五の池小屋

　先週御嶽山に登った時に五の池小屋が増築工事をしているのを見かけました。
　行きは剣ヶ峰に向かっていたので素通りし下山途中に久しぶりに立ち寄りました。
　立ち寄った五の池小屋は3連休初日ということもあり賑わっていました。
　忙しいそうにしているご主人に申し訳ないなぁ～と思いながら挨拶をし少しだけ増築について聞いたらこんな答えが
　「ちょっと手狭だったから思い切って、本当は小さな小屋でこじんまりとやっていきたいんだけど」という答えが。
　以前、下界で何回か会ったことがあるご主人は私のことをちゃんと覚えていたこともあり、しばし談笑しました。
　忙しい時間帯だったので長居してはいけないと思い「今度は泊まりに行きます」と言い残し下山したのでした。
　今年は難しいですが来年は新しくリニューアルした五の池小屋に泊まりたいと思います。（管理人）

五の池小屋のホームページ→http://www.asahi-net.or.jp/~hv4n-ickw/
　



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トチノキの種子の写真が無い...

　先日、栃のみ入りの生キャラメルの試供品をみかけました。
　パッケージの写真を撮りながら栃の実でも徒然写真帳のネタにしようかと思いました。
　家に帰りパソコンの中をトチノキで検索しても種子の写真が無い....
　よ～く思い返してみると写真を撮ったことがありません....
　トチノキの果実の写真はありますが種子は無い...
　今年写真でも撮っておこうっと！と思っているのですが今年は不作ですし写真を撮るには遅い。
　来年かな～と思います。
　今でこそ今年のトチは不作だ！なんて気楽に言っていられますが昔は大変な事態です。
　貴重な食料源だったからです。
　今でも栃の実を食用にする習慣は残っていますが、米だけで主食がまかなえなかった時代は貴重なデンプンを得るための食料だったのです。
　様々な古書にもトチノキの記載がありますし、少し前のの時代の食糧備蓄の中に栃の実なんて書かれています。
　貴重な食料源となったトチノキは昔から大切にされ大木が今でも数多く残っています。
　ふりかけさんと時折巨樹探しや、巡りをする私にとってトチノキは特別な存在です。
　しかし栃の実にはサポニンが含まれているため苦くてとても生食はできませんので木灰を利用して灰汁抜きをしないといけません。
　私は灰汁抜きに挑戦したことはありませんが大変な作業であるということを聞いています。
　そんな栃の実は飛騨地方、郡上八幡のお土産としての栃の実煎餅の存在で広く知られていて人気があります。
　そんな人気にあやかって栃の実入りの生キャラメルを開発しただろうと思い試供品を試食しました。
　味のほうはというと内緒です。
　最後になりますがトチノキの種子の写真を撮ったら視点を変えて徒然写真帳に書こうと思っています。（管理人）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　試供品の生キャラメル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トチノキの果実の中にトチノキの種子が！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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能生川のアユは小さかった...

　昨日は能生川でアユ釣りをしました。
　先日も書きましたが9月なると大きくなるよという話を確かめるというのが目的です。
　でも釣ってみて8月とサイズは変わりませんというか8月より小さい....
　水況によって釣れるアユも変わりますので何ともいえませんが...
　小さいが追いは強烈ですので条件があえばかなりの数が釣れるが小さくて長良川で釣っている私には物足りないというのが印象です。
　さて、昨日の状況はというと状況は悪いの一言！
　朝能生川に到着したらあいにくの雨模様....しかも濁っている。
　現地で既に釣っている人に聞いたら追いが悪いけど釣れるよと言われるので釣ることに。
　釣り始めた時には雨もあがったのですが濁りはひどくなっている膝上の水位で足が見えない...笹濁りどころか本当の濁り。
　しかも雨で水温が低い....当然釣れない....
　午前中なんとボウズになります。
　寝不足なので眠いので川原で昼寝します。
　そうしたら日が差し込みまぶしくて目が覚める。
　起きたら少しだけ濁りがとれ水が温んでいたので釣ってみることに。
　ただオトリはヘタヘタなのでオモリをつけ無理矢理瀬の中に入れると何とかかります。
　でも小さい....おとりになるのかな？と思い鼻カンを差し込むとなんとかオトリになります。
　瀬にはいるかしら？と思い背針を打っていれると何と入るではないですか！
　すると次がすぐ掛かります。
　てなわけで2時間ぐらいで10匹をかけて終わりました。
　驚くべきことは長良川では腰まで水に浸かって足が見えれば釣れるということですが昨日の能生は私が掛けたときは膝まで浸かって足がかろうじてみえる程度。
　長良川では釣れない状況で釣れています。
　追気は満々です。
　小さくても当たりは強烈でよくわかります。
　当たりの感覚は長良川では20㎝越えの良型のよう。
　でも竿をたてるとあっという間に浮かんで手応えは貧弱です。
　アユは一年しか生きないので昇った川で生育状況は変わります。
　川によっては尺越えなんてのもいますが能生川では20㎝を越えるのが希。
　昨日私が釣ったので多きので15㎝どまり。
　能生川のアユは源流部は豪雪地帯で初夏の頃まで水温が低い。
　また深場が無いといったことでアユの生育にマイナス要因が多いことが考えられるのですがサイズの差といったら何で？というぐらい差があります。
　長良川は今年は型がよく大きいですがそれ以上に生長する川もあります。
　一年しか生きないアユだからこそ違いがあるのだと昨日の釣りで分かりました。
　なお、写真は昨日釣ったアユと今年の8月22日と29日に私が釣ったアユの写真を載せます。
　写真だけですので客観比較はできませんが写真で見ただけでも違いが分かるほどの差です。
　やはり長良川のほうがいいな～と思った昨日のアユ釣りでした。
　やはり能生は運動会、山登り、山里散策したほうが楽しいなぁと思った昨日の釣行でした。
　ただ条件があえば数釣りは望めますよ！！能生川は（管理人）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.9.20能生川アユ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.9.20能生川アユ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.8.22長良川アユ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.8.29長良川アユ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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能生に行ってしまいました...

　今日、長良川へアユ釣りへ行こうと思っていたのですが水が若干高い。
　このところ私は釣れない...
　そんなことを昨晩考えていたら、あることが思い出されました。
　お盆の時に出かけた新潟県糸魚川市能生にある能生川でアユ釣りをしたときアユがとても小さかった。
　川で会ったオジサンは9月になれば大きくなるよ！と言っていたのを思い出しました。
　本当に大きくなるの？と疑問に思っていたので道具をまとめ能生へ向けて車を走らせたのでした。
　日帰りの強行軍ですから不眠の旅。　
　只今、帰宅して一段落したところです。
　明日からは御嶽と能生の双方の話題とします。（管理人）

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蛙岩

　御嶽山の濁河登山口から登り初めてしばらくすると長い尾根を登ることになります。
　尾根を登り続けオオシラビソが優占するようになり間もなく森林限界といったところに蛙岩があります。
　何気ない石なのですが昨日みたら白ペンキで顔が描かれています。
　目的は道迷い対策のマーキングだと思うのですが茶目っ気があっていいですね。
　いつも素通りするところですが思わず写真を撮ってしまいました。


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ミヤマダイコンソウの紅葉

　いくら遅いとはいえ少しは紅葉していた御嶽山。
　やはり草紅葉からといったところか？ミヤマダイコンソウの紅葉が一部ですが始まっていました。
　秋を求めての山登りが楽しい季節です。（管理人）

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御嶽山の紅葉

　昨日出かけた御嶽山に出かけた理由の一つが、いち早く紅葉を楽しむこと。
　御嶽山の最も高い剣ヶ峰の標高は3,067mです。
　今年は残暑が厳しいとはいえ3,000mの世界なら少しは紅葉しているだろうと期待をこめて行ったのでした。
　でも今年の暑さは半端じゃなかったことが森林限界を超えて実感しました。
　わずかに色づいている程度です。
　例年なら森林限界を超えると見事な紅葉の世界なのですが....
　見頃は来週ぐらいかな？と思いながら森林限界を越えた世界の散策を楽しんだのでした。（管理人）


　写真は摩利支天岳の分岐から賽の河原方面へ少し下ったところから摩利支天方面を撮影したものです。




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御嶽に行ってきました

　今日から3連休。
　ちょっと事情があって仕事をしなければならない日を一日作らなければなりません。
　長良川の水位も高くアユ釣りは無理なので今日を仕事日にしようと思ったのですが気乗りせず....
　ふっと御嶽に行きたい！と頭をよぎりました。
　3時起きの4時出発にしよう！！と思ったのですが眠いのに寝付けない...寝なきゃと思ったのですが眠れない。
　ようやく寝たのが2時ぐらい（たぶん）今日行くのをよそうと思ったのですが、何故か強行！！1時間ぐらいの睡眠で出かけました。
　登りだしたらきつい...睡眠不足と膝の調子が悪い...行けるところまでと思い登り続けたら剣ヶ峰まで....登り切ってしまいました。
　登り切ったら下りないといけません。やっとの思いで下山して帰宅しました。
　そんなわけで現在意識朦朧ですから寝ます。
　明日から御嶽シリーズを開始します。

　写真は濁河に向かう途中日の出を迎えた御嶽を撮りました。

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アカソ

　昨年も書いたような書かなかったような？記憶がないのでまた書きます。
　アカソは湿ったところが好きな植物ですが完璧な雑草！！私もそういった認識で以前施設管理の仕事をしたときは繁茂したアカソをみてウンザリしていました。
　そんなアカソの花を先日の石徹白を歩いていたときにみかけました。
　私がかつて雑草としてしかみていなかったアカソは昔は利用されていた植物だったのです。
　ただの雑草じゃないと気がついたのは一応森林インストラクターである私がインストラクター活動をしているときのことでした。
　案内している最中に参加者の一人であったお年寄りが「昔、これを刈り取って軍事供出していた」とアカソを指さしていいました。
　驚いた私は「何に使ったのですか？」「繊維をとるためだ」と答えられました。
　繊維をとる植物は様々あります。
　有名なところでシナノキやオヒョウがあり知っていましたがアカソもか！と知ったのでした。
　そんなことが出来事があってしばらくしてから福井県にある鳥浜遺跡を訪れた時にアカソの繊維で作った布が出土していることを知りました。
　今ではアカソの繊維で作った布をお目にかかることはありませんが縄文の時代から最近まで使われていたのです。
　アカソのことを知ったときに私たちは植物を利用する技術をどれだけ失ったのだろうと思いました。
　様々な地域興しが行われていますが失われた技術を復活させるというのが面白いと思うのですが作ったはいいがどうやって売るの？という不安が頭をよぎり行動に移せないのでした。（管理人）

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暑かったわけだ！！

　先ほど久しぶりに岐阜気象台のホームページを見ていたら9月1日～9月9日にかけての高温に関する気象情報が9月10日に発表しているのを発見しました。
　このデータをみて暑いわけだと実感しました。
　私の住む郡上市八幡町の気温は平均気温で4．3度、最高気温で5．8度も平年より高かったのです。
　この期間の9月4日に39．1度という驚異的な最高気温を記録しています。
　暑かったわけですね。
　流石の暑さも先日から急激にゆるみ涼しくなってきて今朝の最低気温が20度を下回るようになってきました。
　動植物の世界だけでなく気温もようやく秋になってきました。
　しばらくすると寒いとブログで書くようになると思います。（管理人）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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ミゾソバ

　秋らしい花ですが話題となることが少ないタデ科のミゾソバです。
　でも花をよく見ると綺麗なんです。
　実は結構好きだったりします。
　溝に生え蕎麦ににていることが名の由来だということです。
　湿った箇所が好きで時折大群落になっているところがあります。
　水田の耕作放棄地で優占することが多々見られるので過疎花なんていう人もいたりします。
　このミゾソバですが葉の形が牛の顔に似ていることからウシビタイと別名もあります。
　以前、山菜利用される地域があると聞いたので食べてみたことがあります。
　ご馳走という印象はもちませんでしたが、そこそこいけます。
　でも岐阜県内で具体的に山菜利用されるという話しは聞いたことがありません。
　一体全体どこで食べられているんだ？？（管理人）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ミゾソバ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜開花直後の花のクローズアップ＞　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜葉です牛の顔に見えますか？＞　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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オオバコ

　先日、何気なくオオバコの写真を撮影しました。
　オオバコは魅力的な野草でありながらブログネタになることが非常に少ない植物です。
　身近ゆえにブログに書かれることが無いのでしょう？
　ただ身近であるから面白いのがオオバコです。
　オオバコは全草を乾燥さえたもの、種子を乾燥させたものが、それぞれ車前草（しゃぜんそう）や車前子（しゃぜんし）という生薬となり主に去痰剤となる薬草です。
　民間薬として利用も数多く見られます。私が聞いているのは蒸し焼きにした葉を張り膿だしに使ったり、根を咳止めに使ったという話を聞いています。
　身近な植物ゆえに民間薬利用は調べれば数え切れないほどの利用があることでしょう。
　また生薬名の車前草の名の由来は道ができ車が走る前に生える草という意味であるということです。
　オオバコが人に踏まれるほうが生育がよいという性質からきているのでオオバコより車前草のほうがピッタリだ！と私は思います。
　ただし、あまり強く踏みつけると生えなくなります。
　よく、登山道ができオオバコの進入が問題視されますがオオバコの適した生育環境は登山道に限られるので現存植生への影響は限定的になると私は思いますので目くじらをたてる必要は無いのでは？と考えています。
　また、オオバコは昔、救荒植物としても重宝されていて様々な古書に登場してきます。
　斐太後風土記や飛州志といった飛騨地方の風土記にも食用として登場しますし、越中の富山藩では尾張藩の伊藤圭介（のちの日本初の理学博士）からの口述筆記のなかに救荒植物として登場してきます。
　今は雑草としてやっかいものとして扱われるオオバコですが、かつては様々な利用のある有用植物だったのです。
　最後になりますが、こういった小難しくマニアックな内容にしたほうがアクセス数が伸びる徒然写真帳なのでした....ヘボ釣り師のアユの話題は釣果と同じでアクセス数が伸びません....怪しい本草学の世界が好まれるブログなのでした！！（管理人）


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ヒカゲノカズラ

　ヒカゲノカズラはヒカゲノカズラ植物門に分類され広義のシダ植物になり生きた化石と言われる原始的な植物であると聞きました。
　そんなことしか知らなかった私には正直いって興味がわく植物ではありませんでした。
　しかし、薬草を学ぶようになってからはヒカゲノカズラを見る目が変わりました。
　ヒカゲノカズラの胞子は丸薬の衣として使用され生薬名を石松子（せきしょうし）と言われます。
　石松子は止血作用があるということを資料などで見ることがありますが実際は丸薬と丸薬がひっつかないようにすることが主目的だということです。
　ただ採取するのに時間がかかり今では使われないということです。
　丸薬は日本独自の技術であることから石松子の利用技術は日本独自のものであると考えられますので漢方薬ではなく和薬となると私は思っています。
　生薬利用のほかにはコイの産卵床に使われる植物であるということ。
　その話を聞いた私は以前コイの池にヒカゲノカズラを沈め卵を産ませようとしたのですが一晩で食べられてしまいました....
　そのことをコイの産卵床にすること教えてくれた人に話したら「コイが産卵するには狭いからだ！」と言われました。
　生息環境をそろえて初めて産卵するという基本的なことを理解していなかった失敗だったのです....
　あとヒカゲノカズラは岐阜県内の方言ではキツネノオンボやらサルノシリフキなどといいます。
　私の今住んでいる郡上での方言は何だろう？と思う今日この頃です。（管理人）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ヒカゲノカズラ胞子嚢＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ヒカゲノカズラの胞子（石松子）を飛ばしてみました＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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メタカラコウ

　今日、石徹白でイワナやアマゴの産卵床づくりのイベントの最中にメタカラコウの花が咲いているのを見かけました。
　でもお恥ずかしいことに現地で何をトチ狂ったかマルバダケブキと言ってしまいました....
　家に帰ってから写真を見ていて気がつきました....
　時折、違う種類が頭のなかでこんがらかってしまい間違えてしまうことが...
　他の参加者に結果間違ったことを教える結果となってしまいました。
　ちゃんと覚えていればこんなことになりません。
　観察が足らないのですね。
　何でマルバダケブキと思ったのだろう？？
　今日はマルバダケブキの写真を撮ったなぁと思い写真を見たら...ウッ違うでした。
　間違ったことを教えてしまった方すみません....
　でも連絡先を知らないので伝えることができません。（管理人）


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イワナ・アマゴの産卵床 ２

　郡上市白鳥町石徹白で行われたイワナ・アマゴの産卵床づくりのイベントで行った2箇所目の場所です。
　ここで造成する産卵床は1箇所目より規模を大きく行われるのでイワナ・アマゴの産卵適地の説明を受けるのが主目的となりました。
　イワナ・アマゴの産卵に適する場所の条件は次のとおりです。

　○水温が一定であること。
　○水量が安定していること。
　○砂地があること。

　この３つが揃うことが条件だということです。
　山の中だと湧き水が出ているようなところがよいとのこと。
　こんな場所は過去に山腹崩壊を起こし植生が回復しているところに多いなぁと思い話を聞いていました。
　実際、案内してもらったところも過去に崩壊を起こした場所です。
　山腹崩壊して谷が荒れたという話や実際に荒れて魚が少なくなったという谷を過去に見てきましたが長い時間のサイクルでみると決して悪いことではないと思えてきます。
　このあたりの仕組みについて考えるとができるとイワナ釣りも面白くなると思います。
　余談となりますが私が今年最も大きなイワナを釣った谷には崩壊堆積地ではないですが産卵に適した箇所が複数あります。
　自然繁殖がうまくいっているので魚影が濃いのだと今日気がつきました。
　釣り場を決定するには産卵適地がある谷であるかといった周辺環境も抑えておく必要がありますね。
　これが釣果を伸ばす秘訣？と思ったのでした。
　最後に、今年は産卵のために遡上するオオイワナの姿を写真に納めたいとイベントに参加して思いました。
　うまくいったあかつきには徒然写真帳で披露します！！（管理人）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人工産卵床が作られる渓流
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左側の渓流が産卵適地です
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　崩壊堆積地での湧き水のおかげで水温水量が安定しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　砂地がある産卵適地（周囲のワサビが気になりますが！！）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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