弘中惇一郎 講談社 2021
1は、村木さん、小澤一郎、鈴木宗男と国策調査との戦い、教科書では知ってるが時代を感じるマクリーン事件等、そして医療被害と三浦事件。非常に読みごたえがあった。検察の恐ろしさや、時代の変化を非常に感じた。立派な弁護士だと思う。
2は、有名どころだと、薬害エイズの安部英、野村沙知代、カルロス・ゴーン等。その他、下館タイ女性事件、スクールゾーン交通事故死事件、中森明菜プライバシー侵害事件、加勢大周事件、中島知子事件。そして報道の自由を巡る、噂の真相等の事件が。また、警官による暴行や、痴漢冤罪事件も。
非常に面白いし、怖くなるようなこともある。エイズ事件は特に自分のイメージと全く異なった。ゴーン事件は、想定内だった。その他の事件は、知らなかったものもあるし、なんとなくあったなあみたいなものも。筆者はマスコミ含め大きな権力と戦うことが多かったと思うが、読みごたえがあるものとなっている。
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