あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

高知城の夜祭り2

2024-01-15 10:11:00 | お出かけ
 記事を書くにあたって高知城について少し調べてみました。(今頃?💦)一部間違いを訂正しました
 
 山内一豊公によって創建された平山城。大高坂山と呼ばれる標高45メートルそこそこの丘の上に立つ。
 現存12天守の一つ。本丸御殿と天守閣が当時のまま残る日本で唯一の城。天守閣は望楼式と言って、屋根の上に天守を乗せた古い様式の物。本丸御殿は客をもてなすための建物で、藩主は二の丸御殿に住んでいた。ふんふん、どこの城でも同じなのかな。

 そして追手門の向こうに天守が見えるんですって。


 
 残念!写っていませんでした。

 と、このようなことを事前に知っていれば天守の中ももっと丁寧に見て回ったのに。

 天守閣にたどり着くまでやけに広いなと思ったのですけどー



 入り口?に置いてあった山内一豊と妻千代
 多分布のきめ込みだと思います。


 靴を下駄箱に入れーここでちょっとしたハプニング。昔のカラクリ箱のような鍵がついていて、上から押すと開きます。靴を入れ、鍵をかけようとしましたが 押しても引いてもかからない。鍵を抜き取ることもできない? しばらくガチャガチャした後、ふと横を触ったら出っ張りがあってそれを押すと鍵がぴょんと上に飛び出しました。
 去年の夏京都駅で、スマホでなければ開けられないコインロッカーに戸惑いましたが、まさか、アナログにも取り残されそうになるとは😓

 本丸御殿を通り抜けて天守閣に行くとわかっていれば、座敷があったり畳敷きの雪隠(トイレ)があったり素晴らしい彫の欄間を展示してあったりといった、松山城とは違った趣の内部をもっと詳しく見たと思うのですが、私たち、上へ上へと急ぐあまり、ろくに見ていませんでした。
 ちなみに、夜公開されるのは土曜日と日曜日だけだったそうです。
 いくつか部屋を抜けて、四角い作りの部屋へ。
 どこのお城にもあるような、城下町の模型とかお城の模型とかを見て、



 急な階段をえっちらおっちら登って、ようやく最上階です。この急な階段も、だいたいどこでも同じかと思います。2.3歳くらいの男の子が四つん這いで果敢によじ登っていて可愛かったです。ケイタも頑張って登りました。
 下の景色。横縞の光が、登ってきた石段かな?


 魔界のように見えた石垣の向こうに、何やらカラフルな林。あそこはまだ行ってない所ね。
 それにしても、あの日の丸はなんだろう?


 右下に賑やかそうな所。
 上の方は漆黒の闇。太平洋でしようか?


 瀬戸内海だと、こんなふうになーんにもない海は見えません。必ず島が見える。


 帰りの階段は怖かったです。ケイタは梯子を下りるように、後ろ向きになって四つん這いでおりました。 
 再び外に出て並木道を歩きました。パンフレットによると、銀杏並木を仁淀ブルーをイメージしてライトアップしているそうです。


 蛍も飛んでいました。


 そこを抜けると一転、カラフルな木々が見えてきました。


 裸木が堂々と浮かび上がって、


 能舞台の背景に描かれているような松が、見事で、木々にも歴史を感じました。

 そして
 よさこい鳴子踊りで使われる鳴子のトンネルを潜って


 再び天守の見える場所に。


 人だかりがしているのは、城の前で鳴子踊りを踊っているから。

 しかも、ダンサーの顔が、自分の顔なんです。




 近くのブースで写真を撮ると、ダンサーになれると言うしかけです。
 出口に近づいた頃、母娘らしい二人連れに声をかけられました。
「その提灯、どこにあるんですか?」
そこで、その場で提灯を渡して下に下りました。あの提灯、人の手から手へ次々とリレーされていくんですね。なんだか温かい気持ちになりました。
 実際、高知は暖かかった。だからゆっくりしすぎたのかもしれません。
 入り口でもらった抽選券を手に人についていくと、ナイトバザールの、会場にきました。長い行列に並んだ末に引いたのはハズレ。袋菓子の個包装の一つをくれました。ええと、たとえばコアラのマーチ一個とか。ヨウコはゴツクン馬路村という柚子ドリンクを引き当てましたが。
 ここで何か食べるものを買おうと思ったのですが、酒のつまみになるようなものばかり。ちょうどクラフトビアフェスが開かれていて、たくさんのクラフトビールが売られていました。子供連れでなかったらゆっくり見て回ったのですが、まず探したのはリンゴ飴!そして最後に見つけたのがこれ。
 何かわかりますか?
 




 わたあめなんです。これを作るところはとても興味深かったのですが、なんせ時間がかかって、長いこと待ちました。
 
 というわけで、食べるものを
 探してひろめ市場に着いたのは8時半前。




 しかし、中に入っても、お酒を飲む人たちで超満員。ラーメンやうどんは売り切れて、食べるものがありません。
ぐるっと回っただけで出てきました。
 駐車場は10時には閉まります。9時過ぎればオーダーストップの店も出てきます。ぐずぐずしてはいられません。結局、南国インターまで国道を走り、道沿いのステーキハウスに入ることができました。みんなお腹ぺこぺこて、結構な量を完食。

 教訓
 夜の街に子どもの入れるお食事どころはないと心得よ。
 
 帰りは睡魔に勝てずうとうとしていました。家に着いたら御前様でした。ずっと運転してくれたヨウコパパ、ありがとう。おかげで楽しい0泊2日のお出かけでした。


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6 コメント

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Unknown (空と花)
2024-01-15 11:25:04
丁寧なレポート、楽しませていただきました。天守閣まで何度か登ったことありますが、あのさいごの急な階段はしんどかったです。
ひろめ市場でお食事できず、残念でしたね。
酒飲みで、ごった返していたでしょうね。
最後に、ステーキハウスで、お食事できたのは幸いでした。
お疲れ様でした。退職して暫くして、耳管開放症になって、PCで調べて、北条市の耳鼻科へ通ったことがありました。高速で松山まで行って、まだまだ行って、遠かったけど、何度か通って、よくなりましたよ。
高知、松山の高速で、思い出しました。
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Unknown (hanano55rengesou)
2024-01-15 15:55:20
あたこさん💛
高知城の案内、ありがとう!
いろいろな趣向が凝ってますね。
本当に楽しんだ感が伝わってきました。私も、初めて見たお花の綿あめ!
楽しい解説付きで、状況や風景がとても良くわかります。楽しい旅をなさってきましたね。楽しさを2倍にする力もあたこさんはおもちです!また、旅のお話の記事書いてくださいね。\(^o^)/
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Unknown (あたこ)
2024-01-16 00:10:25
空や花さん
天守閣はどこも似たようなものだと思います。きついですよね。だけど本丸御殿は高知城の特徴なのにろくに見てなくて、ざっとしたレポートで申し訳ないです。
近くで幼児も食事できるところを見つけられず焦りました。ちゃんと調べていくべきでしたね。国道筋ならファミレスがあるかと思いました。ステーキハウスがあってよかったです。
高知から北条まで通われたんですか?遠かったでしょう。高速でも3時間はかかりましたでしょうに。よく通われましたね。何やら聞き慣れない病気のようですが、治ってよかったですね。
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Unknown (あたこ)
2024-01-16 00:15:45
れんげさん
楽しんでくださってありがとうございます。プロジェクションマッピングだけではない催しがあってワクワクの夜でした。
花のわたあめ、すごいでしょう?色によって味が違うので、一人ひとりの希望を聞いてから作るんです。普通のわたあめの5倍くらい時間がかかったのではないかしら。晩ご飯が遅くなるので、わたしはジリジリしてましたけどね。😄
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Unknown (ぴあ野)
2024-01-16 15:10:42
あたこさん、お疲れ様でした。

高知と言えば「よさこい」・・・
ましてや今はどこのお城でもイベントがたくさんありますもののね、
お正月の賑わいに花を添えますね。

新鮮だったのは
天守閣からの眺めで「漆黒の闇。太平洋でしようか?」のくだり。
瀬戸内海と太平洋、そんなに違うんですね・・・
私のよく見る相模湾、東京湾は千葉なり、伊豆半島なりが視界に入って・・・その先が太平洋。
高知の太平洋と瀬戸内の海を見慣れたあたこさんとの違いを面白く感じました。

また山内一豊といえば、わたしには、その前の静岡・掛川城のイメージ。
やっぱり自分に近しいからなんですよね♫
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Unknown (あたこ)
2024-01-16 20:18:43
びあ野さん
色々工夫を凝らしてますよね。高知は暖かいですから、夜のイベントも楽でした。
全く色のない空間が面白かったのです。昼間の写真を確認したら手前の方に島らしきものはありました。うちの方では、海には必ず島が入りますから、島の灯りなども写ります。
山へ行くと高知方面は、海と空の境がわからないように見えるんですよ。太平洋は雄大です。
山内一豊。功名が辻ですね。高知県て、ドラマになった人が多いですね。
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