あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

美しい自然を訪ねて1

2013-07-04 01:51:56 | 旅行
 そうそうのんびりと蜂蜜とりもしていられない事情。それは・・・

 またまた、旅行に行く計画があるからでした。国内で2泊3日の旅。普通は特別な準備は要らないのですが、今回は、旅行社から事細かく準備物を指示されました。

 必ずリュックのことー幸いなことに、退職の記念にいただいたリュックがある。 
 登山靴かトレッキングシューズー本格的だなあ。このあいだ、手頃な値段のが売っていたから、あれを買うことにしよう。防水だったし。
 かっぱー厚手のしっかりしたものだって。カッパっていいものはお値段も高いからこの出費はちょっといたい。でも、買わなきゃね、ないんだから。
 その他、寒さ対策にフリースのカットソー、もし暑かったら汗のかわきやすいタンクトップと上にはおる長袖シャツ。汗ふきにも防寒にもなるタオルマフラー。雨に濡れたときのための下着の着替えとタオル。晴れだったら、99パーセントUVカットの帽子。
 これらの上に、普通の観光のしたく。カッパだけでなく傘もいるし、着替えもいる。リュックだけでなくショルダーバッグもウエストポーチも。 3日間トレッキングシューズで過ごすのもなんだから、軽い歩きやすい靴・・・・
 
 暑さ、寒さ、雨、晴れ、全天候対応の用意をして、小さなスーツケースぱんぱんに詰め込んで、そのかたわら、いただいた梅のしまつを・・・・

 方々にお裾分けするのをぶじこにまかせ、残った梅で今年2回目の梅干しを漬け、梅酒を漬け、何度もゆでこぼして梅ジャムを炊き、りんごさんの作っていた梅のコンポートにも挑戦したけれど、これは失敗。

 というわけで、旅行前日、荷造りを終えたときにはとっくに12時をまわって当日になっていました。
 やばい、3時間くらいしか寝てない。

 6月20日、晴れ女二人、雨とともに出発。 日本には台風が近づいていました。

 
 さて、始発の飛行機に乗り込んですぐ、わたしは眠ってしまい、飛行機が揺れたのも、そのために飲み物サービスではなくキャンデーサービスがあったことも全く知りませんでした。着陸のアナウンスで強制的に起こされ、バスに乗り込んでからも、埼玉県に入ったくらいまでは起きていたのですが、またまた爆睡。次に目覚めたのはトイレ休憩のために停まったサービスエリアで、お弁当を食べ終わったらまた眠りこけて、またまた強制的に起こされて・・・・

 水上温泉まで来ていました。



 何とかって言う親水公園のあるところ。この頃には雨はやんでいました。
 ここでちょっとだけ散歩をして、バスに乗ったらまた寝て・・・・途中経過なしのワープで今日の目的地へ。

 谷川岳です。
 ただし、今日はウォーミングアップみたいなものですから、歩きません。ロープウエイで天神平まで上がります。空が曇っているのでロープウエイからの景色が見えるかなあ。わたしは、二,三年前の穂高nロープウエイにのって、真っ白な霧しか見えなかったことを思い出しました。 
 でも、今日は大丈夫

 


 長い長いロープウエイでした。 新緑の森に、こちらではとっくに散ってしまった朴の白い花がたくさん見えました。

 天神平からさらにリフトに乗って頂上近くまで登ります。 背景が白いのは、霧が立ちこめているからなんですよ。



 ピンクの花がたくさん咲いていて、あれは何だろうと思っていたのですが、



 タニウツギの花でした。ハコネウツギは家にあったので知っていたものの、その仲間のタニウツギを見るのは初めてではないかしら。
 白花もありました。



 山間にかっこうの声が響いて感激。 これも生で聞いたのは初めてだと思います。

 リフトを降りると、こんなに高い! さっき降りたロープウエイの駅が遙か下の方に見えました。



 本格的な登山をしなければこられなかった場所に、文明の利器のおかげで気軽に手軽に来られるというのは、いいことなんだろうか? 高い山に来る度にいつも思うのですが、でも、やっぱりうれしい。来て良かったと思います。

 あらあ、ラッキー。 霧が晴れて山が全貌を現しました。



 
 カーテンを引くように霧が晴れていきます。

 

 リフト乗り場付近に、水芭蕉の自生地がありました。でも、



 はっぱだけ。ああ、やはり花は終わりかなあ。もう1週間早かったらよかったんだろうか。

 再びリフトに乗って天神平まで降りてきましたが、足下には高山植物がいろいろ咲いて、とても楽しかったです。

 

 大きな百合のような茎をした白い花。 遠くからでもよく目立つ花で、リフト乗り場の人に名前を教えてもらいました。が、ホテルに行くまでの間に忘れた・・・・
 翌日、もう一度ガイドさんに教えてもらって、やっと覚えました。 コバイケイソウです。

                                   つづく


 
 
コメント (4)
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