
コールラビ? コラルビー? コールラビよね。この間友人にうそ教えたかもしれない。
そのコラルビーをぶじお君は初めて栽培したらしいです。去年の秋初物を持ってきてくれました。多分わたしのびっくりする顔が見たかったと思うけど、ごめんね、驚きませんでした。だって二,三年前から産直市にも登場している野菜です。珍しい野菜は買わずにはいられないわたし、すでに味見もしておりました。
蕪のように見えるけど蕪や大根のような根菜ではありません。畑にあるときはこんな感じかな?

あちこち葉っぱがでているのでわかるように、食べる部分は茎なんですね。味も歯ごたえもブロッコリーの茎そっくりです。できのいいブロッコリーの茎は甘みがあって捨てるのはもったいない。わたしは皮を剥きスライスしてつぼみと一緒に茹でて食べます。が、このコールラビはさらに甘みが強くしゃきしゃきでおいしいです。癖のない味なので、生でサラダに、炒め物に、スープなどの汁物に、何にでも使えて便利。わたしが一番気に入っている食べ方はお漬け物です。
ためしに蕪のように半月切りにして麹でつけました。

ちなみにこの麹、市販の麹菌を使って甘酒をつくり、それをとりわけして使っています。まずコールラビを塩漬けし、ある程度水分が抜けたら甘酒の汁気を切って混ぜるだけ。ただでさえ甘いコールラビがさらに甘い。甘いお漬け物の好きな人はきっと気に入ると思います。
わたしの好みとしてはこっち

キュウリなどと一緒に浅漬けしたもの。
作り方・・・・
きゅうり、白菜、大根など、その辺にある野菜をだいたい同じ大きさに切って
ジッパー付きの袋に入れ
塩-漬け物のからさになるくらい、オリーブオイル-少々、砂糖-隠し味程度、あればレモンやゆずなどを皮ごと刻んで入れます。
全体が混ざるように手でもんで
空気を抜いたら密封
半日くらいで食べられます。

簡単でしょ? 味やら材料やらはすべて作る人のお好みで。オリーブオイルもなくてもいいですね。
こうするとキュウリはしなっとしますが、コールラビだけはしゃきしゃきが残っています。
コールラビは秋のまだ玉が小さいうちが柔らかくておいしいのだそうですが、今でも十分食べられます。固くなっていたら薄くスライスしたらいいだけ。畑にはまだいくつかごろごろしているようです。わたしの関心事は、「このまま置いておいたらどうなるかということ。」
やがて花が咲いて種ができるんでしょうけど、どこから花芽がでるんでしょうね。そしてどんな花が咲くのでしょう。このまま春まで残しておいてほしい気もします。