今年も戦いが始まりました。
夏草が・・・
畑には背丈より伸びたヨモギ、オオアレチノギク、それに絡みつくクズ、ヒルガオなどのつる性植物。
そして庭にはイヌナスビ、マルバツユクサ。
センダンクサはどこにでも
戦いの時間は午前中ちょっとの時間と、夕方と、雨上がりの涼しいとき。 とても手が回りません。けど、草との格闘はいろいろな虫との出会いでもあります。
大きな木を切ってしまい日当たりのよくなった前庭に一斉に生えたのはイヌナスビです。大きくなると抜きにくいので雨上がりの土の柔らかいうちにそれっと引き抜きました。そのイヌナスビの葉に大発生していたのは

ニジュウヤホシテントウかしら
葉の裏には

きれいですねえ。多分ニジュウヤホシテントウの卵だと思って捨ててしまいましたがー ニジュウヤホシテントウムシはナス科の作物を食べる害虫です。益虫のテントウムシだったらどうしましょう。


もうかなり前になりますが、荒れ地のまま放置していた畑にトウモロコシを植えました。

草原の中に必要な広さだけ草を刈って鍬で耕して(トラクターも耕運機もあるのに)、原始的な作業をしたのですが、荒れ地は虫天国でもありました。
ピョン、何か跳んだ。どこにいるかな?

これこれ

茶色のショウリョウバッタ。浄瑠璃寺のハスにとまっていてなんだかわからなかった虫です。himesijimiさんに教えていただいて、茶色のショウリョウバッタだとわかりました。(himesijimiさん、その節はありがとうございました)こうして草むらで見ると確かにね。でもわたし、いままであまり見たことなかったのです。
あまり見たことのない虫というより初めて見たバッタ

黒いバッタ・・・数年に1回ぐらい新聞に載るんですよ。黒いトノサマバッタの記事が。これはとても珍しいらしいのです。でも、これ、トノサマバッタなの? 手を休めて撮影し、再び電源を入れて草刈り機を動かしたら、あれあれ、あちこちで黒いバッタが跳んでいるではありませんか。こんなにたくさんいるのは珍しい種類じゃなくてコオロギか?コオロギにしては、私の思っている羽の印象が違います。ちょっとだけ調べてみたけどーイナゴの幼生ですかねえ。目のあたりが涙を流したようにも見えるので。こんな時顔をアップにして撮ってないのが悔やまれます。とにかくたくさんいたのです。
追記 コメントでhimesijimiさんに教えていただきました。どうやらヒメギスのようです。背中の薄い茶色と黒っぽい体、特徴がよく似ています。
そして、庭のカシの木の邪魔になる枝を切っていたら

私は大急ぎで娘に電話しました。
なにごとかと大急ぎでやってきた娘はこれを見るなり
わあ!!!
テンション急上昇
美しい黄緑 ヤママユガの繭です。それが7個も

今度こそ成虫を見てみたい。飼うことにしました。
さらに、
これ、卵じゃない?


筋みたいなのが残っているのは孵化したあとかもしれません。これも観察の余地あり。
さらにさらに、枝に絡みついたのブドウのつるを引きずりおろしたら・・・・(幼虫写真です)
またまた美しい輝くようなみどり


ブドウスズメ! 初めて見た! これも飼ってみよ。
さあ、それからは
枝を入れる器やら、枝ごと入るかご(枝が大きすぎてコ。ンテナにしか入れられない)やら、コンテナにかぶせる蓋(育苗用のトレイ)やらを用意していたら12時半を回っていました。
さあ、それからは
枝を入れる器やら、枝ごと入るかご(枝が大きすぎてコ。ンテナにしか入れられない)やら、コンテナにかぶせる蓋(育苗用のトレイ)やらを用意していたら12時半を回っていました。
ああ、仕事にならん。と、わたし。
布団干しかけじゃった。と娘。
それより子どもに昼ご飯をーでしょう。