ハウスの中の木々の整理も、だんだん奥へ進み、ストレリチアとジャボチカバのところまで来ました。
ストレリチアー初めて県展に出品したときの作品がストレリチアでした。そして初出品初入賞という快挙(わたしにとっては)を成し遂げた記念すべき花。このブログのプロフィール写真がそれです。
作品中の花はなにか物憂う気ですが、実際の花はいつも空を見上げて希望に満ちているような,力強い花です。いつかはもう一度強い姿を染めてみたいと思いながら15年。

たった一株の花はこんなに増えました。

根元は扇のように広がっています。

新しい葉は中から、中から出てくるようです。そういえばバナナもです。
せめて枯れた花だけでも切り取ったらすっきりするんだけど、としみじみ眺めてみました。
花たちが空を見上げています。

真っ正面から見ると

あらら・・・今から挑みかかろうかというシャモ(軍鶏)みたいに見えました。
枯れた花はいちだんと凄みを増して、
ライオンのたてがみのようでもあり

かしらを振り回している獅子舞のようでもあり

年老いた龍のようで

まさに昇り龍

ね? ほうっておくと、あのくちばしのような包みの中からつぎつぎとこんなに花がでてくるんです。種もできるのですが、果たして熟しているのやら。というのも、たくさんの蜜があふれているので、虫媒花と思われますが、冬のハウスの中には虫がいません。

その隣に植えてあるのは小さめの、葉の目立たない種類です。葉は多分先のとがった部分にスプーンのようにあった気がするのですが今は見当たりません。

これを植えたとき、色が違うとか、形が違うとか、何か変わり種の花を期待していたのですが、先に植えたのと同じ花でした。
が、今日初めて発見!

花の上から花が!
これって次々と上に咲いていくのでしょうか。 楽しみになってきました。