仕事の道楽化

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教頭が感激した校長の言葉

2021年03月26日 | 学校経営
 以前、小さな学校で教頭職をしていたときのことである。

 夏の休暇をいつ取るか決めなくてはならないときがあった。

 お盆の辺りは、自分が出勤するつもりだった。

 自分が出勤して、校長をはじめ、職員がゆっくり過ごせればいいなあと思っていた。

 お盆以外の日に休暇を取るように書いて、校長に持って行ったところ、次のように言われた。



「教頭先生、夏の休暇は、教頭先生に、一番ゆっくりしてもらいたい。」

「お盆だけでなく、ほかの日にも、なるべく休暇を取ってゆっくり家族と過ごして下さい。」

「その分私(校長)が出勤しますから、大丈夫ですよ。」



 嬉しかった。

 教頭は仕事量が多いことを十分に理解して下さっていると思った。

 (本当は、精神的なプレッシャーは、校長の方が圧倒的に大きい。校長の方が激務ではないだろうか。)



 自分も校長になったら言ってみたい言葉である。 

「教頭先生、夏の休暇は、教頭先生に、一番ゆっくりしてもらいたい。」と。
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