先日、養命酒健康の森に出かけ養命酒に含まれる生薬の一つに鳥樟があることを知りました。
鳥樟とはクロモジの生薬名で、養命酒の工場見学でも実物を手に取って見させていただきました。
手に取って観察する時、枝を折って香をかがせていただきました。
クロモジにはリモネンという成分が含まれ独特の香りがあり、その香りは印象に残ります。
時折、森の案内をするときにクロモジがあると採取が許される場所であれば枝をちぎり参加者の方に香をかいでいただきながら色々と説明させていただきます。
大半の方は良い香りと感じるようで関心をしめしていただけ案内をする側としてはありがたい植物の一つとなっています。
先日は説明を受ける側となり話を伺ったのですが、養命酒では鳥樟については国産にこだわり全てを国内産としていること、最近では抗ウィルス効果が確認されていること、クロモジの精油を活用した製品の紹介などを聞き、私の森を案内することのネタにさせていただこうと思い聞いていました。
そんな話を聞いているときに、ふとクロモジにはオオバクロモジ、ウスゲクロモジ、ケクロモジとあるが、どれを使っているんだろうか?はたまた区別なく使っているのだろうか?疑問が沸いてきます。
そんな疑問をガイドさんにぶつけてみようと思ったのですが、あまりにも質問内容が一般的ではないので諦めました・・・
ちょっと話が逸れてしまいましたが、クロモジは養命酒では国内産で全てがまかなえているということで普通に観察できます。
特徴があり比較的容易に手に入るためかどうか分かりませんが様々な利用がされていて、よく話題となる樹木であると思います。
最近ですと香を活かし、クロモジから精油を抽出したものを活用した商品が数多く出されていいてネット検索をすると沢山出てきて面白いな~と思います。
それ以外にも様々な食品にまで入れられるようになっていて個人的には少々過熱気味じゃない?と思います。
あと入浴施設に出かけ薬湯があると、かなりの確率でクロモジが入っておりクロモジの香りに包まれながら湯に浸かることもあります。
薬用については様々な効果が言われていて、一体全体何に効くのだろうと思いながら未だに私には理解ができていません・・・
香成分や薬用について書きましたが私が学生時代にクロモジについて習ったときに教えてもらったのは爪楊枝の材料となるということ。
今でも和菓子をいただくときに添えられていることが時折あり、添えられているクロモジをお土産にと思い持ち帰るのですが、いつもどこかへいってしまい今では手元に一つもありません・・・
まぁ余談ですが爪楊枝の利用については森を案内する時の定番のネタでもあるので観察会に参加された方多くは、香をかぎ、爪楊枝の材料となるんですよなんて聞かされていると思います。
何を隠そう私もそういった説明をしますので。
岐阜県に目をむけると飛騨地方の輪かんじきの材料はクロモジです。
このことを知っている人は今では少なくなってしまっていると思うのですが飛騨の方々にとっては爪楊枝というようより、かんじきなんだろうと思います。
既に20年近く前になるのですが子供たちに雪の森を歩くときに、自ら作った、かんじきで歩いてもらおうと考え仲間で材料の準備をしたことがあります。
そのときにクロモジを自家用車に満載して車を走らせたのですがクロモジの香りが強すぎて真冬だというのに窓を全開にして走ったことを思いだします。
良い香りではあるのですが、沢山ありすぎてはいけないということを実感したのでした・・・(管理人)
鳥樟
花
秋らしく黄葉
果実
爪楊枝
鳥樟とはクロモジの生薬名で、養命酒の工場見学でも実物を手に取って見させていただきました。
手に取って観察する時、枝を折って香をかがせていただきました。
クロモジにはリモネンという成分が含まれ独特の香りがあり、その香りは印象に残ります。
時折、森の案内をするときにクロモジがあると採取が許される場所であれば枝をちぎり参加者の方に香をかいでいただきながら色々と説明させていただきます。
大半の方は良い香りと感じるようで関心をしめしていただけ案内をする側としてはありがたい植物の一つとなっています。
先日は説明を受ける側となり話を伺ったのですが、養命酒では鳥樟については国産にこだわり全てを国内産としていること、最近では抗ウィルス効果が確認されていること、クロモジの精油を活用した製品の紹介などを聞き、私の森を案内することのネタにさせていただこうと思い聞いていました。
そんな話を聞いているときに、ふとクロモジにはオオバクロモジ、ウスゲクロモジ、ケクロモジとあるが、どれを使っているんだろうか?はたまた区別なく使っているのだろうか?疑問が沸いてきます。
そんな疑問をガイドさんにぶつけてみようと思ったのですが、あまりにも質問内容が一般的ではないので諦めました・・・
ちょっと話が逸れてしまいましたが、クロモジは養命酒では国内産で全てがまかなえているということで普通に観察できます。
特徴があり比較的容易に手に入るためかどうか分かりませんが様々な利用がされていて、よく話題となる樹木であると思います。
最近ですと香を活かし、クロモジから精油を抽出したものを活用した商品が数多く出されていいてネット検索をすると沢山出てきて面白いな~と思います。
それ以外にも様々な食品にまで入れられるようになっていて個人的には少々過熱気味じゃない?と思います。
あと入浴施設に出かけ薬湯があると、かなりの確率でクロモジが入っておりクロモジの香りに包まれながら湯に浸かることもあります。
薬用については様々な効果が言われていて、一体全体何に効くのだろうと思いながら未だに私には理解ができていません・・・
香成分や薬用について書きましたが私が学生時代にクロモジについて習ったときに教えてもらったのは爪楊枝の材料となるということ。
今でも和菓子をいただくときに添えられていることが時折あり、添えられているクロモジをお土産にと思い持ち帰るのですが、いつもどこかへいってしまい今では手元に一つもありません・・・
まぁ余談ですが爪楊枝の利用については森を案内する時の定番のネタでもあるので観察会に参加された方多くは、香をかぎ、爪楊枝の材料となるんですよなんて聞かされていると思います。
何を隠そう私もそういった説明をしますので。
岐阜県に目をむけると飛騨地方の輪かんじきの材料はクロモジです。
このことを知っている人は今では少なくなってしまっていると思うのですが飛騨の方々にとっては爪楊枝というようより、かんじきなんだろうと思います。
既に20年近く前になるのですが子供たちに雪の森を歩くときに、自ら作った、かんじきで歩いてもらおうと考え仲間で材料の準備をしたことがあります。
そのときにクロモジを自家用車に満載して車を走らせたのですがクロモジの香りが強すぎて真冬だというのに窓を全開にして走ったことを思いだします。
良い香りではあるのですが、沢山ありすぎてはいけないということを実感したのでした・・・(管理人)
鳥樟
花
秋らしく黄葉
果実
爪楊枝
義父から「クロモジ」だと教えられ、臭いを嗅いでご覧なさいと言れ、そのときからあらためて虜になってしまいました。
烏樟(うしょう?)といって生薬として用いられ養命酒にも使われているとは知りませんでした。勉強になりました。これからも勉強させていただきます。
初めまして。
クロモジは魅力的な樹木ですね。
これからも注目して色々な角度で観察したいと思っています。
それと鳥樟の読みは「うしょう」で間違いありません。