石見銀山を出てバスは浜田市のホテルへ。浜田市は小さな街で、ビジネスホテルくらいの小さなホテルしかないんだとか。
なるほど、そんな感じのホテルでした。トイレもシャワートイレではなく、部屋も豪華というわけではありません。でも、掃除は行き届いているし、必要にして十分だと思いました。今回はホテルで贅沢する旅ではないので。そしてわたしは、部屋に着くなりベッドに倒れ込みました。石見銀山での自転車こぎが相当こたえました。
一人旅でよかった。誰に気を遣うこともなくのんびりできるのですから。
食事は一人旅の仲間4人で楽しく頂きました。
地元の魚をふんだんに使ったお料理

これ、たしか「ぼっこう」と行ったと思うんだけど・・・・はや記憶があいまいです。瀬戸内海の「ほご」みたいな魚でしたが。
あとでわかったのですが、天皇陛下もお泊まりになったホテルだったんですって。家族的な温かいおもてなしぶりが印象的でした。
今日の予定はこれで終わりではありません。実はこれからがこの旅の一番の目的。
浜田市の三宮神社の本殿です。

赤々と明かりがともり天井からは色とりどりの幣が下がって華やかです。ここで毎週土曜日の夜神楽が演じられるのです。わたしはこの神楽に引かれてツアーに参加したのでした。
でも、ほんとにこの狭い場所で?
本当でした。

最初の演目「神武」
神武天皇の大和平定を題材にした神楽です。客席との距離、50センチ? 飛び散る汗まで見える距離で二人の踊り手が激しい立ち回りを演じていました。

すごい迫力。演目は「塵輪」

神楽面のおどろおどろしさもすごい。夢に出そうです。そして衣装は金銀の刺繍に彩られ絢爛豪華です。愛媛の東予の方なら想像が付くと思いますが、新居浜の太鼓台を飾っている豪華な刺繍、あれを身にまとっているようなものです。
最後の演目「大蛇(おろち)」

これは怖い。わたしが最前列にいたらとてもカメラどころではなかったでしょうね。

おろちと言えば八つの頭と八つのしっぽを持つ大蛇ですが、舞台が狭いため4頭の蛇で演じていました。それでも舞台は大蛇に占拠されたよう。その動きのリアルなこと、不気味なこと。主役のスサノオもかすんでしまいそうでした。
ところで忘れてならない笛太鼓の人たち。正確なリズムで激しく神楽を盛り上げています。

リズムそのものは意外に単調なんですね。耳慣れた獅子舞に似ているなと思いました。
その囃子方のひとりは初々しい顔つきの中・高生の少年でした。中央の少年の後ろにバチのような物が見えるでしょうか。バチだけが動いているのが見えているのですが、それが実に正確なのです。実は囃子方の後ろに5歳くらいの小さな坊やが座っていて、大人のたたく太鼓に合わせてバチを振っているのです。最初の画像に出てきた坊やです。多分関係者のお子さんで舞台で遊んでいるのだろうとばかり思っていましたが、演目が始まるときりっと締まった顔つきなってバチを振り、演目の合間には舞台をちょろちょろ。バチを振らないときにはお父さんの膝に座って熱心に大人たちの演技を見ています。その根性と実力にたまげました。
ここ浜田市では、小学校の授業で神楽を習い、中学校のクラブ活動で技を磨いているんだそうです。高校生になったら多分、舞台に立っているんでしょうね。
観客の中にも舞台に熱い視線を送る5歳の男の子がいたそうです。伝統がしっかりと根付いて未来へ続いていることに感動しました。
翌日はまあお添え物みたいなもので、
アクアス島根で綺麗な魚や

白いるかのわっか作りを見て

出雲大社へお参りして

ワイナリーでワインを買って帰りました。
弁当忘れても傘忘れるなと言われるくらい山陰の雨は多いそうです。わたしが行った日も天気予報は傘マーク。でも、外を歩く間全く雨に当たらなくて、ラッキーな二日間でした。
なるほど、そんな感じのホテルでした。トイレもシャワートイレではなく、部屋も豪華というわけではありません。でも、掃除は行き届いているし、必要にして十分だと思いました。今回はホテルで贅沢する旅ではないので。そしてわたしは、部屋に着くなりベッドに倒れ込みました。石見銀山での自転車こぎが相当こたえました。
一人旅でよかった。誰に気を遣うこともなくのんびりできるのですから。
食事は一人旅の仲間4人で楽しく頂きました。
地元の魚をふんだんに使ったお料理

これ、たしか「ぼっこう」と行ったと思うんだけど・・・・はや記憶があいまいです。瀬戸内海の「ほご」みたいな魚でしたが。
あとでわかったのですが、天皇陛下もお泊まりになったホテルだったんですって。家族的な温かいおもてなしぶりが印象的でした。
今日の予定はこれで終わりではありません。実はこれからがこの旅の一番の目的。
浜田市の三宮神社の本殿です。

赤々と明かりがともり天井からは色とりどりの幣が下がって華やかです。ここで毎週土曜日の夜神楽が演じられるのです。わたしはこの神楽に引かれてツアーに参加したのでした。
でも、ほんとにこの狭い場所で?
本当でした。

最初の演目「神武」
神武天皇の大和平定を題材にした神楽です。客席との距離、50センチ? 飛び散る汗まで見える距離で二人の踊り手が激しい立ち回りを演じていました。

すごい迫力。演目は「塵輪」

神楽面のおどろおどろしさもすごい。夢に出そうです。そして衣装は金銀の刺繍に彩られ絢爛豪華です。愛媛の東予の方なら想像が付くと思いますが、新居浜の太鼓台を飾っている豪華な刺繍、あれを身にまとっているようなものです。
最後の演目「大蛇(おろち)」

これは怖い。わたしが最前列にいたらとてもカメラどころではなかったでしょうね。

おろちと言えば八つの頭と八つのしっぽを持つ大蛇ですが、舞台が狭いため4頭の蛇で演じていました。それでも舞台は大蛇に占拠されたよう。その動きのリアルなこと、不気味なこと。主役のスサノオもかすんでしまいそうでした。
ところで忘れてならない笛太鼓の人たち。正確なリズムで激しく神楽を盛り上げています。

リズムそのものは意外に単調なんですね。耳慣れた獅子舞に似ているなと思いました。
その囃子方のひとりは初々しい顔つきの中・高生の少年でした。中央の少年の後ろにバチのような物が見えるでしょうか。バチだけが動いているのが見えているのですが、それが実に正確なのです。実は囃子方の後ろに5歳くらいの小さな坊やが座っていて、大人のたたく太鼓に合わせてバチを振っているのです。最初の画像に出てきた坊やです。多分関係者のお子さんで舞台で遊んでいるのだろうとばかり思っていましたが、演目が始まるときりっと締まった顔つきなってバチを振り、演目の合間には舞台をちょろちょろ。バチを振らないときにはお父さんの膝に座って熱心に大人たちの演技を見ています。その根性と実力にたまげました。
ここ浜田市では、小学校の授業で神楽を習い、中学校のクラブ活動で技を磨いているんだそうです。高校生になったら多分、舞台に立っているんでしょうね。
観客の中にも舞台に熱い視線を送る5歳の男の子がいたそうです。伝統がしっかりと根付いて未来へ続いていることに感動しました。
翌日はまあお添え物みたいなもので、
アクアス島根で綺麗な魚や

白いるかのわっか作りを見て

出雲大社へお参りして

ワイナリーでワインを買って帰りました。
弁当忘れても傘忘れるなと言われるくらい山陰の雨は多いそうです。わたしが行った日も天気予報は傘マーク。でも、外を歩く間全く雨に当たらなくて、ラッキーな二日間でした。