剪定などと言える立派な作業ではなくて、ただ枝を切りまくったというだけの話です。
ブーゲンビリアが見えなくなって、ハイビスカスの下の方を切って少しすっきりしたところ。

ハイビスカス。
我が家に、贅沢にも暖房機付きのハウスを建てるもとになった植物。
実は夫がこの花が好きで植えたのが始まりです。冬が心配だからと、わざわざ小さなビニールハウスを建てました(自力で)。
同じタイミングで、私が面白半分に植えたマンゴーから芽が出まして、せっかくだからとハウスに植えました。そうしたら夫は、さらにマンゴーを3本も買って植えまして(たぶん1万円くらい出したんじゃないかしら)
マンゴーには加温設備が必要でした。で、暖房機を設置して・・・以後は私やトラオパパやが次々と南方系の植物を植えだして・・・今に至っております。
ハイビスカスがこんなにも大きくなるなんて、そのころは想像もできませんでした。だから結構込み合って植えているのです。ハウスジャングル化の元凶になっております。

ジャボチカバの枝とけんかしています。

ミラクルフルーツ(1枚目の写真左下)が大きくならないのはハイビスカスで日陰になっているからだと私の弟に言われて、とうとう夫が「1本切るか。」と言い出しました。
けれど言うだけ。私が何とかする羽目になるのです。もともとは夫の植えたものなのに、いつの間にか私のものということになっています。わたし、ハイビスカスはあまり好きではありませんでした。あのなんか深みのない赤色がね。だから遠慮せずに切りましたよ。
ハイビスカスの木は柔らかく、かなり太い枝でもバサッと切れます。これが面白くて。
ハイビスカスって根元から何本も出てくるのだなあって改めて思いました。
8本くらいは切ったと思います。結局大元の木は残しました。

雨の当たらないハウスの下草は枯れていました。でもハイビスカスは元気。おそらく地下深くに根が伸びて、そこから水を得ているのだと思われます。
好きじゃないのはあの赤色の花で、実はお気に入りの色もあるのですよ。他の色はこちら
けれど残念なことに,赤以外の木はあまり育ちがよくないのです。それはどれも赤色の木が近くにありすぎるせいだと思っているのですが、
特に黄色の木は大きくなりません。見ると幹が・・・

根元近くで裂けていました。そして新しい木も生えた気配がなく・・・完全に赤い木の勢いに負けています。
とにかく赤は元気がよすぎます。つぼみのある枝を切って放置しておいたら翌日には花が咲いていましたから。
相当切りまくってすっきりしました。手前のこんもりしたのはオレンジの花。これは切っていません。これも赤い木の陰で元気がなかった木。

今は花が咲かない時期なのですが、切り落とした枝に付いていた花を持って帰りました。

夏の盛りよりはやや深みのある赤。いつもこの色だといいのだけどねえ。でも翌日には枯れてしまうのです。
さて、好きではないと言いながら新人を連れてきました。花とは無縁の場所で、50円で売られていたハイビスカス。
葉っぱも花も小さく、全く別の植物のように見えます。花が咲く時期も冬なんだそうです。

今は鉢のままハウスに入れて様子を見ています。このあたりの寒さに耐えられるなら外に植えたいのですが、どうでしょう。
あ、ついでに言いますと、みかんがのっている鉢、これはアボカドです。 いろいろ植えるのもいい加減にしなければ。