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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

伊予柑取り

2024-01-20 09:13:00 | 生き物
 ようやく伊予柑の収穫が終わりました。たくさんあった木も次々と弱って枯れていって、元気だった木も処分したりして、今は数本、まともに実がなったのはたった一本です。
 夫はとっくに責任放棄。わたしがゴミ捨てのついでにコツコツと採りました。毎日1時間ほど。本当はもっと早くに採らなければいけなかったんです。霜に当てると良くないとか。
 でも、霜に当たってしまいました。





 採るのはいいのですが、運ぶのが重労働なので、やり過ぎると腰痛が悪化します。なので日にちがかかっても、1時間ずつね。自家消費用ですから少々の霜は気にしない。


 この木は実がなっているのに枯れちゃったみたいです。頑張って、ここまで実を大きくしたのに



 その原因は



 おそらくカミキリムシ


 今年収穫できた木も、もう長くないかもしれません。ほら。



 残った木は、害虫に集中攻撃されるんでしょうね。
 秋にはカマキリが頑張っていてくれたことがわかります。が冬も元気な害虫は?
どうしましょう?

 カマキリの卵嚢はいくつもありました。初めて見る細長い








 調べてみると、朝鮮カマキリの卵がこんな風らしいのですが、断定はできません


 オオカマキリの卵
2個も落としてしまいました。持って帰って割り箸にくっつけてみたんですけどどうでしよう。あー、つける場所間違っているかも。


 カマキリの赤ちゃんはとても役に立つそうなのです。小さいなりに害虫を食べてくれるからです。うまくカマキリが生まれたら、アブラムシなどのいるところに放すつもりです。無事に生まれるますように。
 

 それから、枝をかき分けて採っていたら面白いものを発見。

 モズの早贄




 そして、枯れ草と細いテープで編んだ何かの鳥の巣







 この辺にはよくホオジロが飛び交っていましたから、もしかしたらそれの巣かな?
剪定もせず、枝の混み合った木はちようど良い隠れ場所だったのでしょう。

 たった1本の伊予柑の木で、本当にたくさんの生き物の営みがあったのだと実感します。

 1番元気なこの木だけでも何とか世話をし続けたいと思っているのですが、どうかしら?
 元気な木の1番勢いのいい枝に

 
 イセリアカイガラムシ!💢

 背に腹は替えられません。一応、農薬は買ってきました。

 こうして、コンテナ7杯の予感を収穫してきましたが、やはり手入れをしていない木の実は酸っぱいです。3月頃になったら美味しくなるかしら?美味しくなれば人様にも差し上げられますが、このままだとどうかなぁ。とりあえずジュースやマーマレードにしてみるつもりです。去年より美味しいマーマレードを目指してね。

 いやいや、実験のしがいがあるというものです。

 

コメント (4)
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