今年は月6回の更新をーと密かに決意していたのですが、なかなか実行できません。パソコンの調子が悪く、体調もイマイチ。せっかくいただいたコメントもお返事が遅れがちですみません。
さて、少々話題が古いのですが、地元の大手スーパーと新聞社の主催による料理教室に行ってきました。テーマが「私の中華料理~美味しい料理があるそれだけですべてが愛おしい~
う~ん、よくわからんが、おもしろそう。
会場は
シャンデリア輝く、ホテルの宴会場。そこに調理台を持ち込んでの実演とトークでした。
これがIHではなく、なんとガスコンロなのですよ。どこからガスを引いてたのか・・・
講師は、神奈川県の「レストラン・ミュー」のオーナーシェフ五十嵐美幸さん。女性です。
プロフィール紹介によれば、「女性ならではの視点から、新しい中国料理を提供・提案している」とのことでした。大切にしていることは
野菜を多く・・・お店に出す料理は25種類くらいの野菜を使うそう
食材本来のうまみを出す・・・中華と言えば脂っこく調味料の味が濃いというイメージを覆 したいという思い
日本の四季を感じられるように
医食同源
壇上の先生は、にこやかで福々しく、家族のためにせっせと美味しい料理を作るお母さんといった感じでした。
が、私のイメージしていた中華料理とはちょっと違うみたい。というか、今までのイメージを覆すようなお話がつぎつぎと・・・
今回は実技はなくて、先生の実演と試食のみです。一品目は
「菜の花の春巻き」
春巻きと言えばたくさんの具材を煮込んで皮に巻いて揚げてーとなかなか手間のかかる物だと思っていましたが、これは菜の花を刻んでさくらえび、ベーコン、鶏挽肉ごま油を混ぜ合わせるだけ。しかも、油が冷たいうちに揚げてもいいという! 熱い油だと焦げやすくあわてますが、これだと巻く片っ端から油に落とし込み、きつね色になるまで置いておくだけ。なんと簡単な。
緑と赤が綺麗な一品。
次は
「大根の柚子炒め煮」 大根は長めの乱切り。大きく切ってよく噛む様にだそうです。しかも均等に火を通そうとはしないみたい。大根を一度素揚げします。熱した油ではなく低温の少量の油でよいそうです。これも驚き。油っぽくないのかしら。そしてホタテの水煮(缶詰)と鶏ガラスープを入れて5分煮込みます。さらに柚子を入れて2分煮込んで、片栗粉でとろみをつけてできあがり。
大きく切った大根が7分で煮えるのか!?
3品目は
「蕪とカニのお粥」
これが一番手が込んでました。といっても、蕪を素揚げし、湯に入れて油抜き。その後ミキサーでペーストにしてあらかじめ炊いていたおかゆとカニフレークとを混ぜて軽く煮込むだけ。彩りに葉も少々入れました。最後にフランスパンを揚げた物をくだいて(ポタージュに入れるクルトンです)上に載せたら出来上がり。
白いテーブルクロスに白いお皿、中に白い料理。
私が今まで抱いていた何もかもがごちゃ混ぜの料理のイメージとは全く違っていました。
いよいよ試食です。
春巻きを一口噛むと、桜エビの香りがふわっと。菜の花はほろ苦く大人の味かな。残念なのは鶏肉が入っていることですね。私は鶏肉が嫌いですから。(しかもミンチなのでより分け得ることができない)(笑)私が作るときは豚ミンチにするぞ。一口味見をしてあとはぶじおくんにあげました。
次に実演ではしなかった、「冬瓜とリンゴのサラダ」が出てきました。
よく噛む様にとの狙いはここでも。かなり大きい切り方です。ドレッシングが、リンゴジュース、レモン汁、おろし生姜、ごま油と意外な取り合わせ。おいしかったです。でも、冬瓜がない。夏にはごろごろしてたんですけどねぇ。
大根はあの時間でよく煮えたなあと思うほど柔らかかったです。油で揚げていたからでしょうか。でも脂っこさはなく、美味しかったです。鶏ガラスープというのがちと気に入らんが・・・そこまでいうと私の食べるものがなくなってしまいますから。塩分は鶏がらスープの塩分だけのようです。かなり薄味。ここでも味が濃いという中華のイメージが覆されました。
おかゆも鶏がらスープの塩分のみ。でもしっかりうまみはきいています。そして、洋食のものと思っていたクルトンがこうばしくておかゆに合っていました。おいしいけど、わたしは蕪をミキサーにかけてまでは作らないだろうなあ。
デザートに
「プーアル茶ゼリー ゴマソースかけ」
砂糖を使わず甜菜糖を使っています。豆乳とゴマを使ったほんのり甘いソース。ゴマの香りがとてもよかったです。
こうして振り返ってみると、素材と言い、シンプルな調理と言い、かぎりなく日本料理にちかい料理だったなあと思いました。シャンデリア輝くもとで、家庭料理を食べているような、ちょっとミスマッチな感じがしないでもない・・・・
簡単に作れるのはありがたいですね。家で早速作ってみました。題して
アレンジ「私」の中国料理 というのは、ウマオやトラオにも食べさせたかったので苦みのある素材を減らしました。
菜の花を半分白菜に替えて
肉を豚ミンチにして
桜エビが手に入らなかったので焼きえびをきざんで
あたこの春巻き
これ、簡単でいいですよ。いろいろ具材を変えて作ってみたいです。
大根の炒め煮も作りました。白いばかりで寂しかったので、はっぱの柔らかいところも刻んで入れてみました。が、ゆずを入れるのを忘れた!
ウマオが両手に握って食べていました。おいしかったのね。
残った煮汁は、スープとキノコを足してホタテのスープにしました。
さて、少々話題が古いのですが、地元の大手スーパーと新聞社の主催による料理教室に行ってきました。テーマが「私の中華料理~美味しい料理があるそれだけですべてが愛おしい~
う~ん、よくわからんが、おもしろそう。
会場は
シャンデリア輝く、ホテルの宴会場。そこに調理台を持ち込んでの実演とトークでした。
これがIHではなく、なんとガスコンロなのですよ。どこからガスを引いてたのか・・・
講師は、神奈川県の「レストラン・ミュー」のオーナーシェフ五十嵐美幸さん。女性です。
プロフィール紹介によれば、「女性ならではの視点から、新しい中国料理を提供・提案している」とのことでした。大切にしていることは
野菜を多く・・・お店に出す料理は25種類くらいの野菜を使うそう
食材本来のうまみを出す・・・中華と言えば脂っこく調味料の味が濃いというイメージを覆 したいという思い
日本の四季を感じられるように
医食同源
壇上の先生は、にこやかで福々しく、家族のためにせっせと美味しい料理を作るお母さんといった感じでした。
が、私のイメージしていた中華料理とはちょっと違うみたい。というか、今までのイメージを覆すようなお話がつぎつぎと・・・
今回は実技はなくて、先生の実演と試食のみです。一品目は
「菜の花の春巻き」
春巻きと言えばたくさんの具材を煮込んで皮に巻いて揚げてーとなかなか手間のかかる物だと思っていましたが、これは菜の花を刻んでさくらえび、ベーコン、鶏挽肉ごま油を混ぜ合わせるだけ。しかも、油が冷たいうちに揚げてもいいという! 熱い油だと焦げやすくあわてますが、これだと巻く片っ端から油に落とし込み、きつね色になるまで置いておくだけ。なんと簡単な。
緑と赤が綺麗な一品。
次は
「大根の柚子炒め煮」 大根は長めの乱切り。大きく切ってよく噛む様にだそうです。しかも均等に火を通そうとはしないみたい。大根を一度素揚げします。熱した油ではなく低温の少量の油でよいそうです。これも驚き。油っぽくないのかしら。そしてホタテの水煮(缶詰)と鶏ガラスープを入れて5分煮込みます。さらに柚子を入れて2分煮込んで、片栗粉でとろみをつけてできあがり。
大きく切った大根が7分で煮えるのか!?
3品目は
「蕪とカニのお粥」
これが一番手が込んでました。といっても、蕪を素揚げし、湯に入れて油抜き。その後ミキサーでペーストにしてあらかじめ炊いていたおかゆとカニフレークとを混ぜて軽く煮込むだけ。彩りに葉も少々入れました。最後にフランスパンを揚げた物をくだいて(ポタージュに入れるクルトンです)上に載せたら出来上がり。
白いテーブルクロスに白いお皿、中に白い料理。
私が今まで抱いていた何もかもがごちゃ混ぜの料理のイメージとは全く違っていました。
いよいよ試食です。
春巻きを一口噛むと、桜エビの香りがふわっと。菜の花はほろ苦く大人の味かな。残念なのは鶏肉が入っていることですね。私は鶏肉が嫌いですから。(しかもミンチなのでより分け得ることができない)(笑)私が作るときは豚ミンチにするぞ。一口味見をしてあとはぶじおくんにあげました。
次に実演ではしなかった、「冬瓜とリンゴのサラダ」が出てきました。
よく噛む様にとの狙いはここでも。かなり大きい切り方です。ドレッシングが、リンゴジュース、レモン汁、おろし生姜、ごま油と意外な取り合わせ。おいしかったです。でも、冬瓜がない。夏にはごろごろしてたんですけどねぇ。
大根はあの時間でよく煮えたなあと思うほど柔らかかったです。油で揚げていたからでしょうか。でも脂っこさはなく、美味しかったです。鶏ガラスープというのがちと気に入らんが・・・そこまでいうと私の食べるものがなくなってしまいますから。塩分は鶏がらスープの塩分だけのようです。かなり薄味。ここでも味が濃いという中華のイメージが覆されました。
おかゆも鶏がらスープの塩分のみ。でもしっかりうまみはきいています。そして、洋食のものと思っていたクルトンがこうばしくておかゆに合っていました。おいしいけど、わたしは蕪をミキサーにかけてまでは作らないだろうなあ。
デザートに
「プーアル茶ゼリー ゴマソースかけ」
砂糖を使わず甜菜糖を使っています。豆乳とゴマを使ったほんのり甘いソース。ゴマの香りがとてもよかったです。
こうして振り返ってみると、素材と言い、シンプルな調理と言い、かぎりなく日本料理にちかい料理だったなあと思いました。シャンデリア輝くもとで、家庭料理を食べているような、ちょっとミスマッチな感じがしないでもない・・・・
簡単に作れるのはありがたいですね。家で早速作ってみました。題して
アレンジ「私」の中国料理 というのは、ウマオやトラオにも食べさせたかったので苦みのある素材を減らしました。
菜の花を半分白菜に替えて
肉を豚ミンチにして
桜エビが手に入らなかったので焼きえびをきざんで
あたこの春巻き
これ、簡単でいいですよ。いろいろ具材を変えて作ってみたいです。
大根の炒め煮も作りました。白いばかりで寂しかったので、はっぱの柔らかいところも刻んで入れてみました。が、ゆずを入れるのを忘れた!
ウマオが両手に握って食べていました。おいしかったのね。
残った煮汁は、スープとキノコを足してホタテのスープにしました。