あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

龍のいる神社 2025

2025-01-13 23:24:56 | 神社 仏閣
 この前のお宮の記事は なんだか寂しいお話になってしまいましたので、今回は、神社を中心に地域を盛り立てていこうととしている集落の、注目の神社のお話です。
 
 はじめの4枚の画像は昨年暮れのものです。
 
 美しい棚田が保たれ、美味しいお米の取れる河の内地区。



 そこにわたしのブログにもたびたび登場する総河内神社があります。
 


 ここは龍の谷と呼ばれることを去年知りました。確かに、龍に見える…
 


 看板によると、この近くに雨滝というところがあって、松山藩の雨乞い参詣のルート(東温市浮島神社→雨滝→浮島神社)だったとか。雨滝にあったお宮は現在ここに合祀されているそうです。雨滝についてはこちら



 賽銭箱に針金細工の蛇が取り付けられていました。この地区にはワイヤーアートの工房があります。

 
 上には木彫りの蛇。
 
 
 木彫り作家さんもいるようです。
 そして奉納された米。全国的にも知られているおいしいお米を作っている農家さんもいます。

 
 テレビの報道によりますと、わらの龍は、米作りが100年続きますようにとの願いを込めて昨年奉納されたそうです。そして龍の谷にちなんで、巳年の今年も新たに龍が作られました。その取り組みが評判を呼んで、ニュース番組で特集が組まれたりしました。それを見てわたしも龍の作る過程を知ることができたのですが、地域の小学生からお年寄りまで集落の人総がかりで作っていました。地域の深いつながりがわかる光景でした。
 
 これは去年作られた龍。位置は去年と反対でした。唐岬の滝竜と名がつけられていました。すこし優し気な顔で、雌龍だそうです。



 
 こちらが今年奉納された龍。 白猪の滝竜と名がついていました。少し荒々しく見えるのは、これが雄龍だからです。牙はシカの角でできていました。

 横顔



 俵を背負っています。この中にみんなの願い事を書いた紙が埋められているそうです。実は縁あってわたしも入れていただきました。
 


 
 おみくじの無人販売もあって、たくさんの人がおみくじを引いた証拠がありました。
 
 
 と、ここではお正月の行事がしっかりと行われたようです。
 
 駐車場の横に、隣の金毘羅寺へ続く道があります。

 
 伊予13仏の札所になっています。

 
 ここへもお参りをしました。神社とお寺をつなぐ道から下を見ると、びっしりと置かれたプランダーが見えました。これはまた地域のあちこちを飾るのだと思います。



 早くもチューリップが咲き始めていました。

 
 山の中の限界集落を何とか盛り立てようとする地域の人々の熱意が花開きますように。
 






 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (みーばあ)
2025-01-14 13:54:15
地域の方達の熱意が伝わりますね
立派な龍ですね
藁で出来てるのに凄いです動き出しそうです
大勢の方の願い事を背負って今年一年見守ってくれるんですね
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みーばあさんへ (あた子)
2025-01-14 23:24:29
テレビで見たところでは、細工のいろいろな技法(俵、蓑、むしろ、縄、しめ飾りなど)を駆使して作っているようでした。これらの伝統的な物作りが継承されているからこういうものができるんだなあと改めて思いました。地域の老人の知恵と若い力とが結び合ってこういうことができるんですよねー
移住者も多い地域です。
でも、うちも含めて、田舎では高齢化が進む一方なんですよ。
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あたこさんへ💛 (れんげ)
2025-01-15 12:34:38
今日は、暖かい日になりました。
毛布など洗濯して布団も干しました。
暫く静かに過ごします。
入院しても、あた子さんのブログにはお邪魔すると思います♪楽しい記事を楽しみにしています(#^.^#)
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れんげさんへ (あた子)
2025-01-16 09:58:19
いよいよなんですね。
お見舞い代わりにブログで外の空気をお届けします。がんばって。
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