あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

イベント続き後編の後編

2024-12-18 08:36:30 | お出かけ

 ミュージカル鑑賞の翌日は、西条市新川沿いのアクアトピアでのイベントに行ってきました。今年3回行われる予定の2回目です。今回のテーマは「環境」

 池の水全部抜くーで有名な加藤英明さんの講演もあるそうです。って、知らんがな。だって県内の主要テレビ局では放送しないもの。ただ、東予では、香川や岡山あたりの放送も見られるので全く知らないわけではないですが。。

 ふれあい動物園はケイタが喜びそう。古着集めや、食品の寄付も募っているそうで、遅い時間に出かけて行きました。

45リットルのごみ袋いっぱいに古着を詰め込んで持っていきました。引き取ってくれるのはうれしいけど、ガソリン使って持って行ったんじゃエコにはならんのじゃなかろうか。


 ケイタはふれあい動物園に直行です。その間私は古着を持っていきその辺をぶらぶらしました。
 
 アクアトピアを流れる新川を橋の上から眺めました。右手の建物は図書館 

 
 橋の反対側は福祉センター
 


 あまり気乗りもせずに行ったのですがなかなか面白い展示などもありまして
 
 福祉センター内の一角でこんな展示をしていました。

 
 とても役立つ展示だと思うのですが、人はガラガラ。長浜高校の生徒さんが熱心に係の人と話していました。こちらが地元で、はるばる長浜高校に通っているのだとか。長浜高校は生徒たちが運営する水族館があるので有名です。魚好きの高校生は全国から集まっているそうです。
 
 県内で発見された外来生物
 
 ヌートリア




 
 ごく最近発見されたナガエツルノゲイトウについての情報



 係の人に場所を詳しく聞いてみました。生息場所は私が思っていたよりずっと上流でした。今度また確認に行ってみようと思います。



 特定外来生物に指定されているツヤハダゴマダラカミキリ(下)と一般的なゴマダラカミキリのちがい。
 
 
 世界の侵略的生物ワースト100に指定されているこのカミキリムシ、愛媛ではまだ見つかっていませんが、果樹園に広がったらたいへん。しばらく係の人とお話ししました。
 
 ケイタは小動物との触れ合い会場に入ったっきり出てきません。会場隣の水槽を眺めながら小さなスペースで動物たちを取り囲む子どもたちを見ていました。動物はゾウガメやインコやフクロウやモモンガ、ミーアキャットなど。外国の生き物ばかりですね。大変な込みようで、床に置かれゾウガメは大丈夫かしらと心配しました。
 
 その動物園の隣に新川に生息する魚や生き物の展示。こちらは無料です。水槽の中にちゃんといるのですが、写っているのかしら。ウナギはいましたが・・・
 
 
 どこにいるのかわかりません。



 これはカワムツ?
 
 
イシヅチサンシヨウウオ
これは新川にはいません。水系を同じくする石鎚山中に住んでいます。





 この日は実際に川を探検して観察する会も開かれていたようです。予約してなかったので参加せず。
 福祉センターの2階では木のコースターづくりのワークショップもあったそうですが、こちらも要予約で参加しませんでした。
 
 結局その辺をぶらぶらしただけ。
 福祉センターのテラスでは、水辺のコンサートの準備が進んでいました。もうキッチンカーも店じまい始めている時刻です。わたしは用意された椅子に座ってリハーサルを聞かせてもらいました。サックスとピアノのアンサンブル、リハーサルとはいえ美しい音色にしばし聞きほれてボーっとしていたのですがー
 
 
 
 
 ここからは「柿畑日記」のコンセプトとはちょっとちがう”愚痴”を書きます。読んで不快に思われる方もいらっしゃると思いますので適当に読み飛ばしてください。
 
 美しくて立派な建物です。が、わたしは今日を含めて3回しか中に入ったことがありません。図書館もそう、県立図書館よりも外観は立派です。1回だけ中を見て回りましたがここで本を手に取ったことはありません。10万人都市として恥じない施設ではありますが、だからと言ってこれだけの大きいものが果たして必要なのか?
 旧3市町にもそれなりに施設はあり、そこを拠点として市民の生活なりコミュニティーを充実させることができていたのですから。20年前までは。今でも大人数の集まりには二つの文化会館が使われています。それでよくない?
 私はいつも行く運動公園のペンキのはがれた遊具を思い出しました。人工芝のはがれたテニスコート、水のひかないグランド・・・この間行った本谷温泉公園の閉鎖されたままのキャンプ場。老朽化のためだそうです。修理は?
 それに、行政のお金をかけたイベントがなぜ3回ともここで? ここでも11月初めの手作りイベント「もぎたて祭り」と比較したくなります。これくらいの人数を集める場所なら旧3市町のどこにでもある、工夫すればよい、と思うのです。
 昨日のミュージカルを見た後なので余計にその思いが強くなりました。一等国民 二等国民の区別がここにもあるような気がして。そして高齢化していく二等市民は未来を思わず今を生きているだけ。けれど救いは、若手が地域を盛り上げようと頑張っていることです。その人たちにあの野球に打ち込んでいた少年たちが重なって見えました。
 
 20周年のお祝いもいいけれど、本当に生活に根差した行政になっているかのシビアな総括も必要ではないかと。本来合併当時に我々がもっと真剣にち密に考えるべきだったとの反省もこめて。
 あ、一つよかったことを付け加えておきます。合併したことで、今まではよそ事だった旧西条市の催しや地域の自然に触れることができるようになったこと。特に石鎚山系の自然と歴史には大いに関心を持っています。
 

 長々とお読みくださってありがとうございました。不快に思われた方には申し訳ありません。が、これも一つの考えですのでこれはこれで受け止めていただいたら幸いです。

 やれやれ、やっと11月の記録がおわりました。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イベント続き 後編の前編 | トップ | ダムカードを求めてスタンプ... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (みーばあ)
2024-12-18 14:03:55
3市町村が合併して立派な施設が出来たんですね
立派な箱物作るのも良いですが、すでにある施設の活用も考えられて良いはずですよね
エコを考えるとどうなのと思いますよね

特定外来種とか絶滅危惧種とかそういう展示は大事だと思います
私も興味あります
返信する
Unknown (ぴあ野)
2024-12-18 15:56:35
昨日のミュージカルも考えさせられるものでしたが・・・
今日のお話もね!

内外を問わず、旅先では、時間がある限り、図書館や書店へ出かけています。
あれこれ見てきた分、何となくそのお土地柄が伺えるような気がしています。

私どもの市は日本一の人口を誇りますが、分割の話は過去何度も出ていました。
でも、結局流れ流れており、わたしが生きている間はありえないでしょう。
皆がこの名前に愛着がありますから。人一倍地元愛が強い土地柄ですw
でも、行政の有り様はこれでいいのかなと、いつも思っています。
大きいゆえの不公平・・・
もう慣れっこになってしまい、流されてしまっているんですけれどね・・・
返信する
みーばあさん (あた子)
2024-12-19 10:08:31
周辺地域のすでにある施設はどんどん壊されていくんですよ。中心部の施設はどんどん良くなっていくのに。そこが私の腹の立つところなんです。過激なことを書こうと思えばいっぱい書けますけどね。このへんでやめときます。
外来生物の展示はとても役に立ちました。ただ、見てくれる人がね。
色々考えさせられるイベントでした。
返信する
ぴあ野さん (あた子)
2024-12-19 10:24:24
西条という名前はもともと住んでいる人にとってはとても愛着のある、そして全国的にも有名な名前なんですよ。だから、新市になるときもその名前に異存はなかったのですけどね。
結局は周辺市町が後から参入した印象になってしまいました。台湾のように市民の意識にも一等と二等の差があるように思いますね。少なくと行政の組織や決まりは旧西条市に合わせて行ってます。
愛着のある土地と名前とを分割するのは合併よりも難しいでしょうね。むしろその愛着は大切に思います。だから周辺地域の、そこに愛着を持つ若者に期待しているのですよ。
返信する
ヌートリア (asateru0628(モコ))
2024-12-20 05:44:19
怖そうな動物ですね。牙が怖い
返信する
モコさん (あた子)
2024-12-20 11:35:37
怖そうな顔ですよね。実はヌートリアはネズミの仲間だそうです。食べ物も植物。だから農業への被害が心配なんですね。中国、近畿地方ではほとんどの県で目撃されているようですね。
海を渡ってくるんでしょうかね。何とか阻止したいですけど。
返信する

コメントを投稿