11月24日 、石鎚山に雪がかかりました。
11月は暖かい日があったり12月中旬の寒さがきたり、天候も目まぐるしく変わりました。が、まだ夏の花が咲いていたりもします。
今や野生化しつつあるように見える西洋アサガオ。まだまだ元気です。
あちこちで見かけますが、11月24日に市の中心を流れる新町川の川べりのを写しました。
これをここで繁殖させていいのかなあ?
きれいに整備された水辺なんですよ。川と名はついているものの、実は川ではなく自噴する水の連続でできているそうです。ここの生き物や植物は大切にされているはずなんですが。
我が家にも夏の花がまだ咲いています。
センニチコウ(千日紅)名前通りの花です。
もう一つ元気いっぱいなのが
食用ホオズキ
実は食べられます。去年のこぼれ種から勝手に生えたらしく、秋になってから大きくなり、今花が咲いています。でも、この調子では食べることにはなりませんね。去年も冬の初めに実がなって熟れなくて放っておいたのですから。
これは11月ハイウエイオアシスの駐車場の片隅に咲いていたクロホオズキ。
うちでも毎年こぼれ種で生えていましたが、今年は草ぼうぼうにしてしまったからなあ、もう絶えてしまったかもしれないです。夏、青い花びらが涼し気で私は気に入っていたのですが。
それが11月になってもまだ咲いているのにびっくりしました。そしてこれがなぜクロホオズキと名付けられたかよくわかりました。
ね?
花ばかり見ていたので、実がここまで黒いとは今まで気づきませんでした。
これは、まだ咲いていると言ったらいいのか、また咲いていると言った方がいいのか。
10月に一度抜いてしまったオシロイバナです。その時落ちた種から芽が出て、低い背丈のまま、なんと花が咲きました。立冬を過ぎたというのに。
しかも花の形が、本来の花よりも複雑で華やかです。どうしてかな?
一方で
またまた咲いた春の花。
先日河原の土手を歩いていて見つけたのはスミレです。
このあたりにたくさん咲いていたのですよ。
昔は狂い咲きなんて言ってましたが、それはかわいそうですね。返り咲き? 二度咲き? 勘違い咲き? 暖かかったり急に冷え込んだりするから花が勘違いしてしまったのですね。それにしてもみんな揃って勘違いしたなんてね。
スモモ。これはよその畑で見つけたものですが
うちのスモモも咲いていました。
運動公園では、夏の終わりに咲く花がこんなに青々と茂って
花もいっぱい
ボタンヅルでしょうか。この場所ではちゃんと夏の終わりにも咲いていましたから、二度咲きと言った方がいいかもしれません。
フユザクラ? それとも春のサクラ? これは西条市中心部の図書館付近に植えられていたものですが、フユザクラのような気がします。
今我が家で一つだけ今の時期にふさわしい花が咲きました。
サザンカです。
やっと冬らしくなりました。
何時までも暑かったり~
急に寒くなったり
でも、季節外れに見る桜の花とか見つけるとちょっと嬉しかったり
スミレもこんなところに今頃となんだかいとおしくなったりしますよね
本当に、勘違いして咲いている小さな花は愛おしいですね。
でも、どんどん季節感がなくなってきているようで、それはそれで心配です。わたし、冬の朝顔は好きじゃないんです。せめて秋で咲き終わってほしい。
今年は秋が本当に短かかったですね。
いつも、もう咲いているはずのツワブキは今ごろぼつぼつ咲き始めましたし。
夏のハイビスカスは次々に花を咲かせているし、夕顔も次々とつぼみをつけています。朝になっても咲いているのですよ。遅く植えたせいもあると思うけれど。
夏の花と冬の花が同時に咲いているって、やっぱり変。
季節感まで変になって、俳句人は戸惑うばかり。
夏の花が冬に咲くのは興ざめです。やはり花にも四季がないと。でもこれから日本は夏と冬だけの二季に向かっていくんですって。温暖化って考えているよりずっと危機的なんだそうです。
季語もこれから変わってくるんでしょうかね。夏井さんが「季語の力を信じて」なんて言っていますけど、信じられなくなるかも。困りましたね。