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Pretenderの備忘録

玉響 さだまさし・立川談春二人会 立川談春40周年記念

2025-02-16 22:04:18 | 落語・講談
満席。談春ファンとさだファンで、いつもとちょっと雰囲気が違う。
開演前に、洋服の小春志が、お茶を出しに来たら、さだが出てきてお茶を遠くに置いたり。
談春が出てきてノリよく挨拶。その後、芝浜について、談志や志の輔の話をちょっとした後、いきなり枕なしで芝浜を始める。夢でしたというところで、前半終了。
ここでさだのバンド登場。さだが落語との出会いや、いろいろな落語家との出会いを語る。面白かった。
北の国からのところで、談春が田中邦衛の格好で登場して話をしたり。サービス満点。中村屋の話も出ていた。
芝浜リニューアルの鍵となった曲でさだパートは終了で、休憩。
休憩後は、芝浜の通常バージョンと、リニューアルバージョンを。リニューアルバージョンはちょっと長いし、通常バージョンの方が好きかな。
さだまさしの落語愛がよくわかった機会でした。


芝浜 前半
さだまさし コンサート
 案山子、秋桜、北の国から、関白失脚、最後の夢
芝浜 後半
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小山実稚恵の室内楽・新章 第2回  小山実稚恵&矢部達哉&宮田大II

2025-02-15 20:12:25 | 音楽 Classic
日本人の三重奏は、堤、徳永、練木のトリオがJTのホールの頃から20年以上やっているのではないか。小山、矢部、宮田のトリオは、脂がのった今最高のメンバーだろう。三人がとても楽しそうに演奏しているのが伝わってくる。息がぴったり。こんな重いプログラムを体力的に大変だったと思うが、そんなことを感じさせず、聴いている方も集中力を切らすわけにいかない。素晴らしかった。

残念だったのは、11列28番の女性が、前半・後半ともに演奏中にガサガサと恐らく飴だろう、出す音が響いたこと。特に前半はびりっと凄かった。後半にも同じことをしているということは、係員が全体に演奏中の音に気を付けてというのを聴いてないか、自分だとは思ってない認知症進行状態かだろう。一緒に来ていた隣の人も注意しないのかと非常に残念に思った。


出 演
小山実稚恵(ピアノ)
矢部達哉(ヴァイオリン)
宮田大(チェロ)

曲 目
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 D898 Op.99
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D929 Op.100
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ヒプノシス レコードジャケットの美学

2025-02-14 21:55:16 | 映画
インタビューと過去映像で、60~70年代ロックを描くドキュメンタリーは、最近の流行みたいな感がある。これは、レコードジャケットという視点で描いたもので、知っているジャケットにこういう物語があったのだと非常に興味深くみた。ピンクフロイド、ポールマッカートニー、レッドツェッペリン、10cc他、非常に面白かった。結構埋まっていた、歳いった人が多かったが。


シネマート新宿

監督 アントン・コービン
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ヒルビリー・エレジー

2025-02-14 15:14:35 | 読書
アメリカの繁栄から取り残された白人たち J.D.ヴァンス著 光文社2017

副大統領となったヴァンス氏が脚光を浴びるきっかけとなった著。この本が出た後、弁護士をしながら活動し、上院議員となり、副大統領となった。

彼の生い立ちについては衝撃的である。ラストベルトで起きていることがよくわかった。海兵隊というのが一つのきっかけになったというのは非常に象徴的で、80年代の映画の愛と青春の旅立ちを思わせる。彼は、イラクの戦場でのPTSDはならずに済んだが、そういう悲劇もありうる。
悲劇的な状況から、海兵隊、大学、イェールロースクールと成功していく物語は感動的である。また、イェールでのエリートの社交に感じるもの、オバマへの批判等は現在のアメリカを考えるうえで非常に役に立つ。

成功した彼は、現在、どう思っているのか。サンデルによれば、エリートほど、自分の成功は自分の力であり、環境や運に感謝することは少ないという。日本で、橋下氏や石丸氏に感じる「俺がここまで来たのだから、みんなもっと努力しろよ」という一面の真理だが、セーフティーネットなしでは取りこぼしがでるような雰囲気になるのだろうか。

まだ若いので、4年後、あるいは将来、大統領候補となる可能性も高い。彼の幼児期の体験の傷ACEがその時に議論になるのだろう。

マスクと同じく、今後に注目だ。
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ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団

2025-02-13 22:17:36 | 音楽 Classic
当日券もあったようだが、ほぼ満席。
真央のモーツァルトは流れる水のよう、煌めきも。今回は三日前もそうだが、パワーがないともいえるが、貫禄を感じた。
マーラーは初日よりも良かった気がした。第一楽章で、やや金管(トランペットではない)がくすんだ感じだったが。

色々と変更があったこと、マーラー5番の初演オケだったこと等を初めて知った。

オペラシティコンサートホール

出演
サカリ・オラモ(指揮)
[当初予定のフランソワ=グザヴィエ・ロトから変更(2024/6/21)]
藤田真央(ピアノ)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団

曲目
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488
[当初予定の「シェーンベルク:5つの管弦楽曲 op.16」から変更(2024/6/21)]
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

[ソリスト・アンコール]藤田真央(Pf)
・フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 op.18より 前奏曲

[オーケストラ・アンコール]
・シューベルト:劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」より 間奏曲 第3番 変ロ長調
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