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Pretenderの備忘録

NHK音楽祭2024 バイエルン放送交響楽団

2024-11-28 22:15:50 | 音楽 Classic
二階はパラパラ空席があった。
最初に、金管だけのラトルに捧げられた小品。
マーラー7番。静かに抑えて不気味ささえ感じる表現と爆発するような最終楽章。金管の乱れもなく、美しいカオスの世界。
ラトルを初めて聴いたのは32年前だったか、ボストンにバーミンガムを連れてきた。その時がこの7番。バーミンガムはかなり評価を上げていたが、やや粗削りだったものの、そのエネルギーと表現には圧倒され、いずれウィーンかベルリンのシェフになるのではと思った。十年後そうなったのだが。

前日のサントリーホールでのブルックナーは歴史的名演だったらしい。マーラー7番は、歴史的名演というのが存在しにくい曲だと思う。

放映は2月16日。


指揮:サイモン・ラトル

バートウィッスル/サイモンへの贈り物 2018
マーラー/交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」
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ロボット

2024-11-26 22:10:34 | 芝居・ミュージカル・バレエ
ロボットが人間を支配するというSF。
立方体を重ねたセットをいろいろと組み替えて進行。
喜劇的な要素も組み入れて笑わせるところもあった。
最後が希望みたいな感じで、うーんというか。
ちょっと厚みに欠けたかな。

【原作】カレル・チャペック「ロボット」(海山社・栗栖茜訳)
【潤色・演出】ノゾエ征爾
【出演】水田航生 朝夏まなと / 菅原永二 加治将樹 坂田聡
    山本圭祐 小林きな子 内田健司 柴田鷹雄 根本大介 / 渡辺いっけい
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世界は「見えない境界線」でできている

2024-11-25 19:47:22 | 読書
マキシム・サムソン著 かんき出版 2024

地理学者が、境界線を5つの種類に分け、それぞれについて6つの実例を挙げて解説する。五分類が分かりにくいものの、読み進めると実例が非常に面白い。改めて、地理学者のカバレッジの広さが分かる。自然界のもの、環境について人間が決めたもの、集団の縄張り、政治的なもの、文化にかかるもの、様々であり、面白い。
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神田カレーグランプリ2024 11/17~23

2024-11-24 12:51:40 | グルメ
11/17 ゴーゴーカレー 神田南口パーク 金沢カレーここにあり





11/18 ザ・タンドール神田店 目の前でナンが焼かれる





11/19 アパ社長カレー飯田橋駅南店 カツがサクッと揚がってた





11/20 エブラック バーの昼カレーはスープカレー





11/21 kitchen 723 神田高架下の美味しいスパイスカレー





11/22 スパイスパレット 夜は居酒屋風で、ワンオペで大変そう





11/23 SAMA神田 札幌のスープカレー屋さんが





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テーバイ

2024-11-21 21:58:55 | 芝居・ミュージカル・バレエ
三つのギリシャ悲劇を一つに再構成するというチャレンジングな作品。コロノスのオイディプス以外は観たことがある。既視感とそれらがつながっていく不思議な感覚がある。役者は一年取り組んできただけに、表現豊かで、セリフもしっかり。そして、現代の政治のリーダーと民衆に問いを投げかける。

新国立劇場小劇場

【原作】ソポクレス 『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』(高津春繁 翻訳による)『アンティゴネ』(呉茂一 翻訳による)
【構成・上演台本・演出】船岩祐太

キャスト
植本純米 加藤理恵 今井朋彦 久保酎吉 池田有希子 木戸邑弥 高川裕也 藤波瞬平 國松 卓 小山あずさ



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