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Pretenderの備忘録

古武道忘年会「師走の協奏曲(コンチェルト)」Vol.12

2024-12-29 23:55:42 | 音楽 Rock/Pop/Jazz
古武道はデビューの頃から聞いてきた。コンサートも何回も足を運んだ。最近は、羽田空港とかの会場で足が遠のいていた。今回はヤマハホール、333席の小さめホール。それでも満席にならなかったようだ。CD以外に、ボトルやトートバッグ等のグッズ販売もあり、ちょっとビックリした。
女性客が圧倒的に多い。

ゲストなしですっきりした形での演奏は良かった。ライトの色を変える程度の演出。

たまにはこういう午後も悪くないかなと思う。以前ほど、楽しみという感じではなくなった。


銀座ヤマハホール

【出演】KOBUDO-古武道-(古川展生:チェロ/妹尾 武:ピアノ/藤原道山:尺八)
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民主主義の危機

2024-12-27 16:25:00 | 読書
比較分析が示す変容 アダム・プシャヴォスキ著 吉田徹・伊﨑直志訳 白水社2023

政治学者の著書である。定義、計量分析によるファクター抽出、事例研究や様々な考察は非常に刺激的である。現状をマスコミのように扇動的に見るのでなく、きちんと分析的にみている。正直、怖くもあるが、現実を冷静に見ていかなければならない。原書が書かれたのは第一次トランプ政権下である、その後、バイデン政権になったものの、再びトランプ政権がくる。欧州でも、右翼が大きく勢力を伸ばしているし、ウクライナ等の戦争もある。韓国では民主主義をやめるハードルが低くなってるのではないかと思うような事態も起きた。現状を著者はどう評価しているのだろうか。


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天保十二年のシェイクスピア

2024-12-26 23:38:34 | 芝居・ミュージカル・バレエ
二階はガラガラでビックリした。浦井だけじゃ集客力に限界があるのか。
2002年は日本にいなかった、2005年は本当に観たかったが、抽選で外れた。そして2020年は中止の三公演のチケットを持っていた。。。

蜷川演出を思わせる最後の鏡の使い方。音楽は宮川のものがミュージカル的で、普段の井上の音楽劇とは一線を画す。浦井は、声色を変えたり、悪党をうまく演じていた。面白かったと思う。


日生劇場

作 井上ひさし
音楽 宮川彬良
演出 藤田俊太郎

佐渡の三世次 浦井健治
きじるしの王次 大貫勇輔
お光/おさち 唯月ふうか
お里 土井ケイト
よだれ牛の紋太/蝮の九郎治/飯岡の助五郎 阿部 裕
小見川の花平/笹川の繁蔵 玉置孝匡
お文 瀬奈じゅん
鰤の十兵衛 中村梅雀
尾瀬の幕 兵衛章平
佐吉 猪野広樹
お冬 綾 凰華
浮舟太夫 えり
清滝の老婆/飯炊きのおこま婆 梅沢昌代
隊長 木場勝己
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モンスター

2024-12-25 22:19:26 | 芝居・ミュージカル・バレエ
一階も隅も後方も空いていた。バルコニーは左右3席づつしか入ってなかった。この劇場で初めてバルコニーで観たのだが、とても見やすくてビックリした。アトレの会員だと割引大きい代わりに座席指定ができないんだよなあ。

英国の若者を巡る教育についての芝居。なかなか重い。4人の息の詰まるようなやり取り。役者は緊張感、苛立ち、恐怖等々をうまく伝えている。演出はギリシャ悲劇から歌舞伎まで多才なKUNIOだが、テーブルの上のものを片付けるとか面白かったが、ぶっ飛んでるいつものらしさをさほど感じなく、オーソドックスだったのでは。他の演出を知らないが。


作者のインタビューを読むと「共感」がキーワードになっている。私は、寛容なリベラルと自認してきたが、今回は、そうでない自分がいた。松岡演じるダリルは、気の毒だと思うし、家庭や社会システムに問題はあると思うが、正直、でもこれはダメだろう、更正プログラムで隔離しなきゃ社会の脅威になると感じてしまった。風間演じるトムには何となく共感できるし、笠松演じるジョディも分かる。しかし、那須演じるリタの態度には苛立ちを感じてしまった。私も歳をとったということだろうか。


新国立劇場小劇場

作 ダンカン・マクミラン
翻訳 髙⽥曜⼦
演出・美術 杉原邦⽣
音楽 原口沙輔

風間俊介 松岡広大 笠松はる 那須佐代子

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上野通明&ホセ・ガヤルド チェロ・リサイタル

2024-12-24 22:11:22 | 音楽 Classic
ムジカーザでコンサートがあったのを知らなかった。歩いて行けたのに。。。わざわざ、桜木町へ、紅葉坂を上り。

息もぴったりで、本格的なチェロを聴かせる。上野は息が大きいので、ちょっと後方で聴いていた方が良い。宮田が、クラシックの王道からややずれたところに時間を使うので、上野にはしばらくはしっかりと王道を進んで欲しい。


神奈川県立音楽堂

出演者
チェロ:上野通明
ピアノ:ホセ・ガヤルド

曲目
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D. 821
プーランク:チェロ・ソナタ FP 143
リスト:悲しみのゴンドラ(チェロとピアノ編)
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op. 65

アンコール
ラフマニノフ:6つの歌Op.4 第四曲「美しい人よ、私のために歌わないで」
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