すでに5月もなかば、今更ではありますが、しばらくの間、4月の心に残った出来事をいくつか記事に残しておきたいと思います。お断りしておきますが、時間軸はばらばらです。
4月16日
つつじが丘と呼ばれる高知八幡神社のつつじを見に行きました。
神社の裏側が一番見ごたえがあるのですが、まだ満開ではありませんでした。けどこのツツジのトンネルはいつ来てもすごいなあと思います。

この日私は鳥居のそばの広場に車を置いてぐるっと歩いて山の上まで来ました。そして再びトンネルをくぐって山を下り、

ため池の横の道を歩いていきました。

すると花の中になにか動くものが

なんと、目の前に小鳥がいたのです。

至近距離ですよ。あまり遠くへ行かないところを見ると、巣立ちしたばかりのひなだったのかもしれません。この眠たげな目がかわいい~~ その場ですぐ検索して、たぶんエナガだろうと・・・・うれしくて長い間カメラで追いかけましたがやがて木立の中に隠れてしまいました。
そして視線をため池の中に移したら


こちらでは「ずがに」というのですが、モズクガニが、ゆらゆらと何匹も歩いていました。いやあ、こんな姿初めて見ました。水の中でもやっぱり横歩きでした。モズクガニの狙いはたぶんこれです。

大きなウシガエルのおたまじゃくし。だけどなかなか捕まらないのです。のんびりした追いかけっこを眺めていたら時間がたつのを忘れそうでした。
歩いてきたからこその楽しい出会い。よかった。一緒に来なかったトラオが、「行けばよかった。」と悔しがっていました。
歩いてきたからこそと言えば、神社を挟んで反対側のため池の土手で

なんとなくいつも見ている西洋タンポポと違うなあと思ったのです。
全体が華奢な感じ。舌状花の数も少ないような・・・・
全体が華奢な感じ。舌状花の数も少ないような・・・・

裏側を見てみました。たくさんの舌状花を包む総苞片が反り返っていません。これって日本タンポポ?

こちらはどこにでも見かける西洋タンポポ
総苞片が反り返っています。花全体も豪華。

私は、このあたりにあるタンポポのうち在来種は白花タンポポだけだと思っていました。実際、今まで見た黄色いたんぽぽはどれも西洋種でした。ただ黄色いタンポポの中にカンサイタンポポというのがあって、それがここに咲いているという可能性はあるわけです。
だとしたらすごい発見じゃない?(わたし的には)
正確にはDNAを調べてみないと分からないんですって(西洋タンポポとの交雑種もあるらしい)また、種の大きさとか数とかも違うらしいです。
そこで後日、綿毛になったところを見てみようと行ってみたらー
土手の草はきれいに刈り取られて、タンポポは切れ端さえ見つかりませんでした。