「仕事は楽しいけど、大変でもある」くらいになればしめたものである。

 そういう組織であれば、きっと社会に貢献できる仕事がたくさんできる気がする。
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