徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

ミズナラの果実

2010-09-30 23:33:49 | Weblog
 ミズナラの果実と書くと仰々しいですね。
 写真を見た人はドングリじゃない!と思うことでしょう。
 ただドングリとはコナラ、シラカシ、アラカシ、クヌギ、アベマキなどのブナ科の種子の総称ですので一種類だけでは無いことは森歩きをしている人なら知っていることです。
 あまり森に関して関心が無い人でもドングリには様々な形があり一種類だけはないことに関して気がついている人も多いと思います。
 今年の岐阜県下ではミズナラ、コナラは不作で森の中を歩いてもドングリを見かけることが少ないです。
 ドングリが不作であるためクマがエサ不足になり里に下りてくるぞと言われています。
 成る程と思う一方で隔年豊凶で豊凶の差が比較的大きいミズナラなど果実(ドングリ)をクマはそれ程依存度が高くないような気がします。
 クマは豊凶の差を上手く乗り越えることができない種類の動物だとしたら、とっくに絶滅してまっていると思います。
 実際クマが食べる種類の植物は多くドングリだけに依存していません。
 山全体の豊凶の影響を受けるといったほうが正確だと思っています。
 今年は5~7月まで天候不順が続き雨が多かったことが様々な植物の結実量に影響を与えクマがエサ不足に陥っているという表現が正確なのでは?と考えています。
 動物たちは決して一種類のエサに執着はしていません。
 単純にドングリが少ないから!なんて考えるのは短絡的ではないかと考えています。
 何だか小難しいことを書きましたがミズナラの種子(ドングリ)を見て何か思いませんか?よくドングリの殻斗(かくと)の部分を帽子と表現をされ私も以前はそう感じていました。
 ただ果実がついている様子を観察して思いました。
 帽子というよりお碗だな!と。
 皆さんどう思います?
 どうでもいいことですが私は帽子という表現にも疑問をもってしまいます。
 こんなことを言葉にしてしまう私のことを世間一般的には変わった人といいます。(管理人)



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危険通行止

2010-09-30 23:05:33 | Weblog
 先週、白川村平瀬にある三方崩山に登ろうと思い登山道の入口へ向かったら「登山道崩壊のため通行止」という白川村が設置した標識を見かけました。
 三方崩という名前から崩壊地があることは容易に想像できます。
 私はピークハンターでは無いので行けるところまで行くか~と気楽に登ろうと思ったらところ標識の脇にマジックで5/9は通行できましたと記入しているではないですか?
 いつの5/9かは分かりませんが登山者同士の掲示板のような役割を果たしています。
 ただ登山道を管理する白川村にとっては事故がおきたときの管理責任というのがあるので一般の登山者の入山をいやがっているのでしょう。
 ただ、崩壊地や岩場が多い山は展望が良いし登った時の征服感が高いので登山者の間では人気が高まります。
 また、三方崩山は登ってみて思ったのですが北アルプスよりアプローチが短いのにアルプス登山をしているような錯覚に陥ります。
 また急登も続くので征服感もある程度あります。
 アルプスまでは...と思っている人でも日帰りでアルプスに登っているような感覚になれる。
 これが人気の秘密ではないかと私は思います。
 私のようにブナ林から崩壊地の植生が見られ短い距離で植生の変化が楽しめるなんて思う人は少数派ですが山を登ることが好きな人にとっては登りたくなる山が三方崩山といったところか。
 実際に登ってみて思ったのですが確かに痩せた尾根の脇に崩壊地があり転んだら下まで転がってしまい命を失うようなところがあります。
 ただ足場はしっかりしていて浮石もほととど無いことから慎重に歩けば危険は無いといったことが真実だと思います。
 これだと登る人は「な~んだ大丈夫じゃない!」と思うことでしょう。
 そんなことを考えながら痩せた尾根を歩いたのですが、やはり危険であることには変わりありません。
 私自身は登山中の事故は自己責任と考えています大部分の登山者もそう考えていると思います。
 しかし最近では登山であっても道を管理する人の管理責任というのが国道などの公道のように取り扱われるようになってきています。
 そんな世の中になってきているので白川村は通行止の標識を設置したのだろうと思いました。
 最後に三方崩と名がついている山ですが三方だけじゃないですね崩壊地は!(管理人)


                   通行止め標識
                   


                   稜線上には岩場もあります
                   

                   登山道のすぐ脇まで崩壊地があります
                   


                   植生が回復してきていますが斜面が安定していない状況。
                   


                   痩せ尾根の上の登山道脇の崩壊地は転落したら命がありません。
                   

                    巨大な崩壊地は植生回復が見られます。ただ下流域への土砂流入量はとても多く。治山目的の堰堤が里近くに作られています。               
                        


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